HOME > 出版物 > その他制作物 > 「テキスト版 森林・木材と放射性物質 福島の森林・林業再生に向けて 2014年」

出版物

テキスト版 森林・木材と放射性物質 福島の森林・林業再生に向けて 2014年

その他制作物

テキスト版 森林・木材と放射性物質 福島の森林・林業再生に向けて 2014年

福島県内での森林の放射性物質の現状、森林・林業の再生への取り組みをまとめました。

著者 発行:林野庁 編集:全林協
定価 ---
ISBN ---
体裁 ---

価格はすべて税込みです。
税率の引き上げに応じて変更されます。

 東京電力福島第一原子力発電所事故発生後、放射性物質の影響を受けた森林においては、国・県をはじめ様々な研究機関等による森林の放射性物質の動態把握や除染技術の開発、林業再生に向けた取り組みが進められています。これら取り組みの結果、森林に拡散した放射性セシウムは、時間の経過とともに、物理学的減衰に加え、樹木の枝葉や幹などの地上部分から土壌へ移動しつつあること、樹木内部の辺材・心材については現在のところ放射性セシウムの濃度が高くなっていないことなどが明らかになっています。
 引き続き国や県、独立行政法人森林総合研究所などによって、森林の放射性物質の影響について様々な調査、研究が進められていますが、本書は、これまでの取り組みで得られた成果をもとに、森林や、森林からの生産物である木材、きのこなどへの放射性物質の影響、福島県の森林・林業の再生に向けた取り組みについて総合的にとりまとめたものです。(本書「はじめに」より)


(平成27年1月発行)
問い合わせ先:林野庁研究指導課 電話03-3502-8111(代)
 

中のページを見てみる

※ 下記のサムネイル画像をクリックすると、ページが拡大して表示されます。

主要目次


1章 福島県の森林・林業
 森林資源の現況
 林業・木材産業のあらまし
 森林所有者、林業従事者の姿 
 大震災と原発事故による森林・林業への影響
2章 放射能の基礎知識
 放射能・放射線・放射性物質
 放射線や放射線の単位
 放射線計測の種類・方法
 放射能の人体への影響
 放射線の半減期
 内部被ばくと外部被ばく
 天然の放射性物質による被ばく
3章 森林の放射能
 福島県の森林広域調査①空間線量率の分布状況
 福島県の森林広域調査②空間線量率の減衰
 福島県の森林広域調査③空間線量率の分布予測
 森林内の放射性物質の分布①空間線量率の変化
 森林内の放射性物質の分布②スギ林内の部位別の放射性物質濃度
 森林内の放射性物質の分布③樹種別の放射性物質濃度
 森林内の放射性物質の分布④森林全体の放射性物質蓄積量と分布の変化
 森林内の放射性物質の分布(まとめ)
 森林の放射性物質の動態変化
 森林の渓流水中の放射性物質
 スギ花粉中の放射性物質
 林床のササの放射性物質濃度
 野生きのこの放射性物質濃度
 森林動物の放射性物質濃度
4章 木材の放射能
 木材(辺材・心材)中の放射性物質
 木材製品への放射性物質の影響
5章 森林・林業再生に向けて
 落葉等除去や伐採による線量低減効果
 森林整備による空間線量率低減効果
 皆伐による放射性セシウム等の移動
 間伐等による放射性セシウム等の移動
 林床の被覆による放射線の遮蔽効果
 吸着剤を活用した濁水防止工による
 放射性物質拡散抑制効果
 放射性物質を含む丸太の土場への影響
 作業者の被ばく低減と作業の効率化1─高性能林業機械の活用
 作業者の被ばく低減と作業の効率化2─皆伐作業システムの選択
 バキューム装置による地表の放射性物質含有量の低減効果
 ぼう芽更新新木に含まれる放射性物質の把握
 安全なきのこ生産に向けて
  -放射性物質低減のための原木きのこ栽培管理に関するガイドライン
 栽培きのこの放射性物質低減技術
 山菜・野生きのこ・栽培きのこの出荷制限区域
 森林での作業と放射線量の基準─放射線障害防止対策のガイドライン
 薪・木炭・木質ペレットの放射性セシウム濃度
 森林の除染の進め方
 森林・林業の再生に向けて─ふくしま森林再生事業
 森林・林業の再生に向けて─避難指示解除準備区域等における実証事業