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スウェーデン 森と暮らす 木と森にかこまれた豊かな日々

単行本森と親しむ本・森の魅力を伝える本

スウェーデン 森と暮らす 木と森にかこまれた豊かな日々

スウェーデンの人々は、木と森とこんなふうにつきあっている。

著者 浜田久美子 著 上條滝子 絵
定価 1,728円 (本体1,600円)
ISBN ISBN4-88138-132-6
体裁 四六判 252頁

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環境型の林業先進国スウェーデン。北部の村を著者 浜田久美子氏が訪れ、出会った人々と森や林業のようすを描いたノンフィクションです。農家民宿を営む夫婦オーサとラッ セを主人公に、まわりの森、湖、ブルーベリーやきのこ、環境に配慮した新しい林業、エコツーリズムなどが描かれます。ゆったり、素敵に暮らす人々の姿か ら、自然とかかわりながら生きる豊かさが見えてきます。
 日本とほぼ同じ国土面積・森林面積のスウェーデンの人口は900万人足らず。都市を出ると全国どこも“過疎の村”です。そんな村の森や自然とのつきあい方を、上條さんのイラストとともに紹介しました。

木と森とつきあう暮らし、はじめませんか
 この本は、スウェーデンの森と人をたずねに出かけた顛末記です。スウェーデンについて知っていけばいくほど、日本の山と人との関係についてあらためて見つめなおす作業になりました。
 この本をきっかけに、「どう、自分でもやってみようか」と、新たにご自分の暮らしを木と山に近づけてみる気になってくださる方がいたら、こんなうれしいことはありません。(著者まえがきより)

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著者プロフィール

浜田久美子 著 上條滝子 絵

浜田久美子(はまだ・くみこ)
早稲田大学第一文学部心理学科卒業後精神科カウンセラー勤務。横浜国立大学大学院でさらに勉強を進めるうちに転機となる木と森と出会う。メンタルな部分から木と森に近づき、山仕事という身体的関わりに行きつく。以後森と木をテーマにしたライターとなる。人と森、両方の再生に資するもの、として山仕事を見ている。素人が山仕事を学ぶ講座“愉快な山仕事”を主宰する。日々の森や木とのつきあいを模索する中、東京と長野との二住生活を始めた。木をふんだんに使い参加しながら作った家に住み、チェーンソー持参で近くの森を手入し、ストーブ用の薪割りを楽しむなど、森とつながるくらしを実践している。前作に『森がくれる心とからだ』(全国林業改良普及協会)がある。

主要目次

プロローグ 暮らしを森に近づけるために

スウェーデンの人々は、森とどうつきあっているの/森とのつながりが薄れてしまった現代日本/どうして関心がないの?/暮らしに森や木をとりこむ/あらためて日本の森林を見直す作業に

第一章 森の国へ  

「森の取材にきたんです」/人々は森とどうつきあっているんだろう?/オンナの一人暮らしで薪を使う生活/「なんとかなるって」

第二章 サイレンス オブ フォレスト

「森の静けさをお楽しみください!」/森は教会のようなもの/「じゃあちょっと森に行こうか」という国民/自然享受権/イグスーンの森の景色

第三章 スウェーデンの今

森に囲まれたラルスボ・ガード/過疎村に移住して農家民宿を始めたオーサとラッセ/若い人たちは林業や工場で働きたがらないのよ/B&B、カフェ、農場を経営し、里子をあずかる

第四章 きのことベリーと湖と

安らかな静けさ/ブルーベリーのじゅうたん/なぜ森に行かないの?/森のことを知らないから…/童話の世界のようなきのこの森で/林業をやっている美しい森

第五章 馬は仲間

持続可能へと自己変革したスウェーデン林業/マザーツリーとフクロウの巣/二四時間稼働の巨大産業――林業/馬と働くのが楽しい/昔の林業を語るドキュメンタリービデオ

第六章 ラッセの山仕事 

ラッセの朝の沐浴/本で学んだチェーンソーの技/日本とは森の状態が違う/埋もれた“宝石”をこつこつと掘り出す/どうしてあまり忙しそうに見えないの?

第七章 木の柵ワークショップ

風景を彩る手づくりの柵/木の皮むき体験/スプルースの若木をロープ代わりに/仕事を失うつらさ

第八章 南へ                                                                        

南の森と暮らし/グンネル&オーブ夫妻の民宿へ/ソドラの森林簿/日本にも森林簿はあるけれど…/今後一〇年間にやる森林作業がリストアップ

第九章 信頼のサイクル

林業現場で働くロジャー/銀行や株に金をあずけるよりも木を植えよう/「俺はチェーンソーマン」/ドイツとロシアで働いた体験/働く現場を探したが…/「これがうちで一番いい森なんだ」

第十章 森のエネルギー 

キッチン、リビングに薪ストーブ/チップボイラーのヒーティング/ペレットご存じですか?/日本もスウェーデンもスタートはいっしょだったが…/成功したスウェーデンのバイオマス普及作戦

第十一章  エコ・ツーリズム その1

「ぼくは今失業中だよ」/グリーン・キーとナチュラル・ツーリズム認証制度/グリーン・ツーリズムとエコ・ツーリズムの違い/ゴリラを売るよりゴリラを解説して収入を得る発想/地元重視の姿勢

第十二章 エコ・ツーリズム その2

熊ウォッチング/この地を離れずにすむ方策/地元高校生も伝統ログハウス・コテージづくりに参加/「お金を稼ぎたいと思う人は少ないのよ」/イギリスやドイツの自然愛好者を呼び込む/こここそ、自分の根を深くおろす場所

第十三章 居心地のよい場所

クリスマスの飾りつけみたい/「わあ、朝からろうそく!」/長い冬を快適にすごすための「あたたかみ」/エコ・ツーリズムの考え方と同じ

第十四章 紙となる木々

延長三〇〇キロメートルの木材/従業員のための料理教室/どちらのが紙にはいいんですか?/リグニンの使い途/健康面で効果。自分で料理できる習慣を

第十五章 オーサ

まったくオーサはユニークだ!/教える場面もレシピもない料理教室/「自分はできるんだ」を教える/楽しんでやれること/ストックホルムの森の幼稚園/子どもたちの創造力がフル回転/自然体験がない親たち/天性の教育者

エピローグ

索引

 

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