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現代林業 2009年1月号

雑誌月刊 「現代林業」

現代林業 2009年1月号

ビジョンを提案しよう―「利用の時代」創造への意識改革を

著者 全国林業改良普及協会
定価 5,700(年間購読料/送料込み)円
ISBN ---
体裁 A5判 80頁

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主要目次

特集 ビジョンを提案しよう―「利用の時代」創造への意識改革を

●「利用の時代」に向けた意識の準備を
●フォレスターモデルで描く普及・支援活動のいろいろ 
 (社)全国林業改良普及協会 森林・林業教育センター所長 白石善也

いま、林業は大きな変わり目に来ていると思います。一言で言うと、「育てる林業」から「利用する林業、経営する林業」へ変わりつつあるのだと思います。
 世界的に見ても大きな造林実績である1000万haの人工林が収穫可能な時期に来ています。木が太ってきました。利用する林業像の例を挙げるなら、間伐した市場価値を持つ材を運び出し、間伐後の森林はその生態系の生産力を損なわないように管理しながら、10年後、20年後と繰り返し間伐で収穫を継続する。そのことで山主さんや森林地域に収入がもたらされ、伐出、加工、流通などでさまざまな仕事が生まれ、地域の雇用が増え、にぎわいます。森林(ここでは生産を目的とする経済林を指します)はもはや手入れ・整備の対象ではなく、材という市場財を生み出す生産設備であり、長期的視点での在庫を保証する倉庫であり、将来の資産インフレにも備えた優良資産である、と。利用の時代の一例を挙げるなら、そんなイメージでしょう。

◆フォト・レポート ・・・・1

故郷の森林再生に向け現地研修会
島根県/森林未来経営塾

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・28

「いいもの」をつくる姿勢 使いたくなるものをつくろう

先進国型林業のマネジメント―その法則を探る1◆相川高信・・・40 

林業を持続させるための努力

「どうして、ドイツに生まれなかったのだろう」。2007年3月に南ドイツに視察に行った私は、林業が当たり前のように成立していることに、本当にショックを受けました。成熟し、広葉樹も針葉樹もバランスよく配置された森。自信たっぷりに現場を案内するフォレスター。活気にあふれる製材工場。地域材をふんだんに使った木造住宅・・・。日独のレベルの差を知れば知るほど、私はネガティブな気持ちに落ち込んでいきました。
世界的には、林学の専門教育を受けた人間の多くは、森林管理の現場で活躍するのが普通です。ところが、日本の場合はそうではありません。私は大学で森林生態学を専攻しましたが、卒業生には、公務員を除けば、実際の森林管理の現場で働いている人間は数えるほどしかいません。

林業生産技術ゼミナール 第1回◆酒井秀夫・・・32

新時代を拓く林業技術とは―人と技術のよりより関係を目指して―

日本の人工林資源が成熟化し、人工林の齢級のピークも10年後には10齢級を越えます。森林計画的には、齢級のピークを切り崩して更新しながら、長い時間をかけて齢級構成を平準化していくことが理想ですが、現在の資源構成を言い換えれば、要間伐若齢林分を半分かかえながら、一方で人工林の半数はいつ伐ってもおかしくない主伐可能の状態にあるということになります。しかし、資源は眠っている状態にあります。大多数の森林所有者は、近代的な搬出を経験したことがありません。守り育ててきた折角の森林資源を森林所有者、素材生産事業体、行政、それぞれの立場でどう森林と向き合って利用していったらよいのかが喫緊の課題となっています。 

森と水 第11回 ―森林管理の現場から―◆藏治光一郎・・・36

森林と水害

地方自治体発・森林環境税 第24回◆長野県・・・48

みんなで支える ふるさとの森林づくり
~長野県森林づくり県民税の取組~

林研グループが応援します!◆徳島県/木屋平林業推進会・・・52

境界線を確認して事業体へバトンを渡す

普及員実践日誌◆長崎県林業普及指導員 宇土和彰・・・54

提案型施業集約化に向けたコーディネートと森林組合の指導
~県産材生産団地での取り組みについて~

法律相談室●北尾哲郎・・・・・・68
提案型集約化施業のカンどころ◆坪野克彦・・・・64

トップの理解と組織を挙げての取り組みが不可欠

昨年から、森林施業プランナー育成研修を、日吉町森林組合と、全国12ブロックで開催しており、私はその全国講師として6地区を担当しています。そこで、全国の森林組合の職員や林業関係者等と寝起きを共にしながら、提案型集約化施業の取り組みや林業再生等についていろいろと議論を重ねています。そこでは、提案型集約化施業に関するものだけでなく、日常業務に付随して実にさまざまな問題や悩みが彼らから出てきます。 

山村クラフトへのいざない●実のなる樹 箸と箸置 時松辰夫・・・9
林業研究グループ●育林技術交流集会
循環と世代をつなぐ森林づくりを考える(愛媛県)・・・44
●わがまち木造自慢・・・59

芦北町立佐敷小学校(熊本県芦北町)

●新・地域リーダー列伝 岐阜県 大野公之・・・60

晴れて良し、曇りて良し 30年、50年継続できる山林づくり

●BOOK・・・66
●読者のお悩み相談/藤森隆郎・・・72

自らの技術向上のためにどのように精進すべきか。

ひろば・・・・74
2007総目次・・・・76
●表紙の人 吉田愛美さん・・・80

NPO法人 ひむか維森の会(宮崎県)

表紙●岩渕光則 フォト●野田真幹 
 

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