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2021年03月24日令和2年度全国がんばる林業高校生表彰の結果

林野庁長官賞は安城農林高校の細井千加さん 
 全国林業研究グループ連絡協議会では、全国の森林・林業に関する科目を開設している高等学校(以下、林業高校)の生徒を対象に、森林・林業に関する知識や資格の取得をはじめとする様々な活動実績を総合評価し、他の生徒の模範となる生徒に林野庁長官賞を授与する「令和2年度全国がんばる林業高校生表彰(後援/林野庁、協賛/全林協)」を実施しました。24道府県の31校から35人の推薦があり、審査の結果、3年間の意欲的な取り組みが高く評価された、愛知県立安城農林高等学校3年の細井千加さんに決定しました。

 細井さんは、市民参加型の森林調査「森の健康診断」に1年生の時から参加したり、間伐を行う市民団体にも加わったりするなど、校内外で林業に関する活動に取り組んできたことが評価されました。

 去る2月19日、同校において、林野庁森林整備部研究指導課 森林・林業技術者育成対策官等ご出席の下、表彰状授与式を執り行いました。 

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写真左より鵜飼校長、細井さん、中村対策官、脇田学年主任

がんばっています。林業高校生!!
今回の表彰を通じて、数多くのがんばっている林業高校生がいることがわかりました。全林研としても、インターンシップ等を通じ、次世代の森林・林業を担う林業高校生のサポートを引き続き行っていきたいと考えています。 

推薦された林業高校生の活動例
【研究・活動実績など】
カラマツ人工林の造成法をテーマに調査研究/高校生として世界初で取得したFSC認証のチームメンバーとして参加/地域の民有林整備ボランティア活動に参加/森林組合へのインターンシップ/薬草・アマドコロに着目し林床栽培実験へ取り組む/バイオマスの有効利用へ取り組む/日本伐木チャンピオンシップin 鳥取大会に唯一の高校生として出場/竹チップの除草効果等の調査研究/地域のスギを活用したログ加工に取り組む/町役場と連携した野生鳥獣被害対策の実践 など
資格の取得やチャレンジ】
林業就業支援講習(伐木等の業務従事者特別教育、刈払機作業安全衛生教育、普通救命講習Ⅰ)/チェーンソー作業従事者特別教育/小型車両系建設機械特別教育/フォークリフト運転技能講習/刈払機取扱作業者特別教育/小型移動式クレーン運転技能講習/伐木等(大径木等)特別教育/玉掛技能講習/高性能林業機械講習/測量士補/車両系建設機械(整地等)運転技能講習/伐木作業者安全衛生特別講習 など 

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