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山村型起業解説

生の素材が雄弁に物語る見学ツアー生の素材が雄弁に物語る見学ツアー

7.広報・PRの手法

 ここでいう広報・PRは、6.マーケティング手法での販促プロモーションより広い意味での情報公開を指しています。

どんな情報を発信するのか

 まず、どんな情報を発信するのかについては、次のとおり。
 第一は、自社商品に関する背景情報です。ものづくりの特色、原材料の特色、つくり手情報、商品のユーティリティ情報(活用のコツ、生活空間でのデザインなど)、関連商品情報(嗜好的・マニア的情報を含む)などです。
 また、商品がサービスの場合は、サービス提供の背景情報(例:森林インストラクター関連情報、森林療法・森林セラピー情報など)です。

 発信すべき情報の第二は、地域情報です。
 本サイトで提案する山村ビジネス型の起業とは、地域の文化と切り離して考えることは出来ません。また、切り離してビジネスを進めることは得策でもありません。森業・山業型起業ビジネスとは、ある意味では地域(山村)文化を良い意味で商品化するものである、ととらえてみてはいかがでしょう。
 従って、地域情報の発信は、非常に重要な課題であると考えます。
 具体的には、地域の自然環境、風土、歴史、地域の特色、地域づくりの経過など。消費者にとって、商品が誕生する場所が魅力的であればあるほど、その商品への関心も増すでしょう。そんな情報を、積極的に発信していくことが必要だと考えます。

情報発信の手法

 情報発信の手法を考える際に、一番重要なことは、一方通行の情報提供ではなく、双方向のやり取り(コミュニケーション型)の手法を重視することです。零細規模の山村型ビジネスの経営主体は、顔が見え、消費者の話に耳を傾けていく。そんな姿勢が求められるのではないでしょうか。
 情報発信の手法については、次の項目が検討課題となる。

  • 情報の整理・編集(表現)方法
  • マスコミの利用方法(プレスリリースの作成方法、発表方法、誘導方法等)
  • ミニコミの利用方法
    • ブログ、ホームページ
    • 関連メーリングリスト、掲示板への投稿
  • イベントの活用

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