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森のバイオマスで資源循環型のまちづくり!

バイオマスって何だ!? どうやって使うの? 毎日の日記から森のバイオマスを伝えます

2007年2月26日

ホーホケキョ!?

今朝はこの鳴き声で目覚めました。
早くも!?
寝ぼけていたのかもしれないので
明日、もう一度確認してみます。

最近は毎週末時間があると
ダンナと一緒に自宅の裏山の整備をしています。
わたしが下草刈り隊(一名です。)
ダンナがチェンソー隊(一名です。)
昨日はかずらの絡まった木や竹を倒すのに
本当に時間がかかりました。
二人で「昔のひとは草刈機もチェンソーも無く、
よくこんな作業やってたよね。」
と話していましたが
よく考えると
放牧していた牛がいなくなって
祖父が山にはいらなくなってからというもの
うちの山は荒れ放題です。
でもきっと昔の人はこんな荒れ放題の山に入って
たんではないですよね。
今は開拓時代くらい大変です。

一昨年、こんなうちに嫁いでくれたダンナと
一生懸命家の周りを整備して
もう一度ステキなさとやま風景にと頑張っています
今回は夢中で手入れをしたので
写真撮り忘れてました。
次回、写真添付します!
(とくおかまき)

2007年2月 7日

しょうばらバイオマスフォーラム開催します。

今日も小春日和の庄原は
ペレットストーブを一番小さく焚いてもまだ
あったかい感じです。
IMG_1017.jpg

このまま春に突入か・・・。

さてそんな中
地域でのバイオマス利用を推進するため、
3月3日(土)に「しょうばらバイオマスフォーラム」を開催します。
是非いらしてください!

■■■■■■ しょうばらバイオマスフォーラム ■■■■■■
       「バイオマスが私たちの暮らしと地域をつくる
               ~資源循環型の社会を目指して~」

○開催目的
広大な森林を有する本市においては、
豊富に賦存する木質バイオマスの利活用方策として
木質ペレットの普及を中心とする取組みが、
県内の他地域に先駆け展開されている。
今後は、この取組みを持続発展させ、里山再生、
エネルギーの地産地消による循環型社会の形成と林業振興、
新産業創出を目指した木質バイオマス利活用の地域システムを構築する必要がある。
木質バイオマスの利活用は、地球温暖化防止など環境問題と密接に関連し、
市民生活に深く結び付いており、また地域資源による循環型社会の形成、
市民共有の財産である里山環境を荒廃から守る観点からも、
木質バイオマス地域循環システム構築にはその利活用に関わる
すべての関係者をはじめとする市民の理解と協力が不可欠である。
そこで、木質バイオマスの利活用に対する市民の理解と
システム構築の気運を醸成することを目的に「しょうばらバイオマスフォーラム」を開催する。

○日時
     平成19年 3月 3日(土) 11:00~17:00
○場所
     庄原市ふれあいセンター(庄原市西本町4丁目5-26)
○主催
     庄原市、SARUプロジェクト会議、NPO法人森のバイオマス研究会
○後援(予定) 
     中国経済産業局・中国四国農政局・中国四国地方環境事務所
     広島県・県立広島大学・庄原商工会議所・しょうばら産学官連携機構

○基調講演Ⅰ(13:10~14:10)
 「バイオマス産業の現状と未来
~地域発展に役立つバイオマス、役立たないバイオマス~」
   講師:NPO法人バイオマス産業社会ネットワーク理事長 泊 みゆき 氏

○基調講演Ⅱ(14:10~15:10)
  「森に生かされたくらしと産業創造」
   講師:銘建工業㈱取締役総務部長並びに真庭バイオマスエネルギー㈱取締役事業部長 
    長田 正之 氏

○ひろしま森づくり県民税について(15:10~15:30)
     広島県農林水産部農林整備局
※平成19年度から導入される新しい県税の主旨と使い道を紹介。

○パネルディスカッション(15:50~17:00)

・テー マ:バイオマスが私たちの暮らしと地域を創る

・パネラー:泊 みゆき 氏(NPO法人バイオマス産業社会ネットワーク理事長)
      長田 正之 氏(銘建工業㈱取締役総務部長、真庭バイオマスエネルギー㈱取締役事業部長)
      保田 哲博 氏(NPO法人INE OASA〈いいね おおあさ〉理事長)
      森永 力 氏(県立広島大学教授、SARUプロジェクト会議議長)
      早田 保義 氏(明治大学教授、NPO法人森のバイオマス研究会理事長)
・コーディネーター:野原 健一 教授(県立広島大学地域連携センター長)                                                                               

■バイオマスフェア(11:00~17:00)
○バイオマス・環境関連パネル展(民・産・学・官の取組み)
○バイオマス・環境関連の先端技術展(関連企業の機器・パネル展示)
○日本&世界の薪&ペレットストーブ展(人気の薪&ペレットストーブの展示)
○木に親しもう!ペレットクラフト、木工子どもクラフト教室
○おいしいバイオマス (薪や炭を使ったピザや燻製などの展示販売)
○地産池消バザー(庄原のおいしい食材がたっぷり!)
■バイオマス交流会
日 時  3月3日(土)18:00~19:30
会 場  庄原グランドホテル サファイヤの間
定員 60名
参加費  男性4,000円 女性3000円

★お申し込みは特に必要ありませんが
できましたら事前にお申し込みをお願いいたします。

住所・氏名・所属・お電話番号・e-mail・交流会参加の可否
参加申し込みは下記事務局(NPO法人森のバイオマス研究会)
までお願いいたします。

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特定非営利活動法人 森のバイオマス研究会
事務局   徳岡 真紀
〒727-0011
広島県庄原市東本町2-3-1
TEL&FAX 0824-73-0721
e-mail:woodbiomass@khe.biglobe.ne.jp
HP:http://www7a.biglobe.ne.jp/~biomass/
blog:http://biomass.at.webry.info/
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(とくおかまき)


2007年2月 1日

ひろしまの森づくり県民税

こんにちは。
今日の庄原は雪。
この冬3度目です。
考えられないくらい少ない雪です。
これがどのように今年の農業に影響するのか心配です。

さて、昨日は森林療法の講演会に行ってきました。
以前こーりきーさんに資料を送っていただき
とても関心を持っていたので、非常にためになりました。
東京農大の上原先生がお話されました。
声もソフトで森林療法ってかんじでした(どんなかんじ!?)
研究会のメンバーも何名か参加しましたが
すっかりはまってしまい
信濃町に視察にいこうなどと話が弾んでいます。
こーりきーさん、そのときはどうぞよろしくお願いします!

そんななか、昨日締め切りの
ひろしまの森づくり県民税のパブリックコメントに
研究会から意見書を提出しました
内容をご紹介します。

ひろしまの森づくり県民税についての意見書
特定非営利活動法人森のバイオマス研究会
 理事長 早田保義

この度、広島県がひろしま森づくり県民税を設けるにあたり、
広島県民として森を守ることや環境問題に対する
県民の意識の高さを誇示するものとして、
大変誇りに思うものであります。当県民税につきまして、
以下の意見を申し上げます。

1.当県民税は広島県が県民から徴収するものであるから、
その使用並びに結果については、広島県に最終責任があることを
まず確認すべきであります。

2.森林は日々成長しその生態系を変えています。
一過性の事業であっては根本的な森林保全事業としては成り立ちません。
すなわち、継続的な活動となる必要があります。
単に、現有の森林組合や林業関連業者に税金を投じて
間伐や枝打ち等の推進や土砂災害防止などの「事業」を行っても、
広島県の森林・里山の保全整備活動には焼け石に水であり、
ほとんど持続性ある活動につながるとは考えられません。
森林・里山の保全整備活動が経済的に成り立つシステムを
構築することが根本的解決策となります。そのためには、
間伐材や林地残材から収益が生まれるような活用法と
そのシステムづくりにむけた取り組みに積極的に投入すべきであり、
また県民が「なぜ今森の整備なのか? なぜ森が大切なのか?」を
理解する必要があり、そのために県民が、森に入る、森を考える、
森と関わりあう、などの仕組みづくりが極めて重要となります。
さらに、森林・林業関係に携わる人材の育成と森林環境教育などの教育・
地域で森林整備活動をする組織づくりの支援など、
これらの分野に積極的かつ主体的に県民税を投入すべきであります。

3.間伐材や林地残材の収益が生まれるような活用法とそのシステムの構築として、
間伐利用対策が盛り込まれていますが、これらの大半は市町の行政区域をまたがって
推進していかなければ、実効性はきわめて薄いものとなります。
県産材の利用など供給サイドの川上と需要サイドの川下は
必ずしも行政区域内ではまとまりません。県内のさまざまな市町と
連携をする必要があります。
市町単位だけでの話にしては、机上の空論となり、
税金の無駄づかいとなってしまいます。
  そのために、広域的にコーディネートもしくは活動できる
団体や組織を育成する必要があります。ここは強く要望しますが、
市町単位ではなく県が窓口となる県民や市民団体等からの直接的な
提案事業の枠を設けるべきであります。

3.当県税で人工林を再生するということは、個人の山を県民の税金で
再生することになるので不公平感が発生する可能性があります。
従って、県民の税金を投入した山が、個人の目的に使用されないという
保証が必要となります。このあたりも明確にしていただきたい。

4.県が市町に一括交付する事業については、事業の効果は誰が判断するのでしょうか?市町が独自で判断して事業を行うことはいいことですが、
5年後に税金投与の効果を判断するときに県はどのような方法で
市町が行った事業に責任を負うのか、その評価システムを明らかにすべきであります。

以上です。
少しでも意見が反映されればよいのですが・・・。
皆さんの地域の森林税などの取り組みを教えてください!
(とくおかまき)