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森の時間でスロー起業

NPO法人 森の生活の代表ブログ。森にこだわったツーリズム、セラピー、etc…

2006年4月29日

Ageesの眞田さん

「気軽に現場へ。」
「現場から勉学へ。」


をコンセプトに活動している北海道大学の学生団体Agees(アギーズ)の眞田さんと昨日札幌でいろいろお話ししてきました。


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彼は、私の所属していた森林政策学講座の後輩にあたり、2月にお世話になった教授の退官記念パーティーで話しかけてきてくれて、そのとき話した「学生を山村へ連れ出そう!」という事業が具体化しつつあるんです。


千葉県の山村の出身で、故郷を元気にしたい!という熱い思いがビシビシ伝わってくるナイスガイ(死語?)。しかも気持ちだけではなく、行動力や戦略も伴っていて頼もしい限り。


こういう若い世代が次に控えていると思うとこっちもやりがいがあるってもんです(といいつつ自分も30代前半の若輩者ですが)。


具体化したらまたご報告しますのでお楽しみに!

2006年4月28日

北の森林(もり)と健康ネットワーク理事会

27-28と札幌出張してきました。下川から300㎞も南下するとさすがに暖かい!


主目的は、27日18:00~20:00の「北の森林(もり)と健康ネットワーク理事会」出席。しもかわ森林療法協議会の総会が前日にあり、2年目に向けて順調なスタートを切ったその勢い?を借りて、下川、名寄、旭川、札幌での森林療法企画を提案させていただきました。


今年度は、森林療法の前後で自律神経バランスの変化を測定することができる機器を購入することになったのと、ある助成事業が決まったのとで、一気に活動を加速させていく年になります。

2006年4月23日

総会終了、森の結婚式準備

昨夜の総会は無事終わりました。勘定科目やらナンヤラ会計がまだまだ勉強不足…まぁ試行錯誤で前に進むしかないですね。次は確定申告だぁ~。


総会終了後は、副代表がっぽさんの奥さん特製のご馳走をみんなで食べながら、ワイワイ森の結婚式の打合せ。いろんなアイデア次から次へと楽しい一夜でした。


今日は9時から挙式会場の体験の森へ。まだ雪残る森を下見ウォーク。快晴ですっごく気持ち良かった!桜のつぼみの膨らみに春を感じましたよ。「当日咲いてね~」とみんなでお祈り。


今は事務所に戻ってきてお昼ご飯待ち。森に行くといい感じでお腹が減って、ご飯美味しいんだよね。午後からは薪割りして今年の冬に使う分片付けちゃうぞー!


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↑森が良く似合う新郎新婦

2006年4月21日

総会場所変更

旧共立木材事務所の予定だったんですが、総会終了後に森の結婚式打合せ&交流会を森の生活事務所でやることになり、場所の移動に時間とエネルギーを使うのは MOTTAINAI ということで、総会も森の生活事務所にて開催することになりました。


事務所といっても副代表宅の一階を間借りしている状態ですが…(・_・。) 窓から見える庭が素敵で、スズメが雪の間からようやく顔をのぞかせた土をチュンチュンつついているのが見えます。お近くにお越しの際は、ぜひ遊びに来てください。


■NPO法人森の生活 事務所
  〒098-1205北海道上川郡下川町西町318番地
  電話:050-7555-9710 FAX:020-4663-3671

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↑副代表の通称「がっぽさん」。燃える50歳、パソコンと格闘中!

2006年4月18日

森の結婚式

5月20日にNPO法人森の生活の会員二人がめでたく森で結婚式を挙げることになりまして、そのプロデュースをやるぞ!とハリキッテいます。


なにせボクも森で結婚式を挙げてもらった張本人。板根が立派なミズナラの巨木の前で、いや、上で、永遠のナンチャラを誓ったのです。

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今回はカラマツ林に建設中のツリーハウスを舞台に、隣接する牧草地に一本だけ残された桜を眺めながらの挙式となる予定。これを機に森のウェディング部門も事業化できるかな!?

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2006年4月16日

白樺の樹液

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新年度一発目の企画「森の休日 〜春の白樺樹液編〜」無事終了しました。


白樺の樹液でいれたハーブティー、甘みがあってまろやかで美味しかったなぁ〜。季節の変わり目の春療法、次は「森の休日 〜森のハーブでデトックス編〜」です。

2006年4月12日

もうすぐ総会

来週の土曜日、4月22日、「森の生活」の総会です。アースデイに合わせました。19時からですが、日中もしくは翌日「森で何かしよう!」ということで企画中です。今のところ木登りが有力です。登山用のロープを使うやつ。楽しみ~!


総会の会場は、設立記念行事にも使った旧共立木材事務所。森林のまちの歴史を物語る建物で、共立トラストという市民団体が保存活動をしています。一昨年の夏に北海学園大学の学生達と外壁(木)のペンキ(自然塗料)塗りをしたっけなぁ~。


あ、そうそう、会員随時募集中なので、もしよろしければこちらから。日本全国、いや、世界中に会員の輪を広げたいと思っています…と言いつつ、ホームページはまだ日本語オンリーですが…。


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設立記念行事のときの一コマ「あったか鹿汁」

2006年4月 8日

「パーム油は環境にやさしい」と言わないで

NPO法人森の生活のウェブサイトにも記事掲載したんですが、ライオン「新トップ」のCMに関する要請書にNPO法人森の生活として賛同しました。


第一印象、ある側面からだけ見ると環境にやさしい、だけど別な側面に目を向けると環境にきびしい…そんな具体例として講演などで折に触れ取り上げてきたことだったので、意思表明するちょうど良い機会に恵まれました。


環境問題は複雑化するばかり…1つの側面からだけ見ると判断を誤ってしまいます。そこでボクはナチュラルステップの4つのシステム条件に照らし合わせて判断するようにしています。

日本再生のルール・ブック←この本、薄いのに内容濃い!イチオシ!しちゃいます


パーム油の場合は、1)と2)の条件はおおむね満たすけど3)と4)は満たさないので環境にやさしいとは言い切れません。だから環境にきびしい、と決めつける、1か0か、白か黒か、そういう二者択一の判断ではなく、グレーであることを認識して、できるだけ白に近づけよう、そういう心構えが大切なんだと思います。


では、パーム油を白に近づける、3)と4)の条件を満たすためにはどうしたらいいでしょうか?ヒントが林業の世界にあると思います。キーワードは森林認証。下川の場合はFSC。このことについては、また別の機会に。


森の生活の事業は常に4つのシステム条件を満たすようにデザインされ、満たすことができない場合でも、改善に向けた一歩を踏み出せるように努力しています。


例えば、林業体験のとき、化石燃料を消費するチェーンソーをできるだけ使わず、昔ながらの鋸を使い、やむを得ずチェーンソーを使う場合には、値段は張っても生分解性のチェーンオイルを使うなど、できる限りの努力をします。そしてそれは、人間の健康にとってもやさしい。


特に力を入れたいのは、前にもお伝えした「森のセレクトショップ事業」。代表格はFSCロゴマーク付きのもみの木精油…おっと、ついつい長くなってしまう…今日はこの辺で。

2006年4月 6日

チーズで山村起業しませんか?

今日は酪農家のcowbellさんが森の生活へ入会してくれるというのでCAFE美花夢でいろいろ会談。


酪農のイメージって…広大な牧草地で牛がのんびりと日がな一日青草を食(は)む…そんな感じじゃないでしょうか?現実は違う場合がほとんどなんですが、cowbellさんはそんなイメージに近づけようと放牧スタイルの酪農にこだわっているんです。


ボクは酪農のことは素人なんですが、「環境のことを考えると酪農は放牧だよなぁ」と前々から思っていたので、それを実践しているcowbellさんから非常に生々しく、かつ、マニアックなお話を聞けてテンション上がっちゃいました。


こうした酪農の実態をトレーサビリティするツアーも企画しますのでお楽しみに!


そのcowbellさんの牛乳を使ってチーズを作っていた「チーズ工房フロマジェリしもかわ」が諸事情で続けることが不可能になり、後継者を探しています。詳しくはこちらのページ(3/13名寄新聞)の上から3番目の記事をご覧ください。


チーズで山村起業しませんか?

2006年4月 4日

アロマ専門誌に記事掲載

3/27発行のアロマと自然療法の学際的専門誌『aromatopia』No.75に私の書いた記事が掲載されました。


この号の特集が「癒しと健康をもたらす森林の力」。大変ありがたいことに声をかけていただき、「森林をテーマとした非営利組織の取り組み」というタイトルで寄稿させていただきました。


私の記事の評価は???ですが、他の記事が非常に多様でしかもタイムリーなので、森林療法の最新情報を求めている方にはオススメの一冊です。


森林療法関係だと他には…


『事例に学ぶ森林療法のすすめ方』の第3章「森の癒しをツーリズムに生かす/新しい保養地経営」に「町全体で『自然療法プロジェクト』、森林保養地形成をめざす」というタイトルで執筆しました。


■名寄新聞の連載記事として「森の癒しを巡る旅」というタイトルで森林セラピー研究会第1回海外視察研修で行ったドイツ-フランスの紀行文を執筆しました。


■ほくでん(北海道電力)の季刊情報誌『てらす』の巻頭特集「林業の町、癒しの里へ。」には、インタビューを受けたものを記事にしてもらっています。


既に読んだことがあったり、これから読んでいただいた場合、コメント・トラックバックいただけると嬉しいです。

2006年4月 2日

森の生活といえば…

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やっぱり薪割りだと思うのはボクだけでしょうか?薪ストーブにあこがれながら下川生活早7年、ようやく一歩を踏み出せました。


森の生活の他のメンバーと3人で森林組合から丸太をそのまま買い、そのうちの一人の家の庭に置かせてもらい、丸太をチェーンソーで適当な長さに切り、斧で割る。


今日は初日ということで、シラカバ2本、ミズナラ1本を薪にしたところで終了。薪を割るって、一つの呼吸法だなぁ~って思いました。息を吸いながら斧を上段に構え、吐きながら木口のしかるべきところに斧を落とす。


「割る」のではなく「割れる」。その自然の流れに沿うように呼吸を整える。ただいま研究中の森林療法の一つだなぁ、これは。


気温はプラス2度と温かったんですが(下川にしては)、曇りで風が冷たく、期待していた「汗びっしょり」にはならなくて残念。ここのところ運動不足だったのでいい汗かきたかった…。


あ、薪があっても薪ストーブがなくては始まらないんですが、薪ストーブは既にあるんですよ、お世話になっている方にもらった国産のが。その名も「Macky」!次の冬は、ようやく出番だぜ、マッキー!


最近では、地球温暖化防止ということで新エネルギーの時代ですが、木質バイオマスエネルギーが一番だと思います。トータルで考えると。そして、薪って自分で割れば健康のためにもいいし、最高!じゃないかと。


都会では難しいけど、山村ならできる。やっぱ山村でしょ、21世紀は!…と自画自賛してしまう日曜日でした。


■追記
↓斧が借り物だと気が引けてしまうので、マイ斧を買うことにしました。
グレンスフォッシュブルークス薪割り鎚

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森の時間でスロー起業 北海道下川町で起業しました…ってどこだかわかりますか?国が認定する環境モデル都市の中で最もコンパクトな社会実験空間です!
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