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森に住む・森で過ごす

黒姫の森通信・・・
森からいただく、いただき続ける(^^)・・そして森に住もう!

2006年6月29日

韓国からのお客さま

本日は韓国からのお客さまをお迎えいたしました
森林療法を韓国で取り入れ
地域興しをしたいという
大学の教授の方と
コーディネイターの方です。
韓国の視察団は去年も受け入れて
ご案内しましたが・・すごく真剣だった印象があります
今日の方達は
とーーってもいい方たちで、すばらしいかた達だったのです(^^)
御鹿池コースと象の小径コースを歩きましたが
大学の先生からは樹木の名前を韓国語で云うと
なんて言うのかとか
いろいろ教わっちゃいました。
あの方達なら
きっと良い町づくりをするでしょうし
ずっとお友達で入れそうです
こういう出会いはとても嬉しい!!

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2006年6月26日

おいしい茶豆

昨日は一日外仕事でした
コスモスを沿道にみんなと植え
自分のロッジの周りにもいっぱい植え
その後は・・先日カッコウが鳴いた日に蒔いた茶豆を
移植しました。
信濃町で一番うまいという枝豆(茶豆)をいただいて蒔いたので
この夏は私の枝豆楽しみにしていて下さいませ・・
もちろん、コスモスも(^^)

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本日は市町村ブランドセミナーというのを
聞きに行って参りました
うちの有名な県知事もお話ししましたが
昨日もテレビでやっていた
今有名な徳島県の上勝町
・・紅葉の葉っぱや南天の葉を売っているところ
のお話をお聞きしました。
特に信大の教授の話は良くて
持っているもの使いながら走りっぱなしじゃなくて
時々学ばないと・・

つくづく思いました。
明日は午前中トレーナー
午後からは東京へ夜用事のとんぼがえりと
いつもの生活です。

2006年6月22日

里山教室「杣小屋」

昨日は森林メデイカルトレーナー
今日は黒姫山登山ガイド
相変わらず貧乏ヒマなしです(^^)本当に・・

で・・今日は先日書いた里山教室「杣小屋」の理念を
書いてみたいと思います・・長文です・・すみません

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私たちの遺伝子の中には、
縄文期から脈々と受け継がれてきた
「森」の生活の記憶が刻み込まれています。
森の中に住み、森の恵み(木の実・山菜・きのこ・けもの・・・)
をいただき、火を囲み、
又その火を見つめてきた長い歴史があります。
縄文の時代においては、
恵み豊かな「森」が広大にあり、
それに比べて人の数はとても少なく、
縄文人と呼ばれる人たちは
木の実や獲物を捕るだけ採って、
又次の場所に移動するということが
可能だったのです。
やがて、弥生期になると農耕が本格的に始まり、
人々は稲作に適した場所に定住するようなり、
生産性が向上するとともに
人口も増大していきました。
農耕に適した場所にある「森」は
切り開かれまたは焼き払われて農地となり、
その周囲に広がる山から「森」の恵み(建築用材や燃料・・・)を
採取するようになったのです。
ここで、縄文期とちがってきたのは、
定住して人口が増えたことにより、
近くの一定の「森」=「山」のみを
集中的に利用するようになっていった・・
ということです。
これにより、人々は「森」からただ収奪するだけでなく、
永続的に利用できるよう
「森」をコントロールする=管理する
必要が出てきました。
様々な「森」の恵みを採り尽くすことなく、
巡る年も又巡り来る年も
又その次の年も、利用できるように配慮しなければならなくなったのです。
そんな「森」の利用の仕方、
「山」との関わり方が、
長い歴史の中で又、いろいろな歴史の中で
つい最近まで受け継がれていました。
それが「里山」だと考えています。
その「里山」が
近年の急激な生活環境の変化(食料生産力の向上・輸入、
流通経路の圧倒的な発達、燃料の変革・・・)
にともなって利用されなくなり、
放置されて荒れたままになっています。
また、「里山」のある農山間地では
どこも過疎や高齢化が進み・・・
どんなに科学が発展しても絶対に作り出すことのできない
「ホンモノ」の
天然のミネラル豊富なおいしい水を・・
生み出してくれる「山」を
維持管理することが困難な状況に陥っているのです。
しかし、幸いなことに最近では、
自然の少ない都市部に生活する人たちの多くに、
「森林」にたいする欲求の急速な高まりが感じられ、
「森林」の持つ教育的機能やレクリエーション機能にたいする
評価も定着しつつあります。
 私たち里山の会は、自らも「現代的里山」を作る職人であるとともに、
都市住民と「里山」を結びつける
様々な機会や企画を提供していく
ことによって、「現代的里山」を守り作っていきたいと考えています。
 現代っ子達の多くは、テレビやゲーム・パソコンなどで
バーチャルな世界に浸り、実体験や自然体験をする機会が非常に
少なく、とてもアンバランスな生活をしていると
我々は考えています。
そんな子供達に、「生の自然」をできるだけ体感ししてもらい、
遊びの中から・・・
「日本の里山」の歴史やありがたさを感じ取ってもらい、
次の世代に
「日本の里山」や「森」「山」などを大切にしていくことが
人間が未来に生きていく上で・・・
本当に大切なことなんだということを、
わかって欲しいと思っています

1998.3  福田・秋山・高力

この理念が
「癒しの森」の
「森林メディカルトレーナー」の
元になっています・・大人版として・・・

2006年6月20日

切れる子・・

今日は町立の保育園で
保護者も対象に講演を頼まれてしてきました
主に・・森の幼稚園の効果や
切れにくい子
コミュニケーション能力のとれる子
集中力の発揮できる子
などの話をしました。
一茶の話なんかもしましたけれど(^^)
そして
今・・真剣に研究しているのが
切れにくい子・引きこもりになりにくい子を
育てて行くにはどうすればいいかです。
朝ご飯に炭水化物・・米とみそ汁
森や土の上を歩いたりいじったりすること
ゲーム脳の回避
周囲がタバコを吸わないこと
そして・・何よりも
「セロトニン」が大きく関係していると
最近は強く感じています
セロトニン神経を元気にするには・・
きちんと整理できたら
また書きたいと思います


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2006年6月19日

森林療法研究会報告と黒姫山開山登山

ちょっと忙しい日々を過ごしておりました
っていつもけっこう忙しいのですが・・ハハ
土曜日には上原先生のお声がけで
軽井沢で医師や看護師の方たちとの
森林療法研究会がありました。
地元の信濃毎日新聞に記事が載っていましたが・・私の後ろ姿が・・・うーーんいまいち
医療関係者15名ほどで会が立ち上がり
降矢先生が初代会長になられました。
うちの信越病院の総師長も会員でーす
私には・・天竜病院の五條先生の
子供精神科医としての事例が
特に参考になりました。
学ぶこといっぱいあります。

日曜日は雨にも関わらず登山開始
何せ開山登山ですから・・
先頭を私が持ち、登姫の会の仲間がいっぱい着きました。
雨も50分ほどでやみ・・頂上では火打山・焼山の麓がきれいに見えました
参加者全員満足の
とっても良い登山でした。

ミツバオウレン.jpg
とっても可憐なミツバオウレン

2006年6月16日

最初は子供から・・

draw030.gif

森を、里山を
どう守り
後の世代にどう残して
受け継いでいくか。
森に住むものとして真剣に考えました。
そして
もう今の大人に訴えても間に合わない・・
理解してもらうには時間がかかる・・
というもとに
2年半かけて話し合い、理念を詰めて
最初に仲間と作ったのが
里山教室「杣小屋」でした
もう10年ぐらい前になります
そこでは子供達に、森の持つ意味や里山の大切さを教えようとしていました。
その原動力になった言葉が
C.W.ニコルがお話ししてくれた
「日本の森の中で、もっとも絶滅を
  危惧されている生き物
 それは・・・人間の子供です」
        訳 福田哲也
でした。
そして・・それの延長上に
実は「癒しの森」があるのです。
・・これならひょっとして大人にも・・・・・と。

少しづつ
少しづつですが
お話ししていきたいと思っています。
取りあえず次ぎは
里山教室「杣小屋」の理念を
書きたいなと思っています(^^)

2006年6月13日

体験受け入れも最後・・

春先からずっと続いてきた
体験旅行の受け入れと
インタープリターですが、今回が最後です。
昨日も
戸隠に森の体験をしに行ってきました。
前日に戸隠の深ーーい歴史を話しておいてです(^^)
やはり
あの巨木群と
杉並木の参道と
独特の山容は
感じるものがあるようで・・
生徒さんが変わっていくのがハッキリとわかりました。

写真は
奥社参道杉並木の
「うろ」ですが
昔から「うろ」には神が住むと云われ
また
「うろ」にはその樹のパワーが全て集まると云われ
うろの中で治療をしたりもしたそうです
こもられる方もあったようです・・ね
樹は深い。
そしてヒトと樹の結びつきも深い。
樹からずっといただき続けられる
「ヒト」でいたいものですね

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写真は・・haruka-san


2006年6月 9日

五つ葉のクローバー(^^)

本日までまたまた
修学旅行生を本業?で受け入れていました
その体験の中で
今回は渓流釣り体験をしました。
小さい頃「川ガキ」でもあった私は
ケイサンドに流しづりに川虫取り
そして川虫観察。
楽しい一日でした。
途中四つ葉のクローバーを見つけた子達が大騒ぎ!
みんなで探すとものすごい確率
仁の倉恐るべし(^^)・・さすが謙信??
そして
ついに五つ葉まで発見
とても幸せになるとか、かえって不幸になるとかまたまた大騒ぎ

すてきな一日でした


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2006年6月 7日

お隣の飯綱山に登山

今日は埼玉の中学生さんを
飯綱山登山にガイドしてきました。
黒姫山にまだ雪があるので飯綱に変更なんです
さすがに南にあるだけあって、雪もなく
そして
イワツツジがずっとルート沿い満開でした
あまりにきれいだったので
一枚。

・・今日もいい子達だったぁ!
飯綱はトイレが簡易携帯トイレなんですが
ちゃんと持って入って用を足してきました(^^)
標高1900メートルのところで。


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2006年6月 5日

大ブランコ

昨日もアファンの森でした。
蔓の大ブランコをかけて
ガキ大将をまた何人か作ってしまいました(^^)
子供達って
すぐに野生化しますよね!
きっと一番大事なことだろうと思っています
・・それを黙って見守れる親づくりと。

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2006年6月 2日

今年も登山道整備開始・・

雪解けが一気に進み
いよいよ黒姫山の登山道整備が始まりました
請負は「登姫の会」
黒姫山に登る会という意味と
このあたりの上空をゆうゆうと昔飛んでいたという
「トキ」にちなんでつけられた会です
登山道整備や山の状況の把握やガイドをします

・・最近思います
登山って、愛好者が増え
そして心や身体の健康にすごく役に立っていると。
だって、登って下りてくる体力
これを維持したり、努力する
すごいですよね・・・生活習慣病なんてふっとびそう(^^)
元気な高齢者・・山には多いです
素晴らしいことです。

私もつい先ほどまで山頂にいました
静かで
風が流れていき
雲が下りてきます
とても癒される瞬間です。
疲れなんて吹っ飛びます
横で大汗を一緒にかいている仲間達の笑顔も
私にとって素晴らしい宝物です


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2000M付近・・まだまだ雪が残っていました

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山頂の祠・・・黒姫弁財天様


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森に住む・森で過ごす 信州・信濃町から森林メディカルトレーナーがお届けする森の時間・森の持つ力、田舎・雪国のすごさ・・

お知らせ

若い頃、私が広告代理店で担当していた
小林製薬さんからの新しい試み、
森の香りの商品のホームページ
に私が登場しています。

一度覗いてみてくださいませ(^^)


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