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森からの宅配便

森林に関わる仕事に就いてもうすぐ20年。日々の泣き笑いをご覧あれ!

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訪問者

 職場から戻り、とりあえずシャワーを浴びる。
そうすると、もう19時前。頭を悩ます時間。
今日は何を食べようか・・・今から買い出しもなぁ・・・
と、ゴソゴソ冷蔵庫を探っていると、


『こんばんわ〜。おられますかぁ?』


聞き慣れない声。
誰かしらと外に出ると、見慣れない顔。
う〜ん、誰だっけと頭をフル回転さすが出てこない。
その方、


『いやぁ。神戸から吉和に来ちゃった人が居るって聞いてね。
 こないだ車を見かけて なかざわ で聞いたんよ。
 コレ、太田川の鮎。天然よ。今釣って来たんだから。
 美味しいから。夕飯に食べて。』


 ちなみに なかざわ と言うのは、吉和唯一のスーパーです。
なんだか突然の出来事でポカンとなる私。
すると、タイミング良くお向かいさんの登場。


『あら〜、あんた久しぶりじゃねぇ。』


あぁ、お知り合いでしたか。吉和の方かな・・・?
しばし三人で立ち話。
結局、訪問者がどこのどなたか分からないまま
さようならと見送りました(笑)


 鮎、夕飯に頂きました。
見た事もないビックサイズ!
さっぱりとした・・・清流の香りが・・・
などと良く言いますが、
この鮎、なぜか身がとけるようにクリーミーでした。
美味しかった。美味しかった。


『知らない人から貰った物は食べてはいけません。』


 幼い頃、懇々と聞かされた母の声が
頭を過りとてもおかしかった。27歳にもなって(笑)
今回は、お向かいさんのお知り合いと言う事で。


      by、ナカシマ アヤ

コメント

Posted by: こーりきー   [ 2008年9月19日 15:45 ]

何とも
いい町ですねぇ・・(^^)

Posted by: ナカシマ アヤ   [ 2008年9月19日 21:33 ]

こーりきーさんへ


隣人の顔すら知らないマンション暮らしを
していた事が、今は考えられません(笑)
職場の方々は勿論、吉和の方々も含め
沢山の力に支えられ、
毎日元気に現場に出られているのだと
思います。

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森からの宅配便 西中国山地の山あい広島県廿日市市吉和で林業から木工まで、森林にどっぷりと浸かって抜け出せない毎日を送ってます。

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