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まいど「森林楽校・森んこ」です。

楽力を身につけましょう!
楽力って、何だ?
Chichiのブログを読めば、分かるぞ。

2006年10月31日

先生たちと自然体験

10月31日
  福井県教育庁嶺南教育事務所からの依頼で、
「小学生生活科研修講座」の講師をしてきました。
 タイトルは「自然活動を通じて身につける楽力」です。

 もちろん、講演なんてことは、できません。
10名の小学校の先生たちと、ネイチャーゲームなどを
しました。

 はじめに、アイスブレイクのあと、
ネイチャーゲームの「動物交差点」
現役の先生の前での、指導(?)は、ちょっと、
緊張しました。でも、先生方の積極的な参加で、
雰囲気は、上々。

 最高の秋日和。前の公園で
「音いくつ」「いねむりおじさん」の
音のネイチャーゲームをして、ちょっと休憩。
枝や石でつくった、ネイチャークラフトを
紹介ながら、野外活動での、一言アドバイス。
「同じもを探そう」
をして、
同じものを探そう.JPG



いろんなものに目玉シールをはる
目玉っち石.JPG

「目玉っちをさがせ」でおしまい。

 「いつでも、だれでも、気軽に遊べる野外遊び」
今回のテーマにしました。

 午後1時から4時までの3時間、たっぷりと
遊びました。
 楽しく、充実したひとときでした。
また、先生たちが、学校などで、今日の
遊んだことを、何らかの形で、子供たちと
遊んで貰えれば、幸いに思います。

この色のアクティビティは、ネイチャーゲームです。

2006年10月27日

ネイチャーゲーム教室

 22日の日曜日、小学校行事「親子ふれあいチャレンジ教室」
がありました。
その1つの教室に『ネイチャーゲーム」というのがあります。
(他の教室では、お料理・炭焼き・紙すき・リサイクル・理科実験
昔遊びなどなど11教室)
ネイチャーゲームの教室は、去年から新たにもうけられた教室です。
私が担当してます。

今年のネイチャーゲームの参加者は、
29名(親と子)1年から6年まで。
午後1時半から2時間。

 アイスブレイクに大声で叫ぶのと、ハレハレダンス。
「動物紳士録」と「宝物探し」の森んこバージョン「食い物探し」
もう1つ「天敵と獲物」を用意してたけど、時間切れ。
最後に、「音いくつ」で締めくくりました。

 「食い物探し」はほとんどオリジナルに近いものです。
これが、結構うけて、たっぷりと時間をかけました。
 どんなアクティビティかと言えば、グループにわかれて、
(今回は、3組)自然の中で、
食べられそうなものを探して来ます。
何でもいいんです。人が食べられるというのは、
あまり、気にしないで探します。
 約30分後、集まったのは、こんなもの。
集まったもの.JPG

 キノコや、カエデの葉っぱ、木の皮
持って来れないものは、カードに書きます。
(カードには、この場で実際に、見たものや、
声を聞いたものを書きます。)
 この中で、どうにかして食べれるものを
みんなで、話し合います。
他の組の人もこれならなんとか、食べれると
いや絶対に食べれないとか、評価します。
食べれると、評価したものには、1点がつきます。
ち組は、12点で一番でした。 
ネイチャーゲーム教室.JPG

冬支度で、動物たちは、食べ物探しに、懸命です。
クマが人里に出てきて、大騒ぎなのも、食べ物を探しに
来たためでしょう。
野生で生きるということ、自然の中で食べ物を探すことが、
どんなことなのか、また、自然のものを、私たちの祖先が
どんな工夫をして、食べていたかを、話しあいます。
「食べる」ということを、すこしでも、感じてもらえれば、
いいなあというゲームです。
 「絶対に、これは、食べれない」とか、
「いや、昔の人は、こんな風にして食べたと、
ばあちゃんが言っていた」
「漢方薬になる」
なんていう、会話があって、面白いですよ。

あたたかな秋のひととき、いいネイチャーゲーム教室でした。
皆さん、どんどん、外で遊びましょう!!

2006年10月25日

第60回植樹祭基本構想検討委員会

 第60回全国植樹祭の基本構想検討委員会が
23日にありました。

 構想の素案が提出されて、その内容に各委員から
意見を聞く形の検討会となりました。

 開催理念の内容で、どうも、
私は、納得がいきませんでした。
が、どう納得いかないかをうまく表現できません。

 後になって、考えると、なんと、まあ、
チャランポランなことを言っていたよな
と反省もしましたが、やっぱり素案を読み返しても、
納得がいきません。
 というよりも、書いてある内容が難しすぎて、
私には、理解できない。内容が一杯あって、
それを、短い文章でまとめてあります。
予備知識が無いと、難しい。

 それは、私の読解力が無いためです。
でも、私が分からないことは、やっぱり、
他にも、分からない人がいるということです。
 子供たちにも分かる。優しい文章であってほしい。
すくなくとも、子供たちに分かりやすく
説明できる内容であってほしい。
そう思いました。

 幾人かの、委員からも、もう少し、
柔らかい表現が欲しいとか、
一読して、すうっと分かる文章に書き直しては、
とか、意見もあったので、
あながち、私の思ったことも、そう外れていない
ようでもありました。
 でも、私は、何がなんだか、良く理解できなかったし、
いまも、理解できないでいます。

 それでも、「言って後悔するよりも、言わないで
後悔する方が良くない」と思っているので、
つい分けの分からない、ことを言ってしまう。
失礼なことも言っている時もあるんでしょうね。
 
 植樹祭のことや、森林のことをく理解されている
人たちが、作られた素案だと思います。
良くできているものに違いありません。

 でも、その良さが分からない。
 なんだか、どっと、疲れた感じでした。

 推薦していただいた人たちには、悪いのですが、
私は、やっぱり、この会には、
どうも、不相応だったよう気がしました。

 でも、参加されている人々の意見は、素晴らしい。
とてもいい勉強になります。
その点では、いい経験をさせていただき
ありがたく思っています。

2006年10月24日

里山を定義する。

 里山をChichi流にこう定義してみました。

その地域に住む人々が、
自然を巧みに資源として利用することにより、

継続的に維持・管理されてきた里山林と、
それに隣接する集落や耕地等を

含む日常生活の場とその風景。

 もちろん、完璧では、無いと思います。
また、変わるかも。
でも、いろいろと考えているうちに、
里山を復興することの、イメージが随分と、
はっきりしてきました。

 と同時に、里山の復興は、
単に、自然の保全だけではなく、文化の保全・継承も含まれるのだと、
気づきました。文化事業でもあるんです。

 さらに、多くの人々の手に寄って、復興することは、
教育や福祉にもつながるんじゃないかと考えたんです。

 森んこが取り組もうとしている、
「里山遊木民プロジェクト」のイメージも
はっきりしてきました。

 大いにやる気が出てきましたよ!!

 

2006年10月 8日

ネイチャークラフト

若狭森林組合が主催する「森林の市」に出店しました。
おなじみの「ネイチャークラフト」です。
森の市.JPG

今回は、ふくい農林水産支援センターが
活動費をだしてくれたので、
参加費は、無料です。
いつもなら、ひとり100円から200円貰ってます。

強風と、時折雨も降る出すと言うあいにくの天候でした。
それでも、半日ほどの間に20名ほどの参加者がありました。

いつも、思うことですが、こういうイベントで、参加者の
みなさんと、話しながら、クラフトするのは、楽しい。
何とも言えない充実したひとときが過ごせます。

森の市その2.JPG

さらに、もう一工夫して、
自然遊びの楽しさを伝えていきたいものです。

2006年10月 4日

里山を定義する。その5

   里山を考える101のヒント」(日本林業技術協会編 東京書籍発行)
という本を図書館で見つけました。
いろいろと、今まで、考えていた定義なんかが実にうまく、
まとめてありました。
 なんだ。これ読んでればいいじゃない。なんて、思ったほどです。
今日の里山の問題点をいろんな方向から、取り上げらていて、
里山を考える入門書として、良書だと思います。

 で、この本に、里山をこう定義してありました。
「日常生活および自給的な農業や伝統的な産業のため、
地域住民が入り込み、資源として利用し撹乱することで
維持されて来た、森林を中心とした景観」
そして、こう続きます。
「里山の範疇には、里山林と隣接し深い関係を持つ集落
や耕地も含めて考えるべきでしょう。」
さらに
「里山は、地域社会の文化や人々の生業から大きな影響を
受けていて、ことに東アジアでは、この地域に広がる自給的・
家族的な農業と不可分に結びついています。」
そして、こう結びます。
「里山には、生活のなかの風景としての歴史もあります。
(中略)昔話や説話のなかでも里山は重要な舞台となって
います。里山は、すぐれて文化的な存在でもあるのです。」

 この文章を書いたのは、大住克博さんという方です。
この本が出版された当時、森林総合研究所の関西支所で
風致林管理研究室長を努めておられる方とのことです。
 実に良くまとめてあり、的確な表現に感心しました。
この後、大住さんは、実に鋭い指摘をしておられます。
そのことは、また、後日改めて、書きたいと思います。

お知らせ

森林楽校・森んこのホームページが りニューアルしました。

profile

まいど「森林楽校・森んこ」です。 平成9年、大阪から名田庄村にIターンして、森林組合に就職。
「NPO法人 森林楽校・森んこ」の代表です。

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