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まいど「森林楽校・森んこ」です。

楽力を身につけましょう!
楽力って、何だ?
Chichiのブログを読めば、分かるぞ。

2010年11月28日

明日のための田舎暮らしフォーラム その3

パネリストの方々の発表を踏まえて、
二部では、参加いただいた方々から、
率直な意見や質問をいただきました。

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これも印象的な意見だけを拾うと。

・収入の確保が難しい
・やっぱりご近所の付き合いは気をつかう
・独自のライフスタイルや人生観を持った方が幸せだ
・田舎は、人生の充実感を持つ暮らしを目指せるように思う。
・子供を育てるには、田舎はいいと思う
・田舎暮らしに自信が持てたような気がする
・仲間がいるという安心感ができた
・Iターン者たちが話し合う機会は大事だ
・ネットワークをつくれば

そして、参加いただいた皆さんの提案案として、
今回の「明日のための田舎暮らしフォーラム」は
第一回として、第二回もすることになりました。
そして、このフォーラムを通じて、様々の地域から
田舎暮らしの実践者や希望者のネットワークを
作っていこうという話になりました。

この企画をしたものとして、
]実にうれしい提案をいただき、感動しました。
また、福祉の仕事をしている方から、
このようなことは、高齢者や医療福祉からの
立場からのとても有意義な活動だという、
意見もいただき、この事業の支援していただいた
「福井県社会福祉協議会」(まごころ基金)の方々への
お約束も、ある程度達成できたのではないかと、
ほっとしました。

つたない企画と段取り・進行にもかかわらず、
パネリストや参加者の積極的で率直な
発言のおかげでじつに実りの多いフォーラム
にったのではないかと、安堵しています。
そして、その感謝として次回への開催の
準備を怠らないように、またコツコツ始めることにします。




2010年11月27日

明日のための田舎暮らしフォーラム その2

パネリストにお迎えしたのは、

 
○自給自足を実践しながら、
音楽活動をしているバンド「ファミリー」の
リーダーM家のご夫婦
○長年地元で少年野球の監督や
和太鼓のグループで活躍している
大阪からのIターン者Kさん
○無農薬で野菜を農作している
福井県エコファーマー認定第一号でもあるMさん
(姫路からのIターン者)
○地元代表で子ども会育成会の会長でもあり、
各方面に地元で活躍しているNさん
(森んこのメンバーでもある)


二部構成として、はじめは、
パネリストの方々にIターン者として
田舎暮らしを始めたときや今の
地元との付き合いなどについて、
ザックバランに話をしてもらいました。


各パネリストとも、経験の基づいた
お話をしていただき、また、その内容が
実に率直で、まさに田舎暮らしの現状を
浮き彫りにしていただいたような内容となりました。

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司会進行をしていた私は、何も口を挟むことなく、
このフォーラムの趣旨をさらに
深めていただく体験談がいっぱい出てきました。


今このブログでは、記録をまとめていませんので、
まだ十分な報告ができませんが、
私が印象に残っていて、
各パネリストの方々の共通したキーワードを、
拾い上げると、以下のような言葉ではないかと思います。

・ 自然にそった暮らし
・ 経済的豊かさへの疑問
・ 収入の確保
・ 自分の生き方へのこだわり
・ 毎日の暮らしの中で生きているという実感
・ 幸せの意味 個性の発揮
・ 近所や地域のつながり、付き合い
・ 「己」と「他」との関わり
・ 平和への願い
・ 自然環境問題
・ 家族のあり方
・ 家系を継ぐということ(長男の存在)

 などなど、やや重複するワードもあると主ますが、
以上のような言葉が印象的でした。

そのなかで、すべてのパネリストが
共通して何度もくりかえしたのが、
 「生き方へのこだわり」でした。

そして、特に田舎の暮らしを始めて一番印象に
残ったことは、「家」同士のつながり
そして「長男」の存在でした。

 そこには、地方という「時空」「地場」の
積み重ねが重く感じられました。

そして、参加していただいた方々の意見にも、
地元の方々との付き合いにそれなりの
慎重さを持って、些細なことにも気を遣うことがある
といっておられたのが印象的でした。

パネリストの方々の意見には、
もちろん多少の違いがあります。
しかし、先ほどの共通点は、
Iターン者である私も含めて、
多く共感するところでした。

2010年11月26日

明日のための田舎暮らしフォーラム その1

過疎化が激しく、
衰退していく地方があります。
少子高齢化・労働雇用の都市への流失
第一産業の衰退などなど

どれをとっても、地方活性には
逆風ばかりです。
過疎化高齢化に伴う福祉行政の負担は、
ますます増えるばかり、
マスコミでは、地方医療に取り組む医師や
ユニークな福祉制度に取り組む先進地など
をたびたび紹介しています。

しかし、その地にすむ人の数が減るばかりでは、
その努力も根底から成り立たなくなります。

行政は、雇用の創造や企業誘致を盛んに
行っているようですが、その成果もなかなか
見えてこないのが実情です。

なぜ、地方に若者は定着しないのか?
なぜ、過疎化が生まれるのか?
という、またもや単純な疑問を持つようになりました。

そこで、とてもささやかな企てとして、
「明日のための田舎暮らしフォーラム」を
主催することにしました。

2010年11月 9日

福井県県民社会貢献活動知事奨励賞をいただく

思いもかけないありがたい
賞をいただきました。

いったいどんな社会貢献を
してきたのか、またしているのかは、
ほとんど自覚がないのですが、

もっと、しっかりしなさいという、お叱り
思いいただきました。

身に余る光栄なことです。
森林楽校・森んこのスタッフの皆さんが
楽力でいただいた賞だと思います。

授賞式は、また場違いで、
緊張しました。
こんなのは、実に苦手です。

やっぱり、一緒に行ったスタッフに代わってもらえば
良かったと少し後悔しました。


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西川知事とお会いするのは、二回目。緊張してます。

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22年度は、功労賞(個人1名)・奨励賞(20団体)が受賞されました。


5年前、森林楽校・森んこを何のために
NPO法人化するのかという自問をしました。
その時の答えが、
将来いつか地域貢献活動をするためだ」と
いう自答でした。

その思いが随分と薄れてきていた時に
今回の受賞です。
「オイオイ初心を忘れてるぞ!」
を入れていただいたような気がします。

これから、貢献などと言うおこがましい活動は
できませんが、少しでも何かのお役?にたてれば、
幸いだと思っています。

2010年9月20日

地元高校生からの取材をうけて・・・・

私の長男も通っている高校の放送部から、
取材依頼がありました。

いったい何を取材するんだろうか。
聞いてみると、
秋に報道映画のコンクールがあるとのこと、
そのテーマに、林業とか森林とかで活動している
人や団体をしてはどうだろうかって、
ことになったらしいです。

で、顧問の先生と私が知り合いとの縁(?)からか、
森林楽校・森んこの取材
してみてはってことになったらしいです。

きょうは、初めての顔合わせ。
まずは、集楽庵に来てもらい
簡単に、森林楽校・森んこの活動内容を話して、

次に、間伐の現場を見たいとのことで、
裏山で、3~4本間伐作業を見たもらう。

今日は、こんな風な感じって
話だけだと持っていたんですが、
彼女らは、手に手にビデオカメラを持って、
ドンドコ撮っていくのです。

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森の中では、しっかりインタビューも受けて、
その様子も、しっかり撮っていました。


ま、それはいいやって感じで思っていたんですが、
そんなことよりも、彼女らの様子を見ていて、
大発見。

運動靴で着た彼女らの山を歩く姿の
何とギコチないこと。

斜面を歩いたことがないんだなあ。
彼女らもまた、道のないところを歩けない
人々だったんです。

平らで、道しか歩いたことがない人たちなのです。

その彼女らの、様子を見ていて、
これはいい。
よし、もう散策路作りは、止めよう。
勝手に、山をあるいてもらうことにしよう。

来年から、やろうといしている自然体験活動の
大きな方向性を見つけることができました。

彼女らに、大きな教えを受けました。
ありがたいことです。



2010年8月28日

新しいメンバーが加わる。

森林楽校・森んこに新しいメンバーが二人
加わりました。

大阪在住の方で、
しかも定年退職された方々です。

名田庄が好きになって、
こっちに家まで購入された方と、
そのお友達です。

お一人は、去年から森んこの
活動に興味をもってもらっていて、
時々活動にも参加していただいていました。

今回、大阪からお友達を連れてきていただき
集楽庵でお話をしているうちに、
森林楽校・森んこの理念や活動に大いに賛同していただき、
そのまま、入会していただきけました。

人生の大先輩方の参入は、
大きな自信にもなります。
また、大阪とのパイプもできると思います。

いろいろな意味で、新たな展開を予感させる
お二人の参入を心から歓迎します。

仲間が増えるのは、とてもいいことです。
こらからも、いろんな仲間を増やしていきたいものです。




2010年7月 4日

雨のキャンプ2日目

2日目も、朝からシトシト・・・・

朝食作りから、キャンプが始まる。

みんな食欲モリモリ、元気です。

朝食が終わったら、後片付けをして、
昼飯の用意。
昼は、魚がメイン。
もちろん自分たちで釣る。

竿も竹で作る。
餌は、川虫。
さて、釣果はどうか????

なかなか釣れないよ~
雨も激しくなってきて・・・。
これでは、昼飯には、間に合わない。
で、急きょ手づかみに変更。
(八ヶ峰旅行村の大人気ニジマスつかみに挑戦)

十分なニジマスを手づかみ。
さばいて、焼いて、食する。

みんなできれに掃除。

雨のキャンプは、素敵に
素朴に楽しく、終わりました。

参加していただいたみなさんには、
食事の準備・手伝い・用意から片付けまで、
楽しく協力していただいて、本当にありがとうございました。

おかげで、楽しいキャンプができました。
またの、森んこで遊んでください。


参加いただいたみなさん、
全面協力していただいた八ヶ峰家族旅行村の方々、
アシスタントとして参加してくださった皆さん、
事業に助成支援していただいた子どもゆめ基金に、
そして、私たちに食されたニジマスや生き物たち、
素晴らしい自然に、
楽しいひと時を、感謝!!ありがとう。


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2010年7月 3日

第5回森んこキャンプは、雨の中・・・・・。

梅雨の真っただ中、
キャンプをしました。

今年で、5回目です。
二日とも、雨だったのは今回が初めて。

でも、参加していただいた皆さんの
おかげで、楽しいキャンプをすることができました。

一日目は、開会式・自己紹介から始まり、
昼食づくり(ピザとくるくるパン)と
竹でキャンプで使う自分たちの食器づくり
火起こしもやっちゃう。
そして、ダッチオープンを使ったキャンプ料理づくり。


雨のおかげで、皆さんしっかり楽しく
ワイワイと賑やかに、
食事作りに精を出していただきました。
これも、またキャンプの楽しさです。

自分たちで作った食事は、また格別ですよね。

夜は、雨でも星の話。
スライドを見たり、段ボールの星で
太陽系の星の大きさや距離を
講師の先生に教えてもらったり、
雨でも、キャンプはたのしくできるぞ~!

さすがにテントは、晴れなかったけど、
雨音聞きながら、キャンプ一日目は、
無事終わりました。


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2010年6月29日

ほほえみ一番会というサロン

去年から、ひょんなことから、
私の住む集落が、
「福祉の地域づくり推進事業」モデル地区に選ばれて、
助成を受けることになりました。

それで、
福祉サロン「中ほほえみ一番会」という
会を作りました。

区でやるというものいいのですが、
大層になるし、気軽にやった方がいいやないかと
おおい町社会福祉協議会とも相談して、
私が世話役という形になりました。

お年寄りに気軽に集まってもらい、
楽しくワイワイおしゃべりや体験をしながら
地域の交流をしてもらうのが目的です。

私流の気楽で気長なサロンとして出発しました。
だいたい2ヶ月に一回くらいの集まりです。

これまでに、「昔の話会」「布ぞうり作り」
「切り絵作り」「一人暮らしについて」などの
集まりをしました。

ほほえみ会を始めて、いろんなことを
お年寄りからお聞きすることができます。

老人福祉の現状にも触れることができます。

今後の森林楽校・森んこの活動にも役立つ
情報や勉強がいっぱいできます。

しかも、集まってきていただいたみなさんが、
大変喜んでいただいています。
嬉しい限りです。

これも、楽力です。

もちろん、私ひとりがやっているわけでは、
ありません。
いろんな人の手助けがなくては全く
動けません。


この日は、七夕の飾り付けをしました。
みなさん、本当に賑やかに楽しくおしゃべりを
しながら、きれにな飾り付けができました。
お願いごともしっかりしました。

後日、福祉のお祭りの「いきいき祭り」で
七夕飾りとサロンの紹介がされました。


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2010年1月23日

ALPSという情報誌に

去年の夏にこんな文章を掲載する機会が
ありました。

地方公務員のためのライフプラン情報誌
「ALPS」という雑誌です。

たまたま、ネットで見つけました。
もしよかったら、読んでみてください。

よろしく。

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http://www.lifeplan.or.jp/alps/alps_pdf/alps95/alps95_36-40.pdf

http://www.lifeplan.or.jp/alps_index.htm





2010年1月13日

楽力について その2

もうあかん死ぬっていう瞬間に
「ああ、おもろい人生やったなあ。
どなたさんも、おおきに。」というて
死にたいと思ったんです。

もし、そうおもて死ねたら、最高やと
思ったんです。
楽力っていう考え方を持ち始めたのは、
そう思った時からです。

でも、そんな風に死ねるもんかなあと
不安になる。
でも、いくら思っても、いくら努力しても、
死ぬ時はどんなふうに死ぬからは、
自分では、どうしようもない。

どうしようもないことは、どうしようもない。
あきらめた。

で、こう考えることにしました。
あの世行きのことは、
阿弥陀さんにお任せしましょ。
いつどうやって死ぬかは、
阿弥陀さんに預けたらええ。
南無阿弥陀仏や
そう思うと、余計な心配せんでもようなる。

これで、人生の大きな問題が解決です。
今度は、まさしく今日生きるには、
どうすればいいかを考えるだけです。

どうせ生きるならば、苦しんでいるより
楽しむほうがいい。
単純な発想です。


2010年1月11日

大阪のTさんのこと

Tさんは、10年前ほどから、
名田庄が大好きになった
大阪在住の方です。
名田庄好きが高じて
この地に家まで買ってしまった人です。

Tさんは、もともと海が好きで
特に日本海が好きで時々
若狭の海を訪れていたのですが、
ひょんなきっかけで、この山村に
縁ができて、それをきっかけに
どっぷりと名田庄好きになってしまった
とのことです。

山に興味を持たれて、たまたま知り合った
私の住む集落の人から、
森んこのことを聞き、
山の作業を体験したいとの
お申し出で、今回の裏山の作業に
参加してもらいました。

その後、森んこのスタッフでシシ鍋を
つつきながら、森のことや、この山村の
ことや森んこの活動や
Tさんにとっての名田庄の魅力についなど、
いろいろと楽しく話し合いました。

その中で、Tさんがおっしゃった。
「この村に来て初めて触れた
空気に惚れたんです。」
はじめおいしい空気のことかとおもったのです。
(大阪があまりにも空気がまずいので・・・)

でも、Tさんのおっしゃる空気は、
この山村に住む人々が作り出す
雰囲気に惚れたというのです。

よそ者の私もまったく同感です。

人情がとっても温かい。
ここに住んでいる人々に魅力を感じる、
好きになる。

Tさんは第一印象で直感的に
そう感じられたそうです。
この山村に家まで買ってしまった
気持ちがわかります。

直感にびりびり感じてしまったら、
理屈は引っ込んでしまいます。

類は、友を呼ぶではありませんが、
名田庄好きが集まってくるようです。

Tさんは、私よりも5歳年上で、
しかも、立派な社会人です。
頼もしい仲間が増えてうれしい限りです。

Tさん今後もどうぞ気楽にお付き合い
よろしくお願いいたします。



2010年1月 7日

楽力について その1

年も改まったので、
楽力について、一言。

楽力は「がくりょく」と読みます。
私が勝手に作った造語です。
人生を楽しく生き抜く力を意味します。

体力や知力・学力のように、
楽しく生き抜くにも「力」がいるんやないか
と考えたんです。

そして、それを
1、楽しみをつくる力
2、楽しみを見つける力
3、楽しみにかえる力
4、楽しみを分かち合う力
という4つの力としました。

森林楽校・森んこは、
「自然体験活動を通じて楽力をつけよう」
を理念として活動をしているNPO法人です。

私は、こう考えるのです。
いつかは誰だって、この世にオギャ~と
生まれたときに、死ぬキップと渡されます。
で、どうせいつかは、必ず死ぬならば、
で、どうせこの世に、生まれてきたのなら、
よし、思いっきり楽しんであの世に往ってやれと
決心したんです。

2009年12月27日

忘年会

今年は、いろんな人と知り合いになる機会が
多い年でした。
人脈は、財産とも言いますが、
ことしはものすごく財産が増えた年でした。

個人的にも森んことしても、
いい出会いの多い年となりました。

森んこの活動に興味を持っていただいた
人も多くあります。
その中から森んこの新しいメンバーになって
くれる人もあらわれたりして・・・・。

そうなれば、いろんなところへの
私たちの飲み会参加も、
大切な活動の一つになるので~す。

盛り上がっている忘年会の一こまです。
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2009年12月21日

シールを作りました。

いろんなプリント用紙があります。
丸いシールを見つけたので、
森んこのロゴシールを作りました。

文房具や携帯電話のワンポイントに
いいですよ。

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2009年11月17日

11月17日から旧暦では冬になります。

今日から旧暦では、冬です。
不思議なことに、昨日からぐっと冷え込んで、
まさに、晩秋というよりも初冬の趣です。

旧暦の冬は、西暦でいうと来年の2月13日までです。
もちろん、旧暦の1月1日からは春です。
だから、元旦は新春です。
西暦では、2月14日になります。

なかなかややっこしいですが、
自然の運行や季節を基準にすると
こっちの方が自然なんです。

もちろん、西暦の方が便利なこともたくさんあります。
旧暦のみに、こだわることはないと思います。
クリスマスもたのしみ、正月もたのしむ。
それでいいと思います。

いろんな視点や発想を持つことは、
日々の暮らしを豊かにすると思います。

どうでしょうか。今年は「旧暦カレンダー」で
一年を少し豊かにしてみてはどうでしょうか。
テレビや新聞の占い気分でもいいと思います。

ちょっと、毎日が楽しくなるかもしれませんよ。

「旧暦カレンダー」は詳しくはここでお確かめ下さい。
大阪南太平洋協会「前代未聞のカレンダー」



2009年11月12日

子どもゆめ基金廃止の決定。

国の行う事業でないという判断です。
でも、天下り職員がいるかいないかで
判断されるのもどうですかね。

森んこの主催事業である
キャンプと竹スキーづくりの補助を
いただいていたので、正直痛いですね。
ゆめ基金の助成も今年で4回目だったので、
しっかり来年度も募集する準備をしていました。
それが、ここでアウトになるとは・・・。

キャンプも竹スキーづくりの活動も
やめるわけにいかないですしね。
森んこの看板活動ですからね。

でも、まあこあれも「運営」の仕方を
考え直すいい機会かもしれません。

自立できる方法を真剣に考えるべき
時期が来ているようです。

カネ・ヒト・モノ・ジョウホウいろいろと
がんばりどころです。
まあ、よいしょっと。
しっかりと楽力をつけましょう。

2009年7月 6日

森んこキャンプ

4~5日と、第四回目の森んこキャンプを開催しました。
梅雨の真っ只中、空模様を気にしながらの開催でした。

参加者も大人5名・子ども17名の22名の参加をいただきました。

今年は、締め切りの10日ほど前に定員30名以上の申し込みが
あって、募集には、苦労をせずにすみました。
でも、残念なとこに、4日前に、2家族のキャンセルがあり、
前日にお子さんが熱が出てしまって、1家族4名の
キャンセルがあって、結局前年とほぼ同じ数の参加者となりました。

幸いにも、天候にも恵まれて、テントも張れ楽しく充実した
キャンプをすることができました。

いろんな工夫や志向を練って企画もしましたが、
うまく段取りが進まなかった面もありましが、
第四回目とあって、それなりの成果はあったと思います。

今年は、森んこの女性のスタッフが全員都合がつかなくって、
不参加だったので、不安もありましたが、
アルバイトスタッフの女性陣の縁の下の活躍で、大助かりでした。

もちろん、たくさんの課題もありますが、
それも、次のステップの大事な踏み台です。

今後も、森んこらしいキャンプを創っていきたいと思います。

参加いただいた皆さんに心から、お礼いたします。
竹紙漉き体験の講師をしていただいた酒井さんにも、
おおきなおおきにです。
アルバイトスタッフの皆さんにも、感謝感激。

来年も、また、懲りずにやりますので、
参加よろしくお願いします。

なこ、キャンプの様子は、7月中にホームページで、
公開します。

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2009年2月17日

福井放送のラジオに電話出演。

今月は、立て続けに、ラジオに出ました。
出るって言っても、
電話インタビューで3分ほどの出演です。

一回目は、9日の昼前、里山の事業と、
竹スキーのイベントのお知らせです。

二回目は、17日のこれも、昼前です。
こっちは、全国植樹祭関連のコーナーで、里山の事がメイン。
17日は、ちゃんと原稿もあって、それを読むという感じです。
ちょっと長いですが、参考までに、次に掲載しておきます。


続きを読む "福井放送のラジオに電話出演。" »

2008年8月 2日

夏まつりに出店

7月31日、
小浜のはまかぜ通りの商店街の
夏祭りイベントに、
石と板を使った
ペインティングで、出店。


はまかぜ通りのお祭りは、
露天商の人たちも、大勢並ぶ
本格的な夏祭りイベント。


いつもとは、雰囲気が違って、
ちょっと、ビックリ。


時間があったので、露天商の
店開きをはじめから見ていました。

さすが、慣れたもんです。

簡単な台と、支え棒と突っ張りで、
サッサーと、枠組みが完成。
ネットや、フックとうまく使って、
商品を飾り付けて、出店の完成です。
約30分かな。


オバアちゃんが、店番。
とこどき、むすこさんだかが来て、
なにやかやと、指示をしていく。

これは、もっと前に出して、
今売れてるからとか、
こいつは、もう少し後から。


このポスターは、ここやろ。
で、これまず配るんやで、

バアちゃん頼むで。しっかりやってや。


まあ、プロですよね。
生活かかってんですからね。


で、こっちは、まあ、どうなる事やら。
この雰囲気の中で、お客(無料なんで、参加者かな)
は、来てくれるんだろうか。

2時から開始。
会場のアナウンサーが、
石で書く絵画教室の開催です。

いろんな楽しい絵を描いてくださいね。
なんて、広報をしてくれる。


と、どうでしょうか。次々と
子どもたちが集まってきて、
大忙し。用意した2台の長机と
6脚のイスでは足りなくなって、
机とイスを急きょ追加。

はまかぜまつり.jpg


はまかぜ夏祭り.jpg


はまかぜ通りまつり.jpg

3時半まで、大盛況でした。
無料という事もあるでしょうが、
子どもも大人も、楽しんで、
「石ころの絵画教室」に参加くださいました。


夏らしい、とても、いい作品が
いっぱい出来て、
よかった、よかった。


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4時の閉店まで、座る事もできない
繁盛ぶりでした。


応援にきてくれたMさんどうも、
ありがとう。お疲れさまでした。

2008年3月22日

国際恐竜シンポジウムに行く。

 長男は、恐竜が好きだ。
幸いに、福井県には、世界水準の
「福井県立恐竜博物館」がある。

 
 県内にあると言っても、ここからは、
車で、片道3時間はかかる。

 
 それでも、開館してずっと、
一年に一回は、訪れる。

 
 今回は、国際シンポジウムがあると知り、
内容が分からなくても、雰囲気だけでも、
味わいたいと、長男と二人で行く。

 
 世界の最先端の学者が、15分間の間に、
次々と研究発表を行う。

 
 今回は、アジアの恐竜研究最前線
という副題の通り、
中国・韓国・ロシア・日本の
研究者の発表がある。


恐竜シンポジューム.jpg


 同時通訳のイヤホンをして、なかなかの国際である。

 
 もちろん、内容は、さっぱりのチンプンカンプンである。
息子は、もっとチンプンカンプンである。

 
 でも、それで満足。とっても、アカデミックでした。

 

2008年3月12日

保育園でありがとうの給食会

 3月12日保育園から、招待をいただく。

 
 この一年間、自然体験活動で、保育園の行事を
サポーとしていただいたお礼にと、
給食会へ、招待をしてもらった。

 

 他にも、保育園を様々な方面で、サポートしておれる
方々が、招待を受けられていた。


 私ナンゾは、保育園の子どもたちと遊んでもらって、
いるだけなのに、招待を受けるなんて、感謝感激です。


 さらに、細君も、絵本の読み聞かせや紙芝居や
パネルシアターを、未満児さんへのボランティアを
していたおかげで、招待された。

 
 夫婦で、昼食が一食うく。ありがたい。

 失業者には、何よりの贈り物だ。

 
 子どもたちとワイワイいただく給食は
楽しい。しかも、この給食がとってもおいしい。


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 こんなおいしい給食を毎日食べてるんや。
うらやましいなあ。


 感謝の手紙ももらって、心も胃袋も
ホクホク、満腹のひとときでした。

 
 保育園のみんな、ありがとう。
また、遊でくださいな。
保育園の先生方、おおきに。
来年度もよろしく。

2008年3月 2日

泊まり込んでチェンソーアートの個人講習

 竹スキーが終わり、ほっとする間もなく。
25日から29日まで、4泊5日で、愛知県東栄町へ
泊まり込みで、チェンソーアートの個人レッスンを受けてきました。

 3日間みっちりの講習でした。
全日本のチャンピオンにも輝き、昨年の秋、名田庄にも
デモショーをしていただいた内藤さんのお宅に泊まり込んでの
講習でした。
 
 正直言って、内藤さんが、ここまで、みっちりと教えていただく
とは、想像もしていませんでした。しかも、ご自宅に、
アツカマシクも、泊まり込んでです。

 一度、内藤さんに名田庄で講習会をしていただき、
熊の頭を作っただけの初心者です。

 まあ、それがいきなりの個人レッスンです。
内藤先生も、手こずったに違いありません。
出来の悪い、生徒でした。

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工房から講習用の木を選んでくれる内藤さん

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さいしょはフクロウから


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フクロウは基本とのこと


 時には、
「ちゃんと聞いてる」
「そうしろって、言った。」
とおしかりも受けました。

「出来ないかなあ」と呆れられた
時もありました。

 私も、どうしていいのか、頭がコンガラガってしまった
こともありました。一番厳しかったのは、2日目。
 どうにもこうにも、手が動かない。何処をどうしていいのか
分からない。見ていても、分かったつもりでいて、
自分では、出来ない。
自分が、情けなく思ったときもあります。

講習クマ.jpg
苦しんだクマちゃん


 内藤先生は、実に、根気よく教えていただきました。
「出来る限りのことは、全部教える」とも、
言っていただきました。にも、残念なことに、
受ける私が、出来が悪すぎた。

 3日目も午前中、1日半がかりで、作っていた
熊の全身の作品が出来上がりつつありました。
その時、何となく、そうか。っていう感じがしました。
 チェンソーの持ち方、自分の立つ位置、
チェンソーのバーの角度、削るところ、残すところ、
丸みの出し方などなど、今まで、バラバラだった動作が、
少しずつ組あわさっていくような、感じがしました。

講習内藤さん.jpg
チャンプの技はすごい!
これまでに1300の作品を作ってこられたと言う。
その影に日夜の修練と情熱を感じる。


 
 

 熊の全身が完成して、午後から半日で、ウサギの作品に
挑戦しました。ずいぶんと気持ちが楽になっていました。
何となく、手応えを感じました。良かった。

講習俺.jpg
まあ、なんとか。何かをつかんだホット安心の笑顔?!

 


 もちろん、出来た作品は、お粗末なものです。
あくまで、練習作品。でも、3日間連続でやった甲斐は、
十分にありました。
いや、3日間だから、良かったのでした。
もし、2日だったら、きっと、
何も感じられずに終わったことでしょう。

 講習が終わった4泊目の晩は、
ほっとしたのと、疲れが出たのか、
足や腰が怠いくって、全体が怠くって、
一晩中、ボーと寝てるようで寝てないようで、
朝を迎えました。

 朝。元気そうなふりをしてましたが、
ものすごくつかれていた。
頭もボーとしていた。体も怠い。
 
 なんだか、内藤さんには、十分なお礼の
言葉もしっかりできなかったような気がします。

 車を走らせても、こんな調子で、
無事に、家までたどり着くのかなあ。なんて、
本気で心配していたほどです。

 こんなにも疲れたのは、久しぶり。
キツい4日間でした。でも、
収穫は、大きい。きっと、一生モンでしょう。
得難い、ものを得たことは、間違いありません。

 内藤さんには、本当にこころから、おおきにです。
そして、「マスターズ・オブ・ザ・チェンソー東栄」
工藤会長をはじめ、谷川夫妻には、大変お世話になりました。


 

2007年12月22日

テレビに出演

 役場から、テレビの番組に出てほしいとの依頼があった。
旅の番組で、福井県の各地を紹介するとの事である。
おおい町も紹介されるとの事。

 
 どんなテーマなのかは、よくわからないんのだが、
芸能人が各地の、名物や美味しい物の紹介をしながら、
今回は、いろんな体験もするとの事。

 
 で、何故か、名田庄は、私に丸太のクラフト体験を
指導してほしいとの事。まあ、いつものように、気軽に
引き受けました嬉しい顔。

 
 番組のタイトルは、
「前田耕陽の〜男ひとり旅〜in FUKUI」(仮題)
といって、冬の福井(嶺北から嶺南へ)
前田耕陽が見所をたずねて
いい出会い求めて、旨いもの訪ねて自由に
旅するという物らしい。

 
 あいにく、私は、前田耕陽さんを全く知らない。
もうし分けない。でも、
芸能オンチなんで、しかたないがっかりした顔。

 
 旅番組って、こんな風に撮るんだ。
カメラマンやスタッフの人が、10人くらいで
バタバタとやって来て、さっと打ち合わせして
とっとと撮ってしまう。

 
 前田さんは、さすがにプロで、カメラがまわったら、
パッと、テンションが上がって、撮影用になる。

 
 私は、ただただ、雰囲気に流されて、
よくわからないうちに撮影は終わった。
1時間番組らしい。でも、私のシーンは、
一瞬に終わってしまうか、
編集段階で、無くなってしまうかもしれない。

 
 まあ、いろんな経験ができて、ありがたい。

2007年8月12日

18メートルサークルのスタードーム完成

 猛暑の中。
スタードームに挑戦。

 大人8名・子ども1名のメンバーです。

 まずは、竹の切り出しからスタート。


竹だし.jpg


 竹切りは、慣れたもんです。山主さんも、
どんどん切ってくれ、全部切っても良いよ。
と全面協力です。竹が増えすぎてるんです。


 次は、4.7メートルに長さをそろえて
6本に竹割り。はじめは、おっかなびっくり。
でも、以外に簡単に、気持ちいいほど、
きれいに6等分できました。


竹割り.jpg

 でも、暑い。この日も、36度です。

 場所を移動。寸法を測って、穴空け。
ここでハプニング。末と元を間違える。
まあ、穴がたくさん余分に空いただけで、
どんどんと作業は、進む。


穴開け.jpg


 
 でも、暑い。のどが乾く。500ミリリットルの
ペットボトルがドンドンとカラになっていく。


 2本に組んで、いよいよ、星形に組んでいく。

組む1.jpg


 そして、いよいよ。立体に。
あっけなく。立ち上がりました。
10分の1の模型よりも簡単。

組む2.jpg

 でも、模型を作っておいたのは、大正解。
そうじゃないと、こうはいかなかったと思う。

そして、完成!!!! バンザーイ。

竹の切り出しから、約3時間半の作業でした。
大人が真剣に遊べる。これは、面白い。


完成1.jpg


 若狭地方では、絶対に最初だと思います。
ひょっとすると、福井県で第一号!?


 とても、きれいに星が出来ました。
青空にもよく似合う。

完成2.jpg


 子ども会育成委員会の皆さんご苦労様でした。
来週のキャンプのときも、子どもたちも、きっと、
感動するでしょう。

 「野研」のスタッフの皆さん。
素晴らしい贈り物をありがとう。
夢をありがとう。

 でも、暑かった。

2007年7月24日

養護学校で、自然体験

 23日に、身体(知能と言う表現が良いのかどうか)に
いろいろな障害をもっている子どもたちと
自然体験をしてきました。

 
 この養護学校での自然体験活動は、3回目になります。
今年は、高等部と中学部の子どもたちとの体験になりました。

 
 障害を持っていると言っても、様々。

 
 正直な思いとして、障害のある子どもたちとの
つきあい方は、難しい。

ライブラリ - 2648.jpg


 
 たまたま、今日の新聞に、障害も個性の一つだという事を
講演会で話している人がいるという記事がのっていました。

 
 子どもたちと遊んだときだけに、なるほど、
この表現は、なかなかできないなあと、感心しました。
素晴らしい表現です。

 
 いろんな思いが、頭を巡りました。

 
 健常者という言葉があります。
障害者に対しての言葉との事です。

 
 障害を個性として捕らえたら、
健常と言う言葉は、意味をなさなくなります。

 
 ますます、障害が個性というのがよくわかります。

 
 そうなんですよ。
彼らと遊んで、それが、よくわかりました。
確かに、彼らは、強烈な個性を放っています。
こっちが、たじろぐほどの個性です。
生の個性です。飾りのない、いや、
飾りはある。でも、半端な飾りではない。
それも、また、個性だ。
なるほど、なるほど、です。

 
 いい、体験をしました。

 
 よし、今度は、その個性に負けないぞ。
もっと、もっと、俺の個性を、解き放してやる。


 楽しみが、増えました。


 養護学校のみんな、ありがとう。
そして、親御さんや先生、ボランティアのみなさん
ありがとう。素晴らしい経験をさせてもらいました。

2007年7月17日

お見合いキャンプ

 16日に、日帰りのキャンプをする。
主催は、地区の婦人福祉協議会。

 森んこからスタッフ3人で進行を務めました。

 未婚の男女約40名の方々の参加があった。

 自然体験活動とは違い、
アイスブレイクなど、ふれあいやコミュニケーション
活動が、主になる。

 開始から、一時間、悪戦苦闘でした。
予想していたよりも、参加人数が多かった事もあったでしょうが、
やっぱり、参加者がこの集まり自体に緊張している。
当たり前ですよね。

 
 固い雰囲気をいかに、和やかにするか。
しかも、あまり、男女を気にさせないで、
和気あいあいな雰囲気を作る。
コミュニケーションの場を作るか。

 
 至難の業ですよ。


 午前の部が終わり、昼食のバーベキュー。
 なんとかかんとか、楽しい雰囲気を
一部つくる事ができたように思います。


 昼からの、予定は、各々の気に入った人とも
ゆっくりと、少人数で話ができるように、
「フィールドビンゴ」をアレンジしたカードをつくり、
のんびりと、キャンプ場を散策してもらおうと考えて
いました。

 
 ところが、2時前から、予想外の本降り。
今日は、雨は、なんとか大丈夫だろうと
予想していたので、ちょっと、ショック。

 
 参加者もほとんどが、傘を持ってきていなかったので、
散策は、中止。予定変更で、狭いスペースで
「私は、誰でしょう」をする。

 
 それなりに、盛り上がったけど、
やっぱり、ゆったりタイムがとれなかったなあ。
残念。

 
 今回も、また、大きな挑戦でした。
「楽力」について、あらたな思いももちました。


 
 

2007年7月11日

「荘子」を読む

 「荘子」(内篇 第六 大宗師篇)こんな文章がある。

「天が営む自然のはたらきを知るとは、
自然のままに生きることである。
人間の営みの正しいありかたを知るとは、
人知の及ぶ限界を守ることによって、
人知の及ばない自然の大きなはたらきを
養うということである。」

(『荘子1』森 三樹三郎 訳  
中央公論新社 2001年発行)改行はchichi


 訳者の森氏の注釈にこうある

「人間の心のはたらき、すなわち知は、
無数の意識されない自然のはたらきに
よって、その根底を支えられている。
たとえば、多くの内蔵の無意識のはたらき
がなければ、心のはたらきもありえないであろう。
われわれは人知の万能を信ずる
あまり、それを支えている自然のはたらきを
害するようなことがあってはならない。」

 
2300年も前に書かれ、今もなお読み継がれている
「荘子」に、出会えたことに感謝する。

2007年6月22日

NHKのラジオに出演する

6月21日(木)午前11時30分からの
「ここはふるさと旅するラジオ」に出演しました。

 
 生放送です。しかも、全国放送。ビックリです。
 ラジオだと、足の悪いのも見えない。
と思いきや、公開放送なんです。
でも、身内のような人ばっかりが見に来てくれたので、
かえって、リラックスできました。

 
 ほんの数分の出演でしたが、けっこういろんな
経験をさせてもらいました。
 たった、20分も番組に、2回も打ち合わせをしました。
しかも、当日にリハーサルもするんですよ。全国放送で、
生だと、けっこう大変なんですよ。

 
 福井の担当アナウンサーが、杉浦友紀アナウンサー
だったんです。福井の人は、テレビで知っていると思います。
美人のアナウンサーなんですよ。
 
 NHKのアナウンサーは、取材もするんですね。
名田庄を案内したりして(時間は、たっぷりとあります)
彼女と知り合いになっただけでも、幸せですよ、ほんと。

 
 骨折のおかげで、いろんな経験をさせてもらっているような
気がします。ありがたい事です。


2007年1月10日

生き方を考える。

 はじめは、どんな生き方をしたいかって、考えてました。
収入は、これくらいで、
仕事は、こんな業種で、
恋人は、こんなタイプで、
結婚するのは、いつどろで、
住むのは、こんふうで、
なんてね。

 でも、いつの頃か(40才をすぎた頃からかなあ
おふくろが死んだ頃かなあ、はっきりしない)
どんな風に死んでいきたいかを、イメージした方が、
何となく、具体的でリアリティがある事に、
気がついたんですよ。

 自分が、死ぬ時は、どんな風だろう。
どんな死に方がしたいのか。
それで、いろいろ考えて、4年くらい前から、
こん事を考えるようになったんです。
もう死ぬ瞬間ですね。
どんな状況であろうが、誰が周りにいようが、
死ぬ瞬間に、

「ああ、おもろかったわ、おおきに。」と言って死にたい。

って、思うようになったんです。
不思議な事に、この言葉を見つけてから、
生きる事に、とても前向きになったんです。
よし、もっと、自分らしく生きてやれって、
思うようになったんです。

 「日本に、木が一本も無くなったらどうなるんだろう」
 「楽力」
 そして、先ほどの、
 「ああ、おもろかったわ、おおきに。」と言って死にたい。

 この3つの、言葉は私にとって、生きるための、
大切な財産であり、宝物なんです。

 もし、このブログを読まれている方で、
人生をもっと、楽しくしたいと思ったら、
自分がどんな風に死にたいかをイメージして見てください。
ひょっとすると、大切なものを見つけるかもしれませんよ。


2007年1月 5日

朝飯前は、クリエイティブの時間。

 わりと、早寝、早起きなんです。
家族が起きだす6時半までが、
私の、勉強時間であり、充電時間。

 今日は、4時半起き。
2時間。じっくりと、一人で、考え事ができた。

 早起きの習慣は、大学4回の夏頃から。
それまでは、ほぼ昼と夜がひっくり返ったような生活。

 レポートも、小論文も、夜に書いていた。
よし、今日は頑張るぞッという時は、
タバコを4箱机に積んで、朝まで、徹夜で書いていた。

 それが、卒論を書いている時、
全く進まなくなってしまった夜があった。
こんな時もあるさと思って、その日は、
昼まで、寝て、夕方から、よしとばかり、
机に向かう。でも、どうしても、進まない。
 1週間ほどそんな日が続いてしまった。
こんな調子では、卒論が書けない。
 
 そのとき、思い切って、気分転換に
朝に書く事にした。朝といっても、午前中。
10時頃だったかなあ。
 それが、不思議な事に、すんなり、書けてしまった。
午後には、図書館で調べものも、ビックリするくらいにスムーズ。

 その頃から、文章を書くのは、ほとんどが、午前中。
夜は、書いたものの読み返しや、資料の整理。

 卒業しても、その習慣は、続いているんです。
生活のリズムで、多少時間は変わるけど、
朝飯前の時間は、私にとっては、とても、
大切な、創造的な時間なんです。

 

 

 


 


2007年1月 3日

心の声を聞く。

 2007年が始まる。
 一年の計を考える。

 今年は、真剣勝負である。
12月の初めから、今年の計を考えた。
朝早くおきて、何度も、繰り返し、
考え、考えに考えた。

 素直に耳を澄ませて、
心の声を聞いた。
 
 何度も、何度も、聞いた。
そうじゃないだろう。
それは、無理。現実的ではない。
夢ばっかり追いかけてどうする。
家族はどうする。収入はどうなる。
安定こそ最善だぞ。
苦労は、そういうもんじゃない。
シンドイだけだ。
もっと、大人になれ!

 何度も、聞く。
いろんな、声が聞こえる。
そして、いつも、心の奥の奥のほうから、
最後には、この声が聞こえてくる。
「好きな事をやれ、あとは、南無阿弥陀仏」

 こりゃどうする事も、できない。
正直に生きようとすると、この声が聞こえてくる。
諦めるしか無い。

 思えば、24才(2回目)の年男から、
この声が聞こえてきた。半信半疑で、何となく
この声に従って来たような気がする。
進学。就職。転職。
挫折もあった、迷いは今もある。

 しかし、今日の私は、この声に従ってきた
結果だと信じる。
自分に正直に生きる事が、自由に生きる事じゃないかと、
ようやく確信のような、光が見えて来た。

 4回目の年男になっても、やっぱり、
この声に従うしか無いようだ。

 

 

2007年1月 1日

2007年も、楽しい一年でありますように!!

NPO法人 森林楽校・森んこ の年賀状です。

morinko-nenga.jpg


こっちが、我が家の年賀状です。

nengajou2007.gif

 今年も、いろんなことがあると思います。
去年以上に、激動の一年になると思います。
楽力を研いて、楽しく充実した一年にしたいと思います。


2007年もよろしくお願いいたします。

2006年12月24日

人生を楽しく生きるための「7つの習慣」

もう3年ほど前になると思います。
時間の使い方を勉強しようと思い。
いろいろな本を探していました。
その時に見つけたのが、

「7つの習慣」

という本です。
著者は、スティーブン・R・コヴィーという人です。
副題は、「成功には原則があった!」です。

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お知らせ

森林楽校・森んこのホームページが りニューアルしました。

profile

まいど「森林楽校・森んこ」です。 平成9年、大阪から名田庄村にIターンして、森林組合に就職。
「NPO法人 森林楽校・森んこ」の代表です。

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