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まいど「森林楽校・森んこ」です。

楽力を身につけましょう!
楽力って、何だ?
Chichiのブログを読めば、分かるぞ。

2011年2月 6日

卓球大会

毎年、恒例の地区の卓球大会があった。
各地区から選手を出して、
優勝を狙う。

takkyuutaikai.jpg


試合はチーム戦で
シングル・ダブルスの11種の試合をする。
(男女年齢合計50歳以上と以下とか
シングル45歳以上とかの制限をもうけて、
11種の試合をする。)
各チーム6種以上の試合で勝ったら、
一勝となる。

毎年、なぜか選手に選ばれて出るが、
まあいつも負けてしまう。

親睦を兼ねての大会なので、
ワイワイ楽しんで参加している。

地区にこういうイベントがあるというのは、
いいことだと思う。
けど、この大会も年々参加者が
減ってきている。


前回の国勢調査の時よりも
おおい町は6・89%(635人)
減少となったとのこと、
特に山間部を中心にその減少率は、
大きかったよう。

後十年で私の住む地域も
限界集落に・・・!!!



2011年2月 5日

雪かき

ようやく天候が落ち着いてきたので、
重い腰を上げて、倉庫兼詰所の雪かきを
本格的?にしました。

明日は、また筋肉痛でしょう。

雪かき前 正面

yukikakimae1.jpg

雪かき後 正面

yukikakigo1.jpg

雪かき前 横
yukikakimae2.jpg


雪かき後 横

yukikakigo2.jpg
雪かき中

yukikakityuu.jpg

















2011年1月31日

福井県は大雪

昨日は、朝8時なっても新聞が配達されない。
雪の影響かなあと何となく思っていると。

登校していた長男からケイタイ電話
「今日高校休みやって。
大雪で小浜線止まってもうたらしい。
迎えに来てよ。」

長男は、隣の町まで通っています。
送り迎えは、隣町で仕事をしている
母親の車に同乗しています。
(田舎は、バス電車の交通が極めて不便なので、
この地区のおおくは、こうして親が送り迎えを
しているのです。田舎で子育てしにくい
一因です。)

高校から休校の知らせが、その通勤(通学)途中で
高校からの携帯連絡で分かったのです。

「ここで降り」と母親に途中で降ろされたとのこと。
歩けば、15分ほどで帰ってこれる距離です。
寒い雪道をとぼとぼ歩くのが嫌で、
家で失業状態の父親に助けを求めてきたというわけです。

大雪の影響が、テレビで
時間がたつに伝わってきました。

福井県下は、記録的な大雪とのこと。
列車・高速道路さらには、幹線道路も不通。

道路では、あちこちで何百台と言う車が
雪で立ち往生しているとのこと。

福井県で?
いったいどこで?
私たちの山村は、穏やかな朝です。
ものすごく冷え込んでいますが、
雪はほとんど降っていません。

yuki-tougewokoeru.jpg

ふと、数年前の福井豪雨の時を
思いだしました。
あの時も、こっちは雨はちっとも降らなかった。

嶺北の皆さん。大雪お見舞い申し上げます。
本当にご苦労様です。









2011年1月17日

今日もまた・また、雪かきです。

森林楽校・森んこは、
老左近の集落以外に、
別の場所に、倉庫兼たまり場を
借りています。

ここは、元山仕事の出稼ぎの人たちの
宿泊(飯場)だったのlを、町から無償で
お借りしている場所です。

今年は、ここもすっかり雪に埋まってしまいました。
人の住んでいない家は、
暖房をしないので、いつも冷え切って、
雪が積もるとどんどん積もります。

屋根の雪がどっと落ちてきて、
玄関前には、大きな雪の壁ができてしまいます。


yukino-jumusyo1.jpg


玄関までの雪かきが一苦労。
思い雪の塊の除去は、腰にこたえます。
ようやく玄関までの道を作って、
今日はこれで、ダウン。

yukino-jumusyo2.jpg

あまり頑張ると、また腰を痛めます。
ぼちぼちです。

この雪かきで、アルミのスコップが
折れてしまいました。

ふ~ ε-(´・`) フー
今晩・明日は
雪の降らないことを祈ります。




2011年1月16日

今日もまた雪かき

年明けから、よく降ります。
集楽庵の雪かきをこれで、
3回目です。

今日は、とうとう縁側まで、雪が侵入。
yukigaengawamade.jpg


雪囲いをするべきでした。
悪戦苦闘の約1時間で、ここまでが精一杯・・・・・(´・`) フー

yukigaengawamade2.jpg


去年がまったく積雪がなかったので、
油断してました。

天候は、季節ごとに変わります。
旧暦カレンダーをよ~く読み込む必要があります。

まあ、仕方ない。
今年は、根気よく雪かきをして、
冬場の運動不足を解消しましょう。


2011年1月 2日

雪は、ひとまず落ち着きました。

大晦日の雪は、
幸いに元旦には、やみました。
元旦は、青空ものぞくくらいです。

穏やかないい正月を
迎えることができました。

老左近の里山も
思ったよりも積雪がなく
一安心。

okisako-yuki2011.jpg

今年は、里山事業に本腰を入れて、
かかりたいと思っています。
昨年までの、活動方法とは、
違ったやり方になります。

イベント的な活動ではく、
ごく日常的な地味な活動
になると思います。

私自身も、あまり人前に
出ないようにしようと思っています。


2010年12月31日

大晦日にどっかり雪

12月は、これまで、まったく降らなかった
雪が、大晦日にどっかりと降りました。

一日で、積雪約30センチです。
昼間も猛吹雪で、
車の運転も怖いくらいでした。

明日の元旦は、どうなることやら。

oomisoka-yuki1.jpg


ステップワゴンにも
こんなに積もりました。

oomisoka-yuki2.jpg






2010年12月25日

サンタがやってきた!!!

サプライズ!!
クリスマスの夜。
我が家にサンタがやってきた!

地区の子どもたちの家一軒一軒に
たくさんのお菓子を持ってやってきた。


santa.jpg

子どもたちはびっくりするやら
大騒ぎ。

私たち親もサンタが来るなんて
知らされていなかったので、
大喜び。

地区の公民館館長の粋なサプライズでした。
心温まるいいクリスマスになりました。
素晴らしい館長におおきに!

2010年12月 9日

山の口講

今日は、山の口講です。
山の神様が年に一度、山の様子を
くまなくお調べになる日です。

その邪魔をしては大変。 なので、
今日は山に入ってはいけないことになっています。

山の神様にお供えをして、一年の無事と様々な
山の恵みに感謝する日でもあります。

森林組合では山の口の神事をします。

yamanokuti.jpg


その後は、山の関係者が一同に集い、
忘年会も兼ねての宴会です。 神事の方法も、
昔とは違っているようですが、
年に一回山の神様に礼を尽くす精神は、
受け継がれていると思います。

2010年11月28日

明日のための田舎暮らしフォーラム その3

パネリストの方々の発表を踏まえて、
二部では、参加いただいた方々から、
率直な意見や質問をいただきました。

inakafo-ramu2.jpg

これも印象的な意見だけを拾うと。

・収入の確保が難しい
・やっぱりご近所の付き合いは気をつかう
・独自のライフスタイルや人生観を持った方が幸せだ
・田舎は、人生の充実感を持つ暮らしを目指せるように思う。
・子供を育てるには、田舎はいいと思う
・田舎暮らしに自信が持てたような気がする
・仲間がいるという安心感ができた
・Iターン者たちが話し合う機会は大事だ
・ネットワークをつくれば

そして、参加いただいた皆さんの提案案として、
今回の「明日のための田舎暮らしフォーラム」は
第一回として、第二回もすることになりました。
そして、このフォーラムを通じて、様々の地域から
田舎暮らしの実践者や希望者のネットワークを
作っていこうという話になりました。

この企画をしたものとして、
]実にうれしい提案をいただき、感動しました。
また、福祉の仕事をしている方から、
このようなことは、高齢者や医療福祉からの
立場からのとても有意義な活動だという、
意見もいただき、この事業の支援していただいた
「福井県社会福祉協議会」(まごころ基金)の方々への
お約束も、ある程度達成できたのではないかと、
ほっとしました。

つたない企画と段取り・進行にもかかわらず、
パネリストや参加者の積極的で率直な
発言のおかげでじつに実りの多いフォーラム
にったのではないかと、安堵しています。
そして、その感謝として次回への開催の
準備を怠らないように、またコツコツ始めることにします。




2010年11月27日

明日のための田舎暮らしフォーラム その2

パネリストにお迎えしたのは、

 
○自給自足を実践しながら、
音楽活動をしているバンド「ファミリー」の
リーダーM家のご夫婦
○長年地元で少年野球の監督や
和太鼓のグループで活躍している
大阪からのIターン者Kさん
○無農薬で野菜を農作している
福井県エコファーマー認定第一号でもあるMさん
(姫路からのIターン者)
○地元代表で子ども会育成会の会長でもあり、
各方面に地元で活躍しているNさん
(森んこのメンバーでもある)


二部構成として、はじめは、
パネリストの方々にIターン者として
田舎暮らしを始めたときや今の
地元との付き合いなどについて、
ザックバランに話をしてもらいました。


各パネリストとも、経験の基づいた
お話をしていただき、また、その内容が
実に率直で、まさに田舎暮らしの現状を
浮き彫りにしていただいたような内容となりました。

inakafo-ramu.jpg 

司会進行をしていた私は、何も口を挟むことなく、
このフォーラムの趣旨をさらに
深めていただく体験談がいっぱい出てきました。


今このブログでは、記録をまとめていませんので、
まだ十分な報告ができませんが、
私が印象に残っていて、
各パネリストの方々の共通したキーワードを、
拾い上げると、以下のような言葉ではないかと思います。

・ 自然にそった暮らし
・ 経済的豊かさへの疑問
・ 収入の確保
・ 自分の生き方へのこだわり
・ 毎日の暮らしの中で生きているという実感
・ 幸せの意味 個性の発揮
・ 近所や地域のつながり、付き合い
・ 「己」と「他」との関わり
・ 平和への願い
・ 自然環境問題
・ 家族のあり方
・ 家系を継ぐということ(長男の存在)

 などなど、やや重複するワードもあると主ますが、
以上のような言葉が印象的でした。

そのなかで、すべてのパネリストが
共通して何度もくりかえしたのが、
 「生き方へのこだわり」でした。

そして、特に田舎の暮らしを始めて一番印象に
残ったことは、「家」同士のつながり
そして「長男」の存在でした。

 そこには、地方という「時空」「地場」の
積み重ねが重く感じられました。

そして、参加していただいた方々の意見にも、
地元の方々との付き合いにそれなりの
慎重さを持って、些細なことにも気を遣うことがある
といっておられたのが印象的でした。

パネリストの方々の意見には、
もちろん多少の違いがあります。
しかし、先ほどの共通点は、
Iターン者である私も含めて、
多く共感するところでした。

2010年11月26日

明日のための田舎暮らしフォーラム その1

過疎化が激しく、
衰退していく地方があります。
少子高齢化・労働雇用の都市への流失
第一産業の衰退などなど

どれをとっても、地方活性には
逆風ばかりです。
過疎化高齢化に伴う福祉行政の負担は、
ますます増えるばかり、
マスコミでは、地方医療に取り組む医師や
ユニークな福祉制度に取り組む先進地など
をたびたび紹介しています。

しかし、その地にすむ人の数が減るばかりでは、
その努力も根底から成り立たなくなります。

行政は、雇用の創造や企業誘致を盛んに
行っているようですが、その成果もなかなか
見えてこないのが実情です。

なぜ、地方に若者は定着しないのか?
なぜ、過疎化が生まれるのか?
という、またもや単純な疑問を持つようになりました。

そこで、とてもささやかな企てとして、
「明日のための田舎暮らしフォーラム」を
主催することにしました。

2010年11月15日

明日のための田舎暮らしフォーラム


「明日のための田舎暮らしフォーラム」

日時:11月27日(土)

   午後3時~5時 (2時半より受付)

場所:「集楽庵」(囲炉裏のあるかやぶき民家)

おおい町名田庄納田終老左近

 

参加無料

 

 舞鶴で農作をしながら音楽活動を行っている

THE FAMILYの村本一家を招いて、いわゆる

「半農半X」などの新しい田舎の暮らし方を

集まった人々でワイワイ話し合うフォーラムです。

 

パネリスト

村本敏(ファミリー)

笠井義晃(少年野球監督)

宮本健作(エコファーマー)

中村賢一(子ども会会長)

司会 萩原茂男(森んこ)

 

 

田舎暮らしやファミリーさんたちのこだわった

ライフスタイルなどに、興味ある方は是非!

ご参加ください。


興味ある方は、

件名にを 「田舎暮らしフォーラム」として

メールをください。よろしくおねがいします。


maido☆npo-morinko.com

(☆を@に変えてお送りください。



 

2010年10月21日

クマ出現騒動

秋になって、

熊が里に下りてきて

人間と遭遇。

 

いろんな悲劇が勃発。

人が怪我をして、

熊が射殺されています。

 

マスメディアでも連日報道されています。

各地で、

事業やイベントが中止されています。

 

私の住む地域でも、

目撃情報が毎日のようにあります。

 

でも、不思議なことにも、

山では、ちっとも熊に会いません。

里の方が熊を見るんですね。

 

私の住む山村では、

毎年クマが里に現れては、

柿なんかを食べていっているようです。

でも、お年寄りに聞いても、

クマに襲われたという話はほとんど

聞きません。

 

なんで、他の町では襲われるのに、

この山村では、襲われないんだろうか??

不思議です。

 

もちろん、襲われないのに越したことはないし、

危ない目にも会いたくないです。

子どもたちが襲われるようなことが

あったら、大変です。

 

用心をするに越したことはありません。

 

でも、出てきて騒ぎになってからやと

遅いんやないでしょうか。

悲劇の起こらない様に

人間が考えないといけないと思います。

 

人間が自然を勝手気ままに使うから

こうなるんだ。自然からのお仕置きだ

と言う人もいます。

その人の言うことは、正しいのかも

しれません。

 

じゃあ、何とかしないとね。

共存というか、こんなことにならないように、

しないとね。

 

じゃあどうすればいいんだろうか。

何ができる。

 

いろいろと考えて、

ささやかでも、

森んこのできることをしようと

思います。

2010年10月 3日

秋祭り、大太鼓奉納。

今年は、三年に一回の
大太鼓奉納の年に当たります。

夏の終わりから、練習を重ね。
いよいよ今日が本番。

幸いにも、雨の予想にも
関わらず何とは、天候は、曇り。

公民館をスタートに地区内を
棒振りを先頭に大太鼓の山車が進みます。

小さな地区のお祭りです。
今年は、山車を新調しの奉納です。

神社の境内で、子供太鼓や大人太鼓
そして、棒振りの奉納。

そのあとは、思い思い席を設けて、祝宴が
始まります。

ひょっとこ(なぜか私)も飛び出して、
小さな地区に太鼓の音と共に、歓声や
笑い声が響きます。

祭りは、地区にとっては大変な行事です。
それは、どこの地区も同じことでしょう。
少子高齢化と過疎化が進み、若者が少なくなり、
太鼓の打ち手や舞踊を納めることが
とても、難しくなっています。
コミュニティーも希薄になっていっています。

祭りを止める地区もあります。
実は、私の住む地区も数十年太鼓の奉納が
中断していました。

しかし、熱意ある住民と様々な
協力によって、9年前から大太鼓奉納として、
祭りが盛大に行われるようになりました。

祭りには、様々なことが起こります。
意見の衝突もあります。しかし、
祭りは、地区を少なくともつなぎとめる
役割を持っています。

ささやかな行事でも、それを何らかの形で、
引き継いでいくことが、とても大切だと
思います。

宮さんに集まった地区の老若男女の笑顔。

地方にとって大切なこと、地方だからこそ
できること。街や都会にはない、大きな宝が
ここにあると感じました。



2010年9月17日

子供太鼓もしっかり練習です。

秋祭りには、子供も太鼓を打ちます。
その練習が毎日、夕方にあります。

お年寄りから、手とり足とり習います。
祭りは、地域のつがなりを深めます。

日頃、あまり交流のない世代とも、
太鼓を通じてつなることができます。

最近、地域の祭りに、
打ち手・舞手・担ぎ手が少なくなってきています。


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地域の祭りや伝統を支えるということは、
とても、面倒なことです。

世代間がかえってぎくしゃくすることもあります。
合理主義的に行ってしまえば、
なくてもいいようなことだともいえます。

でも、祭りや伝統行事は、
地域というコミュニティーを支える
最良の方法だと思います。

今こそ、ただただ、形式だけを繰り返すのではなく、
先人たちが築き上げ伝えてきた
地域文化を、様々な角度から、
新たに考え見直す時代だと思います。



2010年9月 8日

秋祭りの太鼓と棒振りの稽古

この地区では、
3年に一回、秋祭りの大祭をします。

今年はその大祭の年。
大太鼓と棒振りの舞が奉納されます。

秋祭りに向けて、毎晩練習です。
私も、太鼓を打ちます。

ほんの2分ほどの演奏ですが、
これが結構難しい。

小さな山村の、小さな祭りです。
毎夜ドンドコと、太鼓の音が響きます。

taiko-rensyu.jpg

大阪の都会に住んでいたら、
絶対に、経験しなかった
この山村ならではの、
暮らしです。

面倒といえば面倒なことなんでしょうが、
このような面倒が、地域や集落を
形作っている大切な行事です。




2010年6月29日

ほほえみ一番会というサロン

去年から、ひょんなことから、
私の住む集落が、
「福祉の地域づくり推進事業」モデル地区に選ばれて、
助成を受けることになりました。

それで、
福祉サロン「中ほほえみ一番会」という
会を作りました。

区でやるというものいいのですが、
大層になるし、気軽にやった方がいいやないかと
おおい町社会福祉協議会とも相談して、
私が世話役という形になりました。

お年寄りに気軽に集まってもらい、
楽しくワイワイおしゃべりや体験をしながら
地域の交流をしてもらうのが目的です。

私流の気楽で気長なサロンとして出発しました。
だいたい2ヶ月に一回くらいの集まりです。

これまでに、「昔の話会」「布ぞうり作り」
「切り絵作り」「一人暮らしについて」などの
集まりをしました。

ほほえみ会を始めて、いろんなことを
お年寄りからお聞きすることができます。

老人福祉の現状にも触れることができます。

今後の森林楽校・森んこの活動にも役立つ
情報や勉強がいっぱいできます。

しかも、集まってきていただいたみなさんが、
大変喜んでいただいています。
嬉しい限りです。

これも、楽力です。

もちろん、私ひとりがやっているわけでは、
ありません。
いろんな人の手助けがなくては全く
動けません。


この日は、七夕の飾り付けをしました。
みなさん、本当に賑やかに楽しくおしゃべりを
しながら、きれにな飾り付けができました。
お願いごともしっかりしました。

後日、福祉のお祭りの「いきいき祭り」で
七夕飾りとサロンの紹介がされました。


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2010年4月19日

4月4日に行われた、地区の花見です。

最高にいい天気で、よかった。
のんびりとして、田舎のほのぼのとした
花見です。

hanami20.jpg

2010年3月29日

あと2日で4月と言うのに・・・

突然の寒波です。
風の音がばたばたうるさいなあと思って、
外を見てびっくり。


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雪です。
しかも、うっすら積もっているやないですか。
今度の日曜日には、
地区の花見だというのに。

寒の戻りもほどほどにしてほしい。
今宵は、真冬です。


2010年3月 9日

寒の戻り。

昨日から、急に寒くなってきたかと思ったら、
今朝から雪になりました。

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3月から山の仕事も始まったのですが、
天候が愚図ついていて、しかも現場が遠いので、
なかなか仕事に就けないでいたのですが、
雪が降ってしまったら、また、行けなくなるなあ。



2010年1月15日

北陸は、記録的な大雪?

連日、北陸や日本海側での
大雪が報道されています。
でも、わが町はふしぎと、
ちっとも雪が降りません。

積雪もほとんどありません。
写真のような状態です。

yukinonaiyukei.jpg


でも、寒いのは寒い。
昨日は、朝夕は、もちろんマイナス。
日中でも1度前後。
日蔭は昼間でも、マイナスんに
なってしまいます。

腹の奥のほうがずしりと冷え込む
寒さです。
空気が冷えて乾燥してます。

昨夜は、雲もなく満点の星空でした。
天の川がキラキラ本当にきれいでした。






2010年1月11日

大阪のTさんのこと

Tさんは、10年前ほどから、
名田庄が大好きになった
大阪在住の方です。
名田庄好きが高じて
この地に家まで買ってしまった人です。

Tさんは、もともと海が好きで
特に日本海が好きで時々
若狭の海を訪れていたのですが、
ひょんなきっかけで、この山村に
縁ができて、それをきっかけに
どっぷりと名田庄好きになってしまった
とのことです。

山に興味を持たれて、たまたま知り合った
私の住む集落の人から、
森んこのことを聞き、
山の作業を体験したいとの
お申し出で、今回の裏山の作業に
参加してもらいました。

その後、森んこのスタッフでシシ鍋を
つつきながら、森のことや、この山村の
ことや森んこの活動や
Tさんにとっての名田庄の魅力についなど、
いろいろと楽しく話し合いました。

その中で、Tさんがおっしゃった。
「この村に来て初めて触れた
空気に惚れたんです。」
はじめおいしい空気のことかとおもったのです。
(大阪があまりにも空気がまずいので・・・)

でも、Tさんのおっしゃる空気は、
この山村に住む人々が作り出す
雰囲気に惚れたというのです。

よそ者の私もまったく同感です。

人情がとっても温かい。
ここに住んでいる人々に魅力を感じる、
好きになる。

Tさんは第一印象で直感的に
そう感じられたそうです。
この山村に家まで買ってしまった
気持ちがわかります。

直感にびりびり感じてしまったら、
理屈は引っ込んでしまいます。

類は、友を呼ぶではありませんが、
名田庄好きが集まってくるようです。

Tさんは、私よりも5歳年上で、
しかも、立派な社会人です。
頼もしい仲間が増えてうれしい限りです。

Tさん今後もどうぞ気楽にお付き合い
よろしくお願いいたします。



2009年12月24日

今日は、一日濃い霧に包まれました。

珍しく、一日中濃い霧に包まれた山々

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2009年11月29日

食まつりに出店

地元の観光イベントの
「食まつり」にネイチャークラフト体験で
出店する。

もうこのイベントに出展するのも
5回目だと思う。

通年では、丸太のクラフトの
実演と販売をするのだけど、
今年は、どうしても準備の時間が
取れなくってネイチャークラフトだけの
出店となる。

出店といっても、暢気なもの。
一回100円で気軽にクラフトをしてもらう。

今年は、約20名の方が
クラフトを楽しんでもらった。

syokumaturi.jpg





2009年11月 3日

突然のぎっくり腰と突然の寒波

10月が終わって、11月が始まったとたんに、
突然ぎっくり腰になる。

と同時に天候は大荒れ。

山仕事にはどっちにしても無理。
しばらく自宅で養生です。

今朝、用事で老左近に行ってみると
なんと、積雪???
昨夜(2日)降ったアラレ?がこんなに積もっているです。

091103yuki.JPG
腰を冷やさないように、要注意です。



2009年10月29日

老左近里山講座を開催します。

31日のライブに引き続き翌週の土曜日は、
講演会を開催します。

タイトルは「旧暦と暮らすースローライフと知恵ごよみ」です。
講師は、大阪南太平洋協会代表の松村賢治氏です。



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2009年10月25日

小さな小さな手作り文化祭

小さな山村の文化祭です。
有名人やプロが一切参加しない、
住民だけの手作り文化祭です。

住民が持ち寄り、住民で展示して、
住民で片付ける。

年々参加する人も少なくなってきて、
さみしいところもありますが、
日本のあちこちで、こんな文化祭がいつまでも、
いつまでも、開催されることを願います。


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2009年7月26日

集落で社会奉仕活動

集落の清掃活動がありました。
区民のほとんどが参加する社会奉仕活動です。

集落内の草刈や側溝の泥上げ、谷川の土砂上げなど、
約半日間、老いも若きも、男も女も力を合わせて作業を
行います。

今年は、途中から大雨に見舞われましたが、
それでも、皆さんずぶ濡れになって、作業を続けていただきました。
区長として、頭が下がる思いです。

田舎は、付き合いが大変だと
いう人がありますが、こうして、区民が協力して
集落を守ると言う行為は、すばらしいことだと思います。

このような住民の関係を失わないような地域づくりが
これからさらに、大切になってくるように思いました。

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2009年7月25日

文七踊り

文七踊りに参加する。

文七踊りは、「浄瑠璃調
の音頭にあわせて盆踊りとし
て踊られている」もんで、福井県指定
無形民俗文化財にもなっている歴史ある
伝統芸能です。

名田庄に引っ越してきて、はじめて
この踊りを見てびっくりしました。
会場が薄暗くさせていて、
太鼓や笛などの伴奏もまったくなく、
哀愁を帯びた音律の浄瑠璃だけで踊る
盆踊りなのです。

実に神秘的で美しささえ感じました。

大阪の盆踊りと言えば、河内音頭です。
私の小さいころは、エレキギターの生伴奏もある
それはそれは、派手でにぎやかな活気ある盆踊りです。
まさに真夏の踊り、きわめてラテン系でした。
けっして、嫌いではなかったです。

が、文七踊りは、実に素朴で山村の踊りにぴったりな
芸能だと感心しました。文化は、実に風土に根ざすものです。

今年は、あいにく雨模様でしたので、体育館での開催となりました。
しかも、初めて踊ることになったのです。
地区の保存会の人が、着物を持ってきて
練習には、ぜひ参加くださいと玄関まで、やってこられたのです。

これも区長のお仕事???と思いきや、まあ、
こんなこともないと、リズム音痴の私が踊ることは、
ないと、お誘いをお受けしました。

でも、いざ踊ってみるとなかなか難しい。
一度や二度の練習で踊れるはずもない。
でも、まあ何とかなるさ、盆踊りなんだから、
元は、娯楽なんだから。

着物を着て、借りた帯もして、買った下駄を履き。
いざ会場へ。
まあ、後は想像にお任せします。
決して優雅には、踊れなかったことは、報告しておきます。

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2009年7月22日

区長の仕事は、大変。でも

集落(約60戸)の区長は、結構大変です。
思っていたよりも、いろんな用事や用件があって、
毎日のように、なにかやと気の使う日々が続いています。

12年間住んでいると言え、よそから来たものにとっては、
地区の細かいことや深いところは、分かるはずもありません。

とはいえ「はい」と引き受けたのですから、それなりのことは、
しないとはいけないなあと思っていたのですが、
ふたを開けてみると、様々用事に追われて、
何とかその用事をこなすので精一杯です。

街灯の電気が切れている。
あっちで、道に穴が開いている。
公民館の水道の水がでっぱなし。
草を刈ってくれ。
あれはどうなった。これはどうするんだ。
じゃあ、こっちはどうなる。
役場はどういってる。
こんな要望がある。こんなことをするにはどうすればいい。
えっ、そんなことも区長のすることなの?!!

それに役場をはじめ、いろんなところから配布物が送られてくる。
区費や募金などの集金もある。

もちろん、前区長さんや区長代理さん各組長さんが
いろいろと、相談に乗っていただいたり、教えていただいたり、
組内への細かな実働はしていただいているのだけど
それでも、要領の悪い私は、皆さんに迷惑をおかけぱなっしです。

4月から今まで、3ヶ月と半。来年の4月まで、
道のりは、遠いなあ。

でも、いろいろなことをしているうちに、
集落やこのムラのことや、行政とのつながりなど、
様々な新しい経験ができて、実にそのとこは、
面白い。いい経験ばかりです。

きっと、この経験は、これからの私や森林楽校・森んこの活動に
とって、大きな財産となることでしょう。

大変だけど、収穫は、確実に大きいでしょう。


2009年7月20日

18~19日と林業交流会がある

名田庄で、林業交流会が開催されました。
今回で、7回目くらいかな。

京阪神を中心に、林業に就業したい人や興味のある人が
応募して参加されます。

全国各地で行われているとのこと。

今年も、約30名の方々が参加されました。

この交流会の目的は、
林業の就業者の情報提供と支援にあるようだけど、
参加する人の、7割くらいは就業目的と言うよりは、
林業とか山村での生活がどんなものなのかなあと言う
興味で参加する人のようです。

一泊の二日の行程で、
一日目は、簡単な山の作業をしてもらいます。
メインは、その夜のアルコールが入った交流会です。

参加者といろんな話ができて、私たち向かえるものにとっても、
楽しく、有意義なひと時です。

今回も、いろんなお話ができました。
林業や山仕事・山村の暮らしへと進むうちに、
時として、人生観や生き方みたいな話になることが
多いですね。

転職や引越しは、やっぱり人生にとって、大きなことですもんね。
いろんなことに悩んでいたり、迷っている方も多いようでした。

その点では、私なんかは、のんきなものです。
まあ、人生考えてるだけやと、なかなか動けませんよね。
やってみて、こうでもないああでもなって、しているうちに
何とかなるもんですよ。
やりたいことをやってみてはどうですか。

なんて、いってしまうことが多いんですが、
どうも、私のような安直な考えの方は、少ないようです。

2009年6月27日

今年は、蛍がよく舞っているとのうわさ。
家のすぐそばの川原でも、数十匹舞っているので、
まあ、これで満足と思っていたんですが、

今年の、あの橋のところは、みごたえがあるとのうわさがしきり。
へえー、じゃあ行ってみるか。

家族で、夕食後に、いそいそと出かけました。
真っ暗の夜道を、奥の集落を目指しす。
といっても、家から車で、10分ほどのところ。

途中でも、ちらちら舞っているのが、見えます。
到着。
ヘッドライトを消す。真っ暗闇。
と、目の前に蛍の群れが舞い踊っている。

わー。感動すると、人はおのずと声が出るんですね。
目が慣れても、足元は、暗い。

でも、蛍の光は、ますますきらめく。
スーと舞い上がる蛍の光を追い、見上げると、
迫った山と山との間から、満天の星空。

その無数の星をバックに蛍が舞い飛ぶ。
星と蛍が、混ざり、交差して、
なんとも、幻想的な風景!!!!!

わーとまた、声が出ます。

しかも、この壮観な光景を、声を出して、見ているのは、
私たちだけ。

あまりにも贅沢な夕食のひと時でした。

2009年5月10日

モクモクと盛り上がる緑

5月に入ると、山々の木や草がモクモクと
盛り上がっていきます。
本当にモクモクと盛り上がってくる。
緑の入道雲のようです。

日に日にます緑を見ていると
なぜか、こころがワクワクしてきます。

命のエネルギーなんでしょうか。

そんな風景を毎日見ながら、
仕事ができるのは、本当に幸せです。


2009年2月19日

車に布団???

朝起きると、車のフロントガラスに
妙なものが。何?

こりゃ面白いものが出来上がっています。
布団を干していて、ずれたんやないですよ。

湿気の多い雪が積もって、それが、
くるくると巻き込みながら、ずれていったんですね。

ふったりやんだり、寒かったり、ぬくかったりの
天候が、面白いものを作ってくれました。

yukinohuton.jpg

2009年2月 4日

土御門神道の星祭り

若狭土御門殿天社宮本殿で、星祭りの神儀が
行われました。毎年、立春に行われる、伝統行事です。

以前から、是非お参りしたいと思っていたのですが、
ようやく、今年は、叶いました。

配布された解説に以下の文章があります。

土御門神道(天社神道・安家神道とも言う)
通称「星祭り」は他の宗教団体や社寺で
行われている「星祭り」とは根本的に
違いがあります。
土御門殿天社宮で行われるこの「星祭り」は、
古代中国で歴代皇帝が泰山(現在、世界遺産
に指定)に登り天帝に天下安泰、長寿安穏を
祈願した行儀を基に、陰陽道の奥義を加え、
陰陽寮で行われていたものに安倍晴明公が
さらに秘儀を加え、平安時代に
確立した天皇や皇族、貴族のみに許された
荘厳な祈祷修法なのです。

名田庄という山村は、面白い歴史を持っています。
しかも、それを大事に伝えていっている事に、
大きな意義を感じました。

約1時間半で、行われた一つ一つには、
もちろん、深い意味があるのでしょうが、
私には、それがなんなのか想像もつきませんでした。

北海道や沖縄からも、参拝者があり、さらに、
その奥深さを感じました。

興味のある方は、是非、立春の「星祭り」に
お越し下さい。日本の不思議を感じられると思います。

hosimaturi2.jpg


hosimaturi1.jpg

2009年1月13日

よく降ります。

1月になってから、雪の日が続く。
きょうも、朝から、吹雪きます。

こんな日が続くと、山仕事なんてできない。
失業中でも、なんとなく
納得できる。

yuki-1gatu13.jpg

2009年1月 1日

正月は、雪景色。

あけましておめでとうございます。

随分と、温かな年末と思いきや
冬将軍は、いきなり襲来です。

晦日に降って、
一晩で、真っ白。
大晦日にも降り続いて、
正月は、除雪車まで出る積雪です。


(地元の虫尾神社へ初詣)
hatumode.jpg


2008年6月 1日

去年9月の川の話が、こんな企画を生みました。

 去年9月9日付の投稿で、
川の昔話のことを書きました。

 その話は、面白いってことから、
ひょんなことで、
若狭水紀行「どんぶらこ」の企画として、
講座になりました。


 この企画は、わかさWAKKAフォーラム・どんぶらこ実行委員会が、
主催する講座です。


 chichigoyaのブログにも、書きました。
こっちを読んでみてください。

(ちょっと、今日は、手ぬきです。すみません。)

 


2008年3月14日

春が来た。

 今年の春は、遅かった。
2月上旬から降り出した雪が、
思いのほか長く降り続いた。

 
 そのせいか、3月になっても、
冷え込む日が続いた。

 
 でも、さすがに、3月も一週間も過ぎると、
太陽が暖かい。


雪融け.jpg


 3日ほど晴天が続き、あったかな雨が降ると、
一気に気温が上がる。
川の水も雪解けで、ぐんぐん増える。

 
 風が気持ちいい。あああ、春だ。
素直に、思う。


 さあ、そろそろ、山仕事も始まるぞ。


 

2008年3月12日

保育園でありがとうの給食会

 3月12日保育園から、招待をいただく。

 
 この一年間、自然体験活動で、保育園の行事を
サポーとしていただいたお礼にと、
給食会へ、招待をしてもらった。

 

 他にも、保育園を様々な方面で、サポートしておれる
方々が、招待を受けられていた。


 私ナンゾは、保育園の子どもたちと遊んでもらって、
いるだけなのに、招待を受けるなんて、感謝感激です。


 さらに、細君も、絵本の読み聞かせや紙芝居や
パネルシアターを、未満児さんへのボランティアを
していたおかげで、招待された。

 
 夫婦で、昼食が一食うく。ありがたい。

 失業者には、何よりの贈り物だ。

 
 子どもたちとワイワイいただく給食は
楽しい。しかも、この給食がとってもおいしい。


DVC00061.jpg


 こんなおいしい給食を毎日食べてるんや。
うらやましいなあ。


 感謝の手紙ももらって、心も胃袋も
ホクホク、満腹のひとときでした。

 
 保育園のみんな、ありがとう。
また、遊でくださいな。
保育園の先生方、おおきに。
来年度もよろしく。

2008年2月19日

3日続きで降りました。

 今年も雪が少ないと思いきや。
金・土・日と降り続いて、
やっぱり、積もりました。


雪の朝2008.jpg


 例年くらいなのかなあ。
去年があまりに暖冬だった印象で、
ちょっと降ると、なんだか、
たっぷり降ったような気がする。

 それでも、3日続きの本降りは、
さすがに雪も積もる。

 

 

2008年2月17日

情報誌から取材(2)

 昨日に続き取材を受ける。

 といっても、今日は、名田庄のあちこちを、
案内した。というよりも、私の強引につき
あってもらったようなもの。

記者さん.jpg


 取材の条件に、名田庄を紹介してもらう、
というのを承諾してもらっていた。


 川上から、川下へ、歴史や風土のことを
あれこれ話しながら、案内をする。

 記者のAさんの、嫌な顔せず、つきあってくれた。
予定していた時間を2時間もオーバーしてしまった。
本当に、付き合いのいい人である。

 いったいどんな記事になるのか、興味津々である。
Aさん、本当にご苦労様でした。

 

2008年2月16日

情報誌から取材(1)

 13.14日と「iju info」という雑誌の
取材を受ける。
 この雑誌には、以前森林楽校・森んこの活動について
の記事を掲載していただいた事がある。

 
 今回は、私が、なんで、山村に引っ越してきて、
山仕事をするようになったか。そして、10年経った今、
どんな生活をしているかを、ドキュメンタリー!?タッチで
記事にするとここと。

 
 この地の宣伝もしてくれるという条件で、取材をして
いただきました。
 訪れた記者さんは、以前林業交流会で同行取材をされていた
丸井工文社のAさん。
 久しぶりの再会です。


 13日は、2時に待ち合わせて、事務所で3時間もお話を
しました。小学校のガキンチョのころから、この地に来るまでのことが
前半。後半は、この地での生活のことのあれこれ。


 昔を思い出しながら、話していると、自分でも、
気がつかなかったことがらがあったり、偶然があったり、
妙な因果があったり、
ちょっと、不思議な時間が流れていました。


 それでも、Aさんは、よくもクダラナイ
よもやま話を、辛抱強く聞いてくれました。


 その日の晩は、いつもの行きつけの店で、
森んこの仲間数人と、鍋で一杯。
遅くまで、おつきあいいただきました。

2008年1月21日

子ども農山漁村交流プロジェクトってご存知?

 5年後の2013年には、全ての小学校での
授業の一環として、一週間の長期滞在型の
体験活動をおこうというプロジェクトです。

 
 小学5年生が、一度は、一週間農山漁村に泊まって、
いろんな体験をするっと言うプロジェクトです。


 しかも、総務省・文部科学省・農林水産省の
3省の連携事業です。

 凄い規模の計画ですよ。画期的とも言える計画です。

 えっ。ホンマに!!!って、
感じの大型プロジェクトなんですね。


 詳しくは「子ども農山漁村交流プロジェクト」で検索
されると、詳しい資料が手に入ります。

 


 でも、一般には、ほとんど知られていません。
学校関係者や、市町村単位の教育委員会ですら知らされていない
プロジェクトなんです。
 
 県のほうに問い合わせると、応答は、してもらえるんですが、
なんとも、雲をつかむようなニュアンスの返答しか帰ってこないんです。


 さらに、来年度から、モデル的に40カ所の地区を選定して、
事業を開始するらしいです。


 自然体験・交流事業を目指す森林楽校・森んことしては、
捨てておけない、重要事項です。

 
 動かないわけにはいかない。


 

 


 


 

 

2007年11月28日

名田庄で、初めてのチェーンソーアートのデモショー

 25日の日曜日に、「食祭り」のアトラクションの一つに、
チェーンソーアートのデモショーを開催した。
森林楽校・森んこと流星館との恊働で実現した。

 
 名田庄で初めての、試みである。
アーティストは、日本大会で多くの
優勝・入賞経歴のある内藤 済さんである。


チェーンソーアート - 15.jpg

 
 私自身、本格的なデモショーを見るのは、初めて。
期待でわくわく。

 予想を遥かに超える感動!!
午前・午後各1回のデモショーをしてもらった。

 午前の作品は、煙突から顔を出している
サンタ帽子をかぶったかわいい小熊。
とても、ユーモラスでマンガチックな
造形に、ドキモが抜かれた。
 
 午後の作品は、がらっとおもむきを変えて、
リアルに彫られた、空を見上げるツルの姿。どうして、
チェーンソーでこんな細い造形が出来るのか。
しかも、目の前で、どんどん姿が浮かび上がってくる。

 
 見入っているうちに、何とも言えない
熱い物が胸の奥底からジワジワとわき上がってきた。

 
 何だろうこの感動は。

 
 なにか、分からないけど、予感を感じた。
何かが起こるぞ。何かが起きているぞ。
という予感である。

2007年11月23日

田舎の映画会

二日続いて、夜に映画会が、生涯学習推進委員会主催で行われる。

上演映画は、
一日目は、黒澤明監督の「椿三十郎」
二日目は、チャップリン・ロイド・キートン主演作品の
短編集の「喜劇王」。
 
 
 古いホールの舞台に急ごしらえしたスクリーン。
パイプ椅子が50脚ほど並べてある。
参加者は、20人ほど。
 

 上映が始まる。16ミリの映写機が後ろで、カタカタ音をたてて回る。
古いフィルムは雨が降り。ピントがボケる。映像がスクリーンからはみ出る。
画面が揺れる。音も割れる。でも、不思議と気にならない。
いい味が出ている。白黒の古い映画である。

 
 でも、椿三十郎は、名作であり、私の大好きな映画の一本。
痛快時代劇、理屈抜きのチャンバラだよ。
16ミリながら、大きなスクリーンで見るチャンパラは、
大迫力。大満足。よかった。
 

 田舎の映画会は、大成功。
新しい文化施設ができたら、
もうこんな映画会は、経験できない。
 

2007年9月 9日

昔の川のお話を聞く。

 約50年前のこの地域の川の様子を
Oさんからお聞きする。

 Oさんは、竹馬や竹スキーづくりを
教えてくれている元気で、愉快なおじいさん。

 以前から、Oさんはよく「この川は、もう死んでいる。
今のこの川は、どぶ川よりもひどい」とよく言われていた。


 私たちから見ると、まだまだ、きれいで豊かな川だと
おもっているのに。どうして、という疑問があった。


 それで、県立大学のT先生と地元のKちゃんと一緒に、
おじいさんの川のお話を聞く事になった。


 Oさんは、話だけでは、ピンと来ないだろうと、
昔を思い出して、絵地図を書いてきてくださった。


昔の川2.jpg


 その絵地図をみて、たまげた。
さらに、おじいさんのお話を聞いて、これまた、たまげた。

昔の川.jpg

 

 Oさんの口からは、今からは、想像できないほど
川と人の生活が密接につながり、豊で、楽しい川であったかが
詳しく、そして、うらやましいほど、楽しく、美しく語られた。


 人が生活をする事自体が、川を豊かにし、そして、
その豊かな川が人の生活に潤いを与えていた。


 それは、夢の世界であった。

 Oさんが、言っていた「この川は死んでいる」という
意味が少しは、理解できたような気がした。

 私たちは、いかに貧困な川を見ていたのか。
豊かな川というものが、どうあるべきかの片鱗を見せてもらった。

 
 ショックだった。

 Oさんは、つぶやく。「そんな事は、到底無理だろうが、
もう一度、あの川で遊んでみたい」と。


 私たちは、何をすべきなんだろうか。
どう生きるべきなんだろうか。
子供たちに、何を伝えたら良いんだろうか。


 本当の豊かな自然の暮らしを知らない者が
何を伝えれるんだろうか。

 ものすごい何かを、背中に負わされたような気がした。


 


2007年6月22日

NHKのラジオに出演する

6月21日(木)午前11時30分からの
「ここはふるさと旅するラジオ」に出演しました。

 
 生放送です。しかも、全国放送。ビックリです。
 ラジオだと、足の悪いのも見えない。
と思いきや、公開放送なんです。
でも、身内のような人ばっかりが見に来てくれたので、
かえって、リラックスできました。

 
 ほんの数分の出演でしたが、けっこういろんな
経験をさせてもらいました。
 たった、20分も番組に、2回も打ち合わせをしました。
しかも、当日にリハーサルもするんですよ。全国放送で、
生だと、けっこう大変なんですよ。

 
 福井の担当アナウンサーが、杉浦友紀アナウンサー
だったんです。福井の人は、テレビで知っていると思います。
美人のアナウンサーなんですよ。
 
 NHKのアナウンサーは、取材もするんですね。
名田庄を案内したりして(時間は、たっぷりとあります)
彼女と知り合いになっただけでも、幸せですよ、ほんと。

 
 骨折のおかげで、いろんな経験をさせてもらっているような
気がします。ありがたい事です。


2007年5月 5日

田んぼに水が入った風景に、

 私だけの感覚だと思うけど。

 田んぼに水が入り、風景が、反対に映し出されるのを
見ると、妙にアジアを感じるのです。
 日本ももちろんアジアなんですが、
どういったら好いのか、ベトナムやカンボジア、それに、
中国の江南地方の風景とダブルんです。
 もちろん、それは、稲作という文化の風景なんですね。

 田んぼに水が入らない秋や冬の風景は、
ちょっと違う風景ですよね。どういうか、日本の風景。
稲作以前の風景とでも、言うんでしょうか。

 そんな事を感じるんです。

 水のない田んぼと山の風景は、ちょっと、縄文的なんかなあ。
で、稲作の風景は、弥生的なんかなあ、なんて思ったりするんです。

 私の体の中に、
縄文の血が受け継がれているんでしょうかねえ。

 皆さん、どう思います。

2007年5月 3日

鹿の激増!!

先日、NHKの番組で
「立松和平が歩く”獣害列島”ニッポン~人と野生 共存を求めて~」
というのを見ました。

 見た人もいるかと思います。
いろいろと、教えられることがあり、
なかなか興味ある番組でした。
特に、サルに関する内容は、
よくまとめられていて、説得力がある
秀逸な内容でした。

 でも、やっぱり、鹿に関しては、
説得力がなかった。
この番組だけではないんですが、
この番組もかと、残念でした。

 鹿が異常に増えてきています。
確かに、鹿の増加は、随分と以前から
いわれていたことかもしれません。

 しかし、獣害となるまで、異常に増えてきたのは、
ここ十数年だと思います。
とくに、ここ2・3年の増え方は、恐ろしいほどです。
気味悪い。林業・農業の被害だけではありません。
 私の住む山村では、もう何人の人が
車で鹿と衝突したことか。人身事故は、まだ聞いていませんが、
大事故のなりかけた人も何人もいます。
 私も、車を運転していて、数回危ない目にあいました。

 鹿の増加をやっぱり、この番組も、
狼などの天敵がいなくなったのだと言っているんです。
でも、狼がいなくなったのは、明治の初めでしょ。
狼がいなくなったのは、なんでかは、よく知りませんが、
この鹿の急激な増加がそんな遠い昔の出来事が原因だとは、
到底思えないんです。

 狼がいなくなったからなんて、言うのは、
この鹿の激増を実感していない人の言うことだと思うんです。

 この一言で、なんだか、しらけてしまいました。

 せっかく、サルの内容は良かったのに、残念と思いました。

2007年4月23日

選挙です。

 合併して初めての町議と町長の選挙です。
ここ、十数年町議・町長(村議・村長)とも、
無投票だっただけに、今度の選挙戦は
一種異様なまでに盛り上がりました。

 小さなムラです。
地区から立候補者がでるとなると
全区民あげての応援です。
 いろんなシガラミがあるんですよ。
親戚筋とか、なんやかや、
それが田舎の好いところでもあり、悪いところでもあると
言うだけでは、計り知れないシガラミなんです。
極めて日本的な関係ですよ。


 で、いろいろと世話になっていて
しかも、同じ年の友人が町議に立候補したんです。
熱心な人なんです。熱血漢なんですね。
若きリーダーなんです。
応援しない訳に行きません。

 残念というか、幸いというか
私の住む地区からは、立候補者がでませんでした。
だから、ちょっとは、気楽に応援できたんですね。
これが、住んでいる地区から立候補者が
でると、公には、友人を応援できにくくなりますよね。


 告示日から選挙日までの5日間は、
この山村に引っ越して来て初めての、
にぎやかな日々になりました。
14議席を18候補が競うんです。

 毎日、立ち代わり入れ替わりの
選挙合戦です。まあ、にぎやかな事。
私は、春休みと以前から決めていたので、
自分のしたい事をできるだけしている覚悟でした。
 
 でも、友人の頑張りをすこしでも、
応援したいのは、人情。
ほんとは、申し訳ないんですが、
時間を切り詰めて、なんとか、
2回ほど手伝いをしました。

 時間が自由になるんだから、
もう少し応援に行っても好いかなあと
思ったりもしたんですが、
はじめっから、そんな調子では、
自己管理ができないじゃないか、
と予定通りに行動する事にしたんです。

 22日が、投票日。
結果は、見事 当選でした。


 

2007年4月22日

田んぼに水が入る。

 農業の事は、全くの素人です。
まして、水田のことも、全く分からない。

 でも、この頃、ぼちぼちと
あちこちの田んぼに水が張られるようになると、
なんだか、うきうきしてくるんです。
 
 都会では、想像もしなかった感情です。
何故でしょうね。引っ越して来た春から
ずっと、このうきうきは、続きます。

 田んぼに水が入り、カエルがにぎやかに鳴き出す。
いいなあと思うんです。

 都会に住んでおられる皆さん。
ちょっと、郊外に足を伸ばして、
田んぼを見に行きませんか。

 まだ、稲が植えられていない田んぼを見るのも
好いですよ。

tanbonimizu.JPG

2007年3月31日

コブシの花が満開。

 コブシがポツポツと山々に目立ち始めました。
この花を見ると、ああ春が来たんだなあと実感します。
 
 コブシは、遠くから目立つ花です。
でも、近くに行くとなんとなく物足りない花なんです。
里の花にはなれない、山の花です。
桜には、ない趣きがあります。

 きれいなものは、手に入れたくなり、
身近に置きたくなるのが人情です。
でも、この花は、駄目ですね。
遠くで、ボヤーと見るのが好い花です。
なんとも、神様は、ニクい演出をするものです。

 コブシのあとに桜がやってきます。
ドンチャン騒ぎの春の宴が始まります。
 
 その時は、コブシは、そっと山に身を隠すんです。
 
 

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まいど「森林楽校・森んこ」です。 平成9年、大阪から名田庄村にIターンして、森林組合に就職。
「NPO法人 森林楽校・森んこ」の代表です。

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