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そまびとたちの奮闘記

NPO法人信州そまびとクラブ。
山仕事をしながら、
林業のこれからの姿を提起します。

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下草刈りの検査

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 そまびとがヒノキを植えた個人所有の山で、下草刈作業への造林補助金申請のための検査に立ち会ってきました。先月草を刈ったのに、ご覧のように、もう青々とした山になっています。
 この現場は複層林といって、すでに大きく育っているカラマツの下に、ヒノキを植えたところです。
 矢印が、昨年植えたヒノキの苗です。こんなスピードで周囲の草や広葉樹が伸びてしまうのですから、従来の方法での造林には大変な人出がかかります。そしてこの現場での草との戦いは、夏がくるたびに、少なくともまだ5~6年は続くことでしょう。

コメント

Posted by: somakudo   [ 2006年8月20日 11:32 ]

草や多種の木が勝手にすぐさま生えてくるということは本当は非常にすばらしいことなのでしょうが、こと草があっては困るシーンでは厄介者ですね。
山の草はそれでも私たちの商売につながるのでいいとしても、庭や畑の草は困り者。農家の方のご苦労が目に浮かびます。
地球温暖化に伴い、草の成長も早いのだろうか?草刈していて山の中にラフレシアン(でしたっけ?)が生えていたらぶったまげそうですね。

Posted by: かなめ   [ 2006年8月20日 15:47 ]

somakudoさん
 まったくおっしゃるとおりですね。草が生えてくれるから、私たちも仕事があるわけですが、以前、近所の農業数十年の方が言っていた言葉が思い出されます。

 曰く「百姓は草との戦いだ」

 実に説得力のある言葉でした。

 ただでさえ育林にお金のかかる林業ですから、温暖化により苗の成長が早まり、収穫時期は早くなるかもしれませんが、草刈は2度刈りがあたりまえで、場合によっては3度刈りなんてことになるかもしれません。

 一服のときには、野生のマンゴーにありつけるかもしれません…。恐ろしい。

  

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そまびとたちの奮闘記 「そまびと」とは「きこり」のこと。現代のそまびと=技能職員たちが起業し、模索しはじめました。

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