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そまびとたちの奮闘記

NPO法人信州そまびとクラブ。
山仕事をしながら、
林業のこれからの姿を提起します。

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松茸山の整備

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若い松林では、地表の落ち葉などを取り去り、アカマツの根に菌がつきやすくする作業を行います。

先日「田舎の家の建て方」でお伝えした山主さんから、アカマツの林床整理に先立ち、雪折れでだめになった木の片付け作業を依頼されました。倒れている木を動かしやすい長さに切り、林の外まで落としたあと、ご覧のように「てこ棒」と呼んでいる、そこらへんにころがっている硬い木を使って、細かいゴミをまくり落として行きます。距離の長い地拵え作業のようなものです。


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左上が作業の終わった部分です

コメント

Posted by:   [ 2007年5月17日 22:02 ]

樹です。こんばんわ。
なんという明るくすっきりした赤松林でしょう。
私が毎日通る場所にも赤松林はありますが、細々とした赤松が樹高だけ高くなりもやし状態、枯れた木がかかったままで、おまけに下場はボウボウの藪でなにやら暗く怪しげな雰囲気さえ漂います。
人間が毎日行き交う場所さえ悲惨な有様なのに、写真の林は見事ですね。
活発な森林整備や森林利用が日本中に広がる日が来る事が望まれます。
一人一人の気付きや心がけが大事ですね。

Posted by: 信州佐久アグリフォレスト   [ 2007年5月18日 07:15 ]

松茸山の管理については2回ほどしかやったことがありません。ただ、松茸が出ているヤマでは落ち葉かきの時期は限定されるので、この時期にやれるのか?北相木当たりではこの時期が普通なのでしょうか。いずれにしても、大量の落ち葉かき、林外に搬出するだけでもたいへんです。シュラを使っていないようなので作業の大変さが想像できます。

Posted by: かなめ   [ 2007年5月23日 00:39 ]

樹さん、返信が遅くなってしまいすみませんでした。他県へ泊まりで遠征していたもので、サイトのチェックが疎かになってしまいました。

アカマツ林の問題は、樹さんのお住まいの地域では特にマツクイムシ侵入の最前線でもあり、放置された林ほど被害を受けやすいようにも思うので、このままにはしておけないことです。

マツタケ生産にまでは結びつかないかもしれませんが、せめて上等な梁材生産ができるような山へ誘導できるよう、所有者と話をしてゆきたいものです。

Posted by: かなめ   [ 2007年5月23日 00:43 ]

信州佐久アグリフォレストさん、書き込みをありがとうございます。そまびとたちの奮闘記へようこそ。

落ち葉かきは、今後所有者自身が行う予定のようですが、いつごろやるのかは聞いてきませんでした。おっしゃるとおりシュラがあると楽だったのでしょうね。立ち木のある場所での地拵作業なので、とても手間どってしまいました。

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そまびとたちの奮闘記 「そまびと」とは「きこり」のこと。現代のそまびと=技能職員たちが起業し、模索しはじめました。

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