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そまびとたちの奮闘記

NPO法人信州そまびとクラブ。
山仕事をしながら、
林業のこれからの姿を提起します。

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財産区での会議

行事開催や山の手入れなどで、信州そまびとクラブが日頃からお世話になっている、佐久市大沢財産区の議員の皆さんとの会議がありました。


 台風で延期となった山守り塾の開催日のこと。ゆかいな山仕事からおおさわ山守り塾へと新たなスタートをすることになった経緯のこと。ゆかいな山仕事講座同窓会の皆さんの行事日程のこと。これからの財産区での手入れのことなど、盛りだくさんの内容でした。


 財産区では、収穫時期をむかえた山を収穫→再造林する動きが始まっており、今後はそのお手伝いをさせてもらえるかもしれません。そのことは、今まで夢だった、毎年一定量の山を植栽から保育まで一貫して手入れをすることにもつながります。多くの場合、所有者と手入れする者が違うという今の日本の林業の構造の中で、植えたときから収穫するときまで働く者が変わらない山は、それほど多くないように思います。自分で背負い上げ、植えた木への愛着や、最後まで任せ、任される、という関係から生まれる目に見えない力は、かならず40年、50年後の材積や材質の差となってあらわれることでしょう。


 私としては、会議の一次会よりもアルコールの入った二次会に強い興味があったのですが、運転して帰らなければならない距離なので、酒の代わりに涙を呑んで帰宅しました。

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そまびとたちの奮闘記 「そまびと」とは「きこり」のこと。現代のそまびと=技能職員たちが起業し、模索しはじめました。

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要林産のホームページ somabito.jp をどんなものにしようか、現在思案中です。なにか良い案があったら、ぜひコメントに書き込んでください

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