• 山村型起業解説
  • 事業アイディア
  • インタビュー「先人に学ぶ」
  • 農山村の背景情報
  • お役立ち情報・技術
 

そまびとたちの奮闘記

NPO法人信州そまびとクラブ。
山仕事をしながら、
林業のこれからの姿を提起します。

« メリーポピンズ | Main | 暖冬 »

冬山歩行・ラッセル訓練

標高2,599m、奥秩父連峰の名峰金峰山(きんぷさん。地元ではきんぽうさんと呼んでいます)で行われた南佐久地区遭対協救助隊の冬の訓練に参加しました。今回は私が暮す村からの入山なので、地元の班員が休んでしまっては絵になりません。日程を死守し行ってきました。 


090211kinpou1.jpg

 あまり雪の無い地域なので、私も含め慣れていない隊員も居るため、隊長からはまずピッケルやアイゼンなど、基本的な装備に関する説明が行われました。

  

090211kinpou2.jpg 

 歩行訓練なので、とにかく行かれるところまで行って、時間を見て帰ってくるのだろうと思っていたら、なんと頂上まで行く気満々。強風でトレースが無くなっており、腰までの雪にズボズボとはまりながら頑張った頂上直下でのひとこまです。山梨と長野との県境に位置する山なので、山頂は、山梨県甲府市に位置します。背景左の岩峰は瑞牆山(みずがきやま)2,230m。

090211kinpou3.jpg

 ザイルで編まれた担架。搬送するところも写したかったのですが、遭難者役だったので、それどころではありませんでした(笑)。下山後ふもとの山荘で反省会。隣接する町村の班員の皆さんや所轄署のおまわりさんたちと親交を深めました。日頃からチームワークを高めるための一杯会もとても大切な行事です。関係者の皆様、お疲れさまでした。

コメント

Posted by: ERI   [ 2009年2月13日 21:51 ]

かなめ様、こんにちは。
郡上でのITM以来、中々お約束が守れず、やっと今頃のカキコデビューですみません。
消防団の活動は良く聞きますが、山村では、時には遭難者の救助訓練も必要なのですね。
都会ではビルの火災報知器を業者さんがたまに点検に来るぐらいで、自らは避難訓練もした事がありません。
現実になる可能性が高いからこそ、訓練にも身が入るのか、訓練なのに山頂まで登ってしまうくらい、結局山好きが集まっているのか、両方かな?
とにかく、大変そうだけどうらやましいです。

Posted by: かなめ Author Profile Page  [ 2009年2月14日 01:55 ]

ERIさま 書き込みありがとうございます。
 郡上でお会いしているのですね。鈍い私は、お名前に顔が浮かびません。申し訳ありません。
 …と書いてから、ピンときました。きっとあのERIさんですね。私の方こそ、年末の餅つきの告知をせずごめんなさい。去年の暮れは30日まで現場だったので、餅つきには行かれなかったのです。またの機会には必ずお知らせしますね。
 山岳遭難の少ない当地では、救助隊は消防に比べるととてもマイナーな存在なのですが、万一に備えて年に何回かは訓練をしています。実地訓練は当然登山になりますから、おっしゃるとおり山好きでないと勤まりません。私の場合、日頃の仕事場が山なので、休日に山に行くことが無く、頂上へ行く機会は訓練のときだけになってしまったように思います。
 あらためて山の魅力に触れ、今年こそは、もっと登山をしたいと思いました。もちろん、出動ではなくプライベートで。

コメントを投稿

profile

そまびとたちの奮闘記 「そまびと」とは「きこり」のこと。現代のそまびと=技能職員たちが起業し、模索しはじめました。

お知らせ

要林産のホームページ somabito.jp をどんなものにしようか、現在思案中です。なにか良い案があったら、ぜひコメントに書き込んでください

2009年8月

S M T W T F S
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          

カテゴリー

  • カテゴリを追加

最近のエントリー

最近のコメント

最近のトラックバック