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【特集】森林管理の主導権流出を防ぐ戦略
特集1 強固な信頼こそが地域主導の求心力 山林経営の主体は地域に継続
天草地域森林組合(熊本県)
熊本県天草地域森林組合では、7000人を越す組合員に対して、SGEC森林認証取得と併せて長期森林施業受委託を推進を図り、1700名の契約が進んでいる。年100件以上の相続があり、人口の地域外流出も続くが、築き上げた強い信頼で、地域主導の経営を維持する努力を続けている・・・
特集2 町主導で企業に購入依頼。計画管理は森林組合
「くずまき高原里山森林整備実行委員会」による「企業の森」の取り組み
葛巻町森林組合参事 竹川高行(岩手県)
岩手県葛巻町では、「企業の森」を通じて、企業に町内の森林を購入してもらい、町と森林組合と森林所有者とで森林保全管理協定を結び、森林組合が管理委託を受けるという形態で、地域の持続的な森林管理を行っている・・・
特集3 山林購入で地域雇用創出につなげる発想 経営放棄林の受け皿を担う
(有)門脇木材代表取締役 門脇桂孝(秋田県)
秋田県にある(有)門脇木材は、社員の年間雇用確保を目的に取り組んだ林地所得をきっかけに、所有山林を売却したい森林所有者からの相談に応じ、自らその受け皿として山林経営を引き継いでいる・・・
特集4 森林の所有権と持続可能な森林管理システム
諸塚村土地村外移動防止対策要綱
諸塚村企画課長 矢房孝広(宮崎県)
宮崎県諸塚村では、村独自に土地村外移動防止対策要綱を制定して取り組んできた。諸塚村企画課長の矢房孝広さんに紹介していただく・・・
◆フォト・レポート ・・・・1
山元への利益還元、資源循環型の研鑽木材供給システム
協同組合 兵庫木材センター(兵庫県宍粟市)
木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・32
転換点に直面する日本の林業 「手間を惜しむ」やり方が主流に
いざ実践!森林境界明確化の戦略と戦術◆竹島喜芳・・・34
森林境界明確化加速化のポイント
さていよいよ最終回。今回は森林境界明確化加速化のポイントについて、現時点の私の見解をご紹介します。現時点といいますのも、私も人の子、知見を増やし視野が広がれば、今までとは違った景色が見えてきます・・・
人が変わる、組織が変わる、地域が変わる 森づくりファシリテーター7 財団法人キープ協会 増田直広・・・40
森林環境教育におけるファシリテーターの学びの場づくり~キープ協会の森林環境教育実践から~
お役に立ちます!最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・44
台風コースと台風発生斜面方位の関係
―三重県内で発生した森林風害―
野々田稔郎
林研グループが応援します!◆◆群馬県/NPO法人フォレストぐんま21・・・52
広葉樹林の間伐、伐倒木でビオトープづくり
普及員実践日誌◆宮城県 林業普及指導員 山田百合子・・・54
住民主体の活動へ導くマツ林再生活動の支援
提案型集約化施業 成功をつかむ実践術・・・・62
森林施業プランナーを中心とした地域森林管理のあるべき姿
4年間に亘って、連載してきたこのコーナーも今回で最終回を迎えました。この4年間という期間は、私自身が「提案型集約化施業」の全国的な推進の中で、森林施業プランナーの育成に携わってきたプロセスそのものでもあり、4年間の日々を思い返すと非常に感慨深いものがあります・・・
法律相談◆編集部・・・72
境界がわからない所有林を子供や孫に残さないよう処分したいのですが、どのようにしたらよいですか。
●日本林業アーカイブス 森林鉄道の記憶―木曽・王滝森林鉄道編―
夕照の滝越へ帰る「やまばと号」・・・9
●わがまち木造自慢
川崎愛児園(三重県亀山市)・・・61
●読者のお悩み相談/後藤國利・・・66
森林・林業再生プランを成功させるために市町村はどうすればよいか
●ひろば・・・72
●年間総合目次・・・76
●表紙の人 赤藤知香さん (株)松島木材センター(熊本県)・・80
表紙●岩渕光則 フォト●上村公浩