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林業新知識 2019年8月号

雑誌月刊 「林業新知識」

林業新知識 2019年8月号

特集「林業用苗木のQ&A 確かな品種の苗木ができる仕組み」

著者 ---
定価 3,680(年間購読料/税・送料込)円
ISBN ---
体裁 B5判 24頁

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主要目次

特集...8

「林業用苗木のQ&A 確かな品種の苗木ができる仕組み」
国立研究開発法人森林研究・整備機構
森林総合研究所林木育種センター

 みなさんの所有林にかつて植えられた苗木、あるいは現在入手できる苗木は、
どんな〝素性〟の苗木かをご存じでしょうか。熱心な篤林家の方でしたら、
品種や苗木生産者の名前とともに即答されるかもしれませんが、
一般の林家には少々縁遠い話題かもしれません。
 品種(一定の特性が明らかな苗木)は山づくりの一生を左右します。
優れた品種の苗木を植えることは、経営合理化
(保育コスト抑制、高価格販売等)の土台とも言えます。
しかし、拡大造林最盛期の頃には、苗木の供給が追い付かず、
素性のはっきりしない苗木が出回ったという話も聞きます。
 その真偽はさておき、現在では素性の確かな、
しかも優れた成長・形質を期待できる苗木が
(特に意識しなくとも)入手できます。
一大国家事業によって優れた品種が開発され、
その系統を継ぐ種子・穂によって苗木を作る仕組みになっているからです。
その仕組みをみていきましょう。  林業用種苗の品種開発・普及を担う国立研究開発法人 森林研究・整備機構
森林総合研究所 林木育種センターの髙橋誠育種部長に伺います......

夫婦で働く...1

「主伐は1年に1ha。身の丈に合ったペースで自伐」
山中清光さん・美和子さん夫妻(高知県)

 高知県いの町の旧吾北村清水に暮らす山中清光さんは、
約100haの山林を所有し経営している。そのうち人工林は6割。
「久万次の頃から、植栽を始めたのではないか」。
昭和24年生まれの清光さんの曽祖父が久万次さんである。
その後、祖父の栄治さん、父親の武さんと、代々この地で家を継いできた。
現在、小松野林業の銘で仕事を行っているが、この小松野は屋号のようなもので、
古くから山中家はこの名で呼ばれていたそうだ。
なお、武さんの代までは、保育は自ら行っても伐出は業者に委託していたそうだ......

川尻先生に聞く なるほど! 造林・育林の初級相談室...4

「早生樹 コウヨウザン・センダン」
文・川尻秀樹(岐阜県立森林文化アカデミー森林総合教育課長)

 スギやヒノキに比べて早く成長し、収穫するまでの材積成長量が大きく、
10年から25年くらいの短いサイクルで伐採利用が見込める樹木を「早生樹」と呼びます。
今回は早生樹のうち、建築用材や家具材に利用ができそうなものについて考えてみましょう。......

お悩み相談室...17

「クラフト商品の値段をどう設定すれば...」

クラフト商品の製作と販売を開始。値段設定をどう考えればよいか......

林研コーナー「私たちのチャレンジ」...18

「会津桐の再興を目指して」
会津キリ振興連絡協議会(福島県)

こちら林業普及指導員です...20

新たな造林樹種コウヨウザンの育苗(和歌山県)
需要期にマッチした育苗方法を探求中!(島根県)

読者コーナー...22
木材市況
全林協からのお知らせ...24

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