HOME > 出版物 > [雑誌] 月刊 「林業新知識」 > 「林業新知識 2020年8月号」

出版物

林業新知識 2020年8月号

雑誌月刊 「林業新知識」

林業新知識 2020年8月号

特集「伐ってもどんどん増える 反復収穫林業の考え方 2」

著者 ---
定価 4,320(年間購読料/税・送料込)円
ISBN ---
体裁 B5判 24頁

この本を購入する

★雑誌のご注文は年間購読(最新号から一年間分)のみ、お受けしております。

バックナンバーはお取り扱いしておりませんので、どうかご了承下さい。

定価288円(税込み)
年間購読料定価4,320円(税・送料込) 

■月額払やクレジットカード、コンビニ払いをご希望の方は、以下のバナーよりFujisan.co.jpでご注文ください。

「月額払」について

専用のマガジンファイル好評販売中!
2年分(24冊)を穴を開けずに綴じられます。
詳細はこちらの商品ページより

中のページを見てみる

※ 下記のサムネイル画像をクリックすると、ページが拡大して表示されます。

主要目次

特集...10

「伐ってもどんどん増える
 反復収穫林業の考え方 2
優良在庫を作る間伐」
編集部

 毎年のように伐って収穫しても、山の在庫は増え続ける反復収穫林業。
それが可能な理由は前号(本誌2020年7月号)で紹介しました。
従来の想定以上に高齢木の成長は衰えないことが
最近の研究で実証されています。
間伐しても残存木の材積が増え続けるのです。
あとは、その実践方法、とりわけ間伐です。
実践者の工夫をもとに紹介します......

山の技...1

「面的な集材が可能。大規模架線集材「H型架線」」
(株)とされいほく(高知県)

 全国の林業現場では、その地域にあった技術やシステムを使って
施業が行われています。このため、ある地域では一般的な技術でも、
別の地域では目にする機会がない、ということが珍しくありません。
 その代表的な技術が「架線集材」です。
少し前までは各地で見られましたが、
林内路網と車両系集材が普及している現在、地域によっては
まったく見ることのなくなった技術と言えるでしょう。
 そこで今月のこのコーナーでは、
架線系・車両系を組み合わせて集材を行っている
(株)とされいほく(高知県)の「H型架線」の技術をご紹介します......

川尻先生に聞く なるほど! 造林・育林の初級相談室...4

「下刈り―使う道具と作業方法」
文・川尻秀樹(岐阜県立森林文化アカデミー森林総合教育課長)

 昔は「下刈り」と言えば、手鎌による手刈りでしたが、
現在は刈払機とか下刈機と呼ばれる機械刈りが主流です。
 機械刈りは手刈りの何倍も作業効率が良くなりますが、
細かな作業が難しいため造林木の周囲を刈り残してしまったり、
造林木の際まで攻め過ぎて誤伐することもあります。
 造林木の際までしっかり刈らないと、
つる植物が絡んで樹形を悪くしたり、光合成を阻害するだけでなく、
穿孔性害虫であるコウモリガ類を呼び込むことにもなります......

お悩み相談室...17

「間伐しても材積は元どおりになるのですか?」

間伐で収穫した分の材積を、
残存木の成長で取り返すことは可能でしょうか......

林研コーナー 私たちのチャレンジ...18

「ハイバチの飼育・販売」
付知町優良材生産研究会(岐阜県)

こちら林業普及指導員です...20

小学5年生を対象とした森林教室の開催(佐賀県)
参入者の育成・確保、消費拡大イベントで乾シイタケ生産振興(大分県)

読者コーナー...22
木材市況
全林協からのお知らせ...24

この本を購入する