HOME > 出版物 > [雑誌] 月刊 「林業新知識」 > 「林業新知識 2024年1月号」

出版物

林業新知識 2024年1月号

雑誌月刊 「林業新知識」

林業新知識 2024年1月号

特集「山に人を呼び込む観光林業の実践」

著者 ---
定価 4,320(年間購読料/税・送料込)円
ISBN ---
体裁 B5判 24頁

この本を購入する

★雑誌のご注文は年間購読(最新号から一年間分)のみ、お受けしております。

バックナンバーはお取り扱いしておりませんので、どうかご了承下さい。

定価288円(税込み)
年間購読料定価4,320円(税・送料込) 

■月額払やクレジットカード、コンビニ払いをご希望の方は、以下のバナーよりFujisan.co.jpでご注文ください。

「月額払」について

専用のマガジンファイル好評販売中!
2年分(24冊)を穴を開けずに綴じられます。
詳細はこちらの商品ページより

中のページを見てみる

※ 下記のサムネイル画像をクリックすると、ページが拡大して表示されます。

主要目次

特集...8

「山に人を呼び込む観光林業の実践」
所有林に都市住民を受け入れ30余年/田中惣次さん(東京都)
キャンパーに森林をレンタルする「フォレンタ」/田口房国さん(岐阜県)

 森林を活用した経営の一つに「観光林業」があります。
都市住民などを山に滞在させ、その対価として入場料などを得る仕組みです。
山側としては、主伐までの期間の収入を補う経営手法の一つ、ということになります。

 森林・林業分野では「森林空間利用」という用語が知られているように、
観光林業は特に目新しい手法ではありませんが、
近年のキャンプブームによって再び脚光を浴びています。
キャンプ愛好者の中には、自らのキャンプ場所のために山を買い求める人もいて、
そのための指南書も出版されるほどです。
こうなると、「所有林をキャンプ場として整備し、集客できれば...」と
考えたくなる方もいるでしょう。

 ただ、来場客相手のビジネスとなり、木材生産とは異なる難しさがあることは
誰もが想像できます。そこで、人を呼び込み滞在させる際に、
どのような点に気を付けなければならないのか、
また経営上のメリットをどう捉えているかを実践者に伺います...

山の技...1

「森林の空間利用~森林サービス産業」
編集部

 森林・林業分野では従来から、「森林空間利用」という考え方があります。
森林空間を森林資源の一つとして捉え、森林空間をレクリエーション・健康・教育
などの目的で利用することを指し、森林側はその対価を得ようという仕組みです。
これは特に目新しい考え方でなく、みなさんもよくご存じのことでしょう。

 近年、この森林空間利用をさらに発展させた「森林サービス産業」の創出が
林野庁から提唱されています。

 「『森林サービス産業』とは、健康、観光、教育等の様々な分野で
森林空間を活用した体験サービス等を提供し、
幼児期から老年期まで幅広い人々の健康で、心豊かな暮らしに貢献し、
かつ、山村地域に新たな雇用と所得機会を生み出す新たなサービス産業です...

兼業林家が語る林業経営実践ガイド...4

「仕事の頼み方と仕事の技術力」
文・菊池俊一郎(愛媛県)

新連載!

 今回は、林家が自家の仕事を行う時に
忙しくて手が回らない際のお話をしたいと思います。

 何回も触れているように、私自身はいくつかの事業を複合化して経営しているので、
誰かに仕事を頼むとしても業務によって頼み方が変わります。
農業、樹上作業、林業の3つの仕事でそれぞれを比べながら、紹介しようと思います。

 農業(果樹)の部門で言えば、欲しい労力がすべて手に入るわけではありません。
農業ではしっかりした分業がされているので、経営側の作業と従業員の作業は異なるからです...

お悩み相談室...7

たまには夫と都会へ行きたいのに...

災害のリスクに備える森林保険...17

「山火事後すぐに再造林でき、安堵しました」...17
NPOふるさと創生(熊本県)

林研コーナー 私たちのチャレンジ...18

「「ヨロイマツ」遺伝子の保存にかける夢」
大田市林友会(島根県)

こちら林業普及指導員です...20

高校生向け高性能林業機械の操作体験研修を開催(秋田県)
ナラ枯れ対策にQGISで被害マップ作製(高知県)

読者コーナー...22
木材市況
全林協からのお知らせ...24

この本を購入する