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林業改良普及双書No.211 森林の生物多様性と林業経営の取組
生物多様性を林業経営にどう生かすか
| 著者 | 全国林業改良普及協会 編 |
|---|---|
| 定価 | 1,452円 (本体1,320円) |
| ISBN | 978-4-88138-477-0 |
| 体裁 | 新書判 216頁 |
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【解説編】
第1章 生物多様性と日本の林業
正木 隆/近畿大学農学部 教授
生物多様性とは何か
絶滅危惧種、アンブレラ種、キーストーン種
生物多様性と生態系サービス
生物多様性保全と両立する林業のあり方─森林の4つの発達段階がカギ
生物多様性に貢献する広葉樹の植栽方法
第2章 生物多様性の世界的な動向と新たなビジネスとしての展望
TNFDと生物多様性クレジットが拓く林業の未来
安藤 範親/農林中金総合研究所
森林管理が「新たな収益」になる時代へ
「生物多様性クレジット」の国際的な潮流─「買い手」はなぜ、 そして何を買い求めるのか?
世界で進む市場づくりと多様なアプローチ
市場の信頼性を支える世界標準の「ものさし」
生物多様性を「測る」とは?─価値を見える化する手法
日本の林業経営にどう活かす―カーボンクレジットとの相乗効果
未来への展望─林業が「自然資本市場」の主役となるために
第3章 生物多様性に関連した国内の制度解説
林野庁森林整備部 森林利用課 森林環境保全班
生物多様性保全に取り組む意義
森林の生物多様性を高めるための林業経営の指針
森林経営計画制度の運用見直し
地域生物多様性増進促進法に基づく増進活動実施計画の認定制度(自然共生サイト)
林業関係者が知っておきたいTNFD情報開示のポイント
おわりに
第4章 森林の生物多様性における国内企業のニーズと今後の可能性
水谷 伸吉/一般社団法人 more trees 事務局長
企業ニーズの変遷と多様化
森林保全に取り組む目的が多様化─様々な部門が担当者に
企業と地域を結ぶ「more trees」の実践
林業サイド/地域が求められること─「土地」「人」「苗木」
おわりに
【事例編 第1章 林業経営者による取組】
「伐って売る」から「使って守る」へ
生物多様性を維持しながら森林サービス産業を展開
鈴木 毅人/株式会社T-FORESTRY 統括マネージャー
「伐って売る」から「使って守る」へ
森林サービス産業への転換の背景
森林サービスの4つの柱
自然共生サイトに認定
4つの課題と対応
自然共生サイトを維持するために─低コストモニタリングの試み
今後の展望─「見える化」で新たな価値を創出
開かれた場として森林を活用
速水林業の実践する生物多様性に配慮した林業
速水 亨/速水林業 代表
ネイチャーポジティブは人類生存のための目標
生物多様性保全が動き出したのはごく最近
戦後の速水林業の変化
環境に配慮した林業を目指し、FSC森林認証を取得
生物多様性と林業経営
生産性の向上と生物多様性
生物多様性保全は経営の実践課題
企業理念「断固、森を守る」を実践する新たな林業経営
田島 大輔/田島山業株式会社
森を守る理念と時代の要請
「専業林家」の森づくり
災害と経営転換の契機
J-クレジット制度への挑戦
自然共生サイトに認定
企業連携が生む新たな可能性
理想論ではなく、経営の実践課題
結び─森を未来へ
【事例編 第2章 林業事業体による取組】
民間企業と協業した森づくり
──自然資本産業としての林業の再定義
中井 照大郎/青葉組株式会社 代表取締役
林業の再生を「生物多様性」から考える
青葉組の理念とモデル─森林を〝自然資本〟として扱う
生物多様性に配慮した施業─森をデザインするという発想
〝現場不在〟のネイチャーポジティブへの違和感─自然資本産業の必然性
企業・地域との協働─CSRから〝投資〟へ
地域連携モデル:一般社団法人とちぎ百年の森をつくる会
成果と課題―価値の「見える化」と「制度化」
人づくりと地域共創─自然資本人材の育成
展望─自然資本産業の確立へ
林業の循環と生物多様性保全を両立する実践モデルを構築
瀬古 伸一郎/株式会社山一木材 代表取締役
急峻な紀伊半島で林業サイクルを実践
架線集材で山肌を傷めない皆伐
副産物の資源循環利用─樹皮や端材を苗木の堆肥に
一貫施業は環境にも配慮─自社苗木生産、ドローン活用
ゾーニングと樹種転換で「ネイチャーポジティブ」を実践
林業サイクルと生物多様性保全の両立
結びに
【事例編 第3章 地域連携による取組】
FSCⓇ 認証を活用した、TNFDとネイチャーポジティブへの取組
佐藤 太一/南三陸森林管理協議会 事務局長・株式会社佐久 代表取締役
持続可能な林業の構築を目指す南三陸森林管理協議会
FSCⓇ 認証を林業経営改善に活かす
生物多様性に配慮した森林づくり
FSCⓇ 認証とTNFD-LEAPの親和性調査
FSCⓇ 認証を活かしたネイチャーポジティブ林業の実践
民・官・学の連携で新たな価値を創出
自治体、企業、NGOによるネイチャーポジティブの実現
原澤 修/みなかみ町役場 企画課 地域創生係
「みなかみユネスコエコパーク」とネイチャーポジティブを掲げた町づくり
自伐型林業と広葉樹活用で森林整備
企業版ふるさと納税を活用して「みなかみネイチャーポジティブプロジェクト」を実施
美しい自然を次世代へ
村の森林管理で多様な価値を最大限発揮
──価値を問い直して拓く森林管理と生物多様性
清水 美波/株式会社百森
次に何を植えるか?─生物多様性と森林経営
人工林の可能性
森づくりの方針の難しさ
西粟倉村の実践─生物多様性に配慮した森林管理
生物多様性保全の新しい挑戦
次の一歩は、価値の可視化
企業・地域連携で⾥⼭の新たな価値を創出
東広島市と賀茂地方森林組合
天川 佳宗/東広島市産業部 農林水産課 農林環境保全係
児玉 憲昭/賀茂地方森林組合 総務企画課
〈東広島市〉「企業の森」で多様な担い手確保と森林の価値向上を実現
人工林率7%─東広島市の森林が抱える課題
市が「企業の森」を推進─「東広島市森林づくりパートナー制度」
企業の特色を活かしたユニークな「企業の森」
企業・市民・森林所有者・森林組合・行政が一丸で里山保全を
〈賀茂地方森林組合〉里山 再生と企業の森づくり─賀茂地方森林組合の視点から
「里山をどうにかしてほしい」─アンケートから見えたニーズ
事業実施者から見た企業の森づくり
今後の課題について
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