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全員でやる! 安全管理のしくみづくり 労働安全衛生マネジメントシステム

その他制作物

全員でやる! 安全管理のしくみづくり 労働安全衛生マネジメントシステム

労働安全対策に、組織一丸で取り組もう!

著者 山田 容三
定価 0円 (本体0円)
ISBN ---
体裁 A4判 130頁

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労働安全衛生マネジメントシステム(OSH-MS)をご存じですか?

OSH-MSは、PDCAサイクルを通じて安全衛生管理を自主的・継続的に実施する仕組みです。

これまでの個別の労働安全衛生対策を、体系的にとりまとめて運用する考え方、と言えるでしょう。

もっと簡単に言えば、安全対策は作業者個人が一人で取り組むのでなく、組織一丸となって継続的に取り組もう、という仕組みのことです。

そんな労働安全衛生マネジメントシステムを分かりやすく説いたマニュアルを制作しました。

事例編では、小規模、中規模、大規模の3タイプの事業体による安全管理の実践をご紹介しています。

解説編では、労働安全衛生マネジメントシステムを6章に分けて解説。

著者は林業労働科学の専門家である、山田容三先生(愛媛大学名誉教授)。

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林業教育・研修の副教材としてご活用ください!!

(林野庁補助事業で制作)

【全林協の関連書籍】

改訂版 林業労働安全衛生推進テキスト

林業労働安全ノート 林業で働く人を大切に

狙いどおりに伐倒するために 伐木のメカニズム

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主要目次

はじめに

●事例編

事例1 小規模事業体(従業員数/~5名)の例
全員参加。無理をしない。手作りの安全対策
マルカ林業株式会社(和歌山県)

従業員5名の小規模事業体/オールラウンドな現場技能者/多様な作業の労務管理体制/労働安全衛生マネジメント体制/作業安全管理方針/安全作業マニュアル/コミュニケーションの促進/朝のミーティング/ヒヤリハットの活用/安全装備等の支給/新人の指導

事例2 中規模事業体(従業員数/~30名)の例
組織的な安全管理をしなやかに運用
有限会社丸大県北農林(岩手県)

従業員30名の中規模事業体/機械化による安全性向上/労働安全衛生管理の考え方/労働安全衛生管理体制/班長・副班長体制/安全パトロール/安全装備/ヒヤリハットとリスクアセスメント/人材育成

事例3 大規模事業体(従業員数/50名~)の例
労働組合と委員会。安全対策の主役は従業員
北信州森林組合(長野県)

職員50名規模の森林組合/森林組合内の労働組合の存在/労働安全衛生方針/労働安全衛生目標/安全委員会と衛生委員会/安全パトロール/衛生パトロール/安全大会/安全装備等の支給/人材育成/事業実施届/朝のミーティング/組合全体の安全管理

まとめ
労働安全衛生管理を始めるきっかけがあった/職場内のコミュニケーションの促進/作業計画は国有林と民有林ともに作成/救急車との合流場所も含めた緊急連絡体制/チェーンソーと安全装備の支給/講習や研修の参加は事業体負担

●解説編

労働安全衛生マネジメントシステムに取り組むためのチェックリスト30

第1章労働安全衛生マネジメントシステム(OSH-MS)

1-1.安全とは?

1-2.労働安全衛生マネジメント

「個々」の安全対策をひとまとめに管理
1-3.労働安全衛生マネジメントシステム(OSH-MS)

第2章組織全体の取り組み

2-1.経営者のリーダーシップ

2-2.労働安全衛生方針を立てる
経営者の意欲を示す/経営者の独断で立てない/労働安全衛生方針に含める項目/全従業員と関係者に周知する

2-3.職場の状況の把握
人的資源の把握/機械や設備の把握/経営マネジメントの把握/組織内外の関係者の意見の把握/OSH-MSの適用範囲の決定

2-4.労働安全衛生目標を立てる
労働安全衛生目標とは/労働安全衛生目標が満たすべき要件/労働安全衛生目標の立て方/労働安全衛生目標の例

2-5.法令遵守
労働安全衛生法/労働安全衛生規則/厚生労働省のガイドライン

2-6.労働安全衛生計画を立てる
作業班の人員構成と労務管理/林業技能検定と林業技能士/安全衛生教育/安全管理体制/個人用保護具の支給/新しい技術や情報の収集

2-7.安全機械と安全装置の導入
車両系集材機械/作業現場の連絡手段/架線系集材機械/繊維ロープ

第3章現場の作業計画(PLAN)

3-1.作業現場ごとにリスクアセスメント
ステップ1:危険源を特定する/ステップ2:リスクを推定する/ステップ3:リスクを評価する/ステップ4:リスク低減対策を実施する/ステップ5:リスク低減対策の評価と改善

3-2.「許容可能なリスク」とは何でしょうか?
3-3.現場ごとに労働安全衛生目標を立てる

3-4.作業計画を立てる

3-5.緊急連絡体制
緊急時における連絡体制の整備/連絡責任者の選任/労働災害発生時の連絡等/教育訓練の実施/救急車とのランデブーポイント

3-6.配慮すべきその他の項目
熱中症対策/異常気象/毒虫/野生鳥獣

第4章現場の運営(DO)

4-1.安全作業マニュアルを作成する
作業手順の標準化/作業手順の作り方/作業手順を決定して、周知する/作業手順の見直し/安全作業マニュアルのポイント/安全作業マニュアルの例/各作業の作業手順

4-2.作業前の大事な朝のミーティング
朝のミーティングでやること

4-3.安全確認と危険予知
指差し呼称の徹底/伐木造材作業の安全確認

4-4.安全パトロール

4-5.安全装備と機械類のメンテナンス
安全装備:ヘルメット/安全装備:チェーンソー防護ズボン/安全装備:チェーンソー防護ブーツ/チェーンソーの点検/刈払機の点検/車両系林業機械の点検/架線系林業機械の点検

第5章現場の評価(CHECK)と改善(ACTION)

5-1.ヒヤリハット
ヒヤリハットの報告/問題点の分析(4M方式)/5つの対策(5E対策)/取るべき3つの対策

5-2.文書による記録

5-3.現場と組織の評価
現場での自己評価(パフォーマンス評価)/監査チームによる評価(内部監査)/経営サイドによる評価(マネジメントレビュー)

5-4.改善とPDCA
パフォーマンス評価による作業現場の改善/マネジメントレビューによる組織の改善

5-5.安全衛生教育
不安全行動の分類/自ら考えて行動できる能力を養う/OJT(On the Job Training)/安全講習会

5-6.ヒューマンエラー対策
作業計画を検討する本質的対策/安全機械・器具を導入する工学的対策

第6章OSH-MSを進める上でのポイント

6-1.コミュニケーションの促進
コミュニケーションとは?/コミュニケーションの進め方/世代間のコミュニケーション/コミュニケーションの促進

6-2.段階的な取り組み

6-3.全従業員による支援
労働安全衛生方針と目標をよく理解する/安全第一の職場風土を作る(ナッジ)/決して無理をしない、無理をさせない

6-4.スマート林業に向けたOSH-MS
ヒューマンエラーのリスクが高まる/作業計画にエリア区分が求められる/オペレーターのVR教育/人を中心としたレジリエント