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林業新知識 2010年6月号

雑誌月刊 「林業新知識」

林業新知識 2010年6月号

雑木や草も宝!親子で実直経営 佐藤 昭さん(栃木県珂川町)

著者 全国林業改良普及協会
定価 3,560(年間購読料/送料込み)円
ISBN ---
体裁 B5判 24頁

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主要目次

技芸の風

「雑木や草も宝!親子で実直経営」…1
佐藤昭さん(栃木県)

所有林(約25ha)の雑木や林床植生まで活かした経営を行う佐藤昭さん(71歳)。卓越した伐倒技術をもち、所有林での施業に加え、森林組合の現場技術者としても厚い信頼を集める。昭和63年からは長男の昭二さん(48歳・栃木県指導林業士)と2人で施業を行い、技術の継承も怠りない。平成21年度全国林業経営推奨行事において農林水産大臣賞受賞・・・

グループで実践 山の幸栽培

「沢ワサビ」…6
野迫川村林業研究グループ(奈良県)

山のよろず講座 

「月5万も可能 手取りを生む自伐術(2)楽しみを残す選木」…8
菊池俊一郎さん(愛媛県)

愛媛県西予市の菊池俊一郎さんは、補助金に頼らない間伐(小面積・少量)で毎年一定の収益を上げている農林家です。
先月に続き、小規模林家でも実践できる「手取りを生む」間伐術について、菊池さんにお聞きします。今回は選木の方法です。
いざ間伐しようとすると、自分の育てた木がどれも愛おしく、心情的になかなか伐れない方も多いと思います。でも、ご安心下さい。菊池さんの実践する間伐は、一度にたくさん伐る必要はありません。次回の間伐に楽しみを残す、つまり、やがてはいい木ばかりが山に残る、そんな選木方法です・・・

魅力再発見の樹木図鑑

「ヤマボウシ」…10
文・川尻秀樹さん

道具入門 現場の技

「砥石の凹凸修正法」…12
西岡健さん(和歌山県)

右の写真は、何に見えますか。
実は、紙のように薄くすり減った砥石です。
切れ味にこだわるプロの方などは、砥石の表面を平らに修正する「面直し」を行います。
凹凸があると刃先が正確に当たりませんから、刃を研ぐのと同時に、砥石も〝研ぐ〟のです。
それを繰り返すとやがて、右の写真のような砥石になります。
この砥石の持ち主・西岡健さんに、面直しの方法を伺いました・・

こちら林業普及指導員です…15

岐阜県 林・建協働で森林づくり

北海道 施業の集約化に向け、コーディネート機能を発揮した普及指導活動

お悩み相談室

「住宅材需要は減る一方。これからの林業は?」…17

山を継ぐ

「本気になって期待する」…18
水上鎮雄さん一家(長野県)

中央アルプスと南アルプス。二つの大山脈間に横たわるのが天竜川が刻む伊谷である。谷といってもその幅は広く豊穣な土地柄だ。
 水上鎮雄さんと息子の平八郎さん、そして孫である雄志郎さんらの家族が暮らしを積み上げてきたのは、天竜川支流の大田切川が急峻な中央アルプスを流れ下った駒ヶ根市の台地である。
 水上さん一家が特に力を入れているのがシイタケ栽培である。大正11年生まれという鎮雄さんがシイタケの周年栽培をはじめたのは43才の頃。水田や薪炭林だけで将来がどうなるのか、と考えて踏み出したことだ・・・・

効果を上げる獣害防除

「防護柵の見回り 柵の完成が"闘い"の始まり」…20

防護柵の設置が終わると一安心しますが、実はここからが本番です。これでようやく野生動物と闘う準備ができたに過ぎません。野球で言えば、バットやグラブを手にしただけと同じで、これで満足していたら負けるのは確実です。前回に「いよいよ」と書いたのはこういう考えからです。どんな柵でも、見回りと補修という維持管理で、柵に命が吹き込まれます・・・・

読者コーナー…22
木材市況・全林協からのお知らせ…24

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