HOME > 普及支援 > 広報コンクール > 第48回(平成25年度)林業関係広報コンクール審査結果

普及支援

2014年03月27日広報コンクール第48回(平成25年度)林業関係広報コンクール審査結果

    48回目を迎えた林業関係広報コンクールにおいて、広報誌部門では「森と人をつなぐ情報誌 もりしあ」が、ホームページ部門では「とちぎの森づくり」が最優秀賞(林野庁長官賞)に選ばれました。

konku-ru48saiyuusyuu.jpg


  このコンクールは、一般社団法人全国林業改良普及協会の主催で、林野庁が後援、全国森林組合連合会が協賛して開かれました。

 今回の応募総数は広報誌部門が15点、ホームページ部門が11点でした。
 ご応募、誠にありがとうございました。
 
 ■広報誌部門 
  広報誌名 発行者
最優秀賞 森と人をつなぐ情報誌 もりしあ 山形県環境エネルギー部みどり自然課
優秀賞

長崎の林業
組合報 中部森林

(一社)長崎県林業協会
鳥取県中部森林組合

奨励賞

山つくり
林業にいがた 

公益社団法人 北海道森と緑の会
新潟県林業改良協会

「森と人をつなぐ情報誌 もりしあ」は、若者・女性層向けという編集コンセプトに沿ってしっかり作られていて、情報量が十分あること、コンテンツも面白いこと、写真主体で見やすく、毎号特集記事を組んで関心を引くことが高く評価されました。
 

 ■ホームページ部門

 

 ホームページ名

 運営者
最優秀賞

とちぎの森づくり
http://mori.ecomori-tochigi.jp

とちぎ森づくり情報センター
優秀賞

森のライフスタイル研究所のウェブサイト
http://www.slow.gr.jp/

NPO法人フォレスターズかがわ
http://www.foresters-k.com

NPO法人森のライフスタイル研究所       

NPO法人フォレスターズかがわ

奨励賞

広島県緑化センター
http://ryokka-c.jp/

蔵前バイオマスエネルギー技術サポートネットワーク(略称K-BETS)のページ
http://www.kuramae-bioenergy.jp

大田市森林組合
http://oda-fc.com

広島県緑化センター
 

特定非営利法人 蔵前バイオマスエネルギー技術サポートネットワーク


大田市森林組合

「とちぎの森づくり」は、栃木県の森のことであれば何でも分かるポータルサイトのような役割を持ち、森づくり活動の紹介・検索機能が優れていて便利なこと、最新情報をフェイスブックにも掲載していることが高く評価されました。

 【講評】
以下の、審査員からのコメント、アドバイスを生かして、よりよい広報誌・HPづくりに挑戦してみてはいかがでしょうか。

●広報誌部門

・本文の縦組み、横組み混在が多いと読みにくくなる。
・読者は見開きで広報誌を読むので、1頁単位でとらえて制作するのではなく、左右の頁の統一感がほしい。
・長い文章には小見出しをいれるといい(本文だけの記事がある)。
・行事の報告だけでなく、執筆者の顔が見えるような、読者参加型の要素も必要。
・「取り組み」、「取組」など、表記がばらばらならにないように統一が必要。
・チラシや広報誌用の陳列棚は、冊子の上の部分だけが少し見えるように並べられていることが多いので、その部分(タイトルまわり)のデザインが重要。

●HP部門

・トップページで、どのようなサイトなのかはっきり分かるようにすることが大事。
・記事ごとに更新日時を表示すること。いつの情報なのか分かることが大切。
・基本的な情報は本サイトに置いておいて、フェイスブックやツイッターを併用して最新情報の更新を行うところが増えている・ブログは充実しているが、HPの管理ができていないものも見られた。システム設計時点で配慮しておくと管理が楽になる。
・ホームページは、広く一般に開かれた媒体であるため、近年はルール(JIS)が作られている。これに準拠してホームページを作るとよい(詳しくは以下)

近年は、サイトの制作・運用等のルールがJIS規格で定められていますので、これに準拠して作られるとよいでしょう。 

 総務省は、JISに基づいた「みんなの公共サイト運用モデル」を定め、公的機関のサイトはこれに準じるように推奨しています。

 冊子として販売されており、内容も多岐にわたります。

 ガイドラインのようなものとしては、以下のサイトが参考になるかもしれません。

●「総務省東海総合通信局 ウェブアクセシビリティ」。ページ下部の「次のページへ」をクリックしていくと、注意すべき具体項目の主なものが解説されています。

●「FUJITSU JIS X 8341-3:2010 達成基準解説」。こちらは、より詳細なものです。達成基準の青字部分をクリックすると具体的な解説が書かれています。

 これらの主たる対象は、国や自治体をはじめとする公的機関サイトですが、社会の流れとしてこのような動きやサイトが増えていることから、他の団体のサイトにおいても、「誰もが使いやすい」ものを目指すに越したことはないでしょう。

 なお、アクセシビリティをチェックするツールもいろいろあり、URLを入力するだけで診断してくれる左記のようなものもあります。

 

●アクセシビリティ適合度をチェックするサイト「HAREL(ハレル)

 

普及支援 TOPに戻る