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林業新知識 2016年8月号

雑誌月刊 「林業新知識」

林業新知識 2016年8月号

特集「林家ならではの副業を。『枝もの・葉もの』経営の醍醐味」

著者 全国林業改良普及協会
定価 3,680(年間購読料/税・送料込)円
ISBN ---
体裁 B5判 24頁

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年間購読料定価3,680円(税・送料込) 

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主要目次

特集...8

「林家ならではの副業を。
『枝もの・葉もの』経営の醍醐味 」
中瀬繁樹さん(和歌山県)・額田林業クラブ女性部(愛知県)

 所有林から少しでも収入を得るために、用材以外にも目を向けてみませんか。
今回は、林内で栽培できる樹木でありながら、その枝葉が商品になる
「枝もの・葉もの」に注目します。
 これらのメリットはズバリ、栽培・収穫・出荷(販売)まで自分ででき、
出荷先やお客さんの声が直に還ってくることです。山という条件を活かし、
工夫次第では初期投資を抑えながら少しづつ始めることも可能ですから、
「これから所有林で何かやってみたい」という林家にもぴったりです。
 自分が出荷したものが喜ばれる。収入にもなる――。
これは大いなる醍醐味と言えるでしょう。
 そんな「枝もの・葉もの」を栽培・販売している実践者に、
栽培から販売までのお話を伺います......

基礎技術シリーズ 分かりやすい造林・育林講座...4

「間伐後の山の維持・管理 ― 豊かな森・楽しみの山づくり」
文・川尻秀樹(岐阜県立森林文化アカデミー副学長)

 これまでお話ししてきた「木材生産のための山づくり」。
これは林業を志す私たちにとってごく当たり前のことなのですが、
例えば定年後に林業を始める人などにとって、
木材生産だけを目指すのは、少々ハードルが高過ぎます。
 そこで今回は、従来の教科書的山づくりを超えて、森林所有者の特権とも言える贅沢、
つまり「楽しみの山」「豊かな山」を前面に出した山づくりの視点から、
一つの方向性を考えてみましょう......

山を継ぐ...1

「『毎日稼げる林業を』。自伐に活路を見出す」
中島邦彦さん・大輔さん親子(東京都)

 東京都西部に位置する青梅市は、関東平野が奥多摩の山々に移行する、
いわば山間部への入口。青梅マラソンが開かれることで全国に知られる土地である。
その青梅市北部、埼玉県との都県境に位置するのが成木地区である。
「所有林が東京と埼玉をまたぐことで、作業道の補助率が違ったり、
森林経営計画などの手続きも簡単ではありません」
 こう語るのが、中島邦彦さん。成木地区でも、
山がぐっと迫る上成木に代々暮らしている林家である......

お悩み相談室...17

「立派な女性林家になるにはどうすれば...」

Q/父が体を悪くして山から離れています。兄は山に興味なく都会へ。
私は自然に関わる仕事がしたくて林業に興味があります。
そこで私は女性ですが父の後を継ぎ、山にも通って山仕事を頑張りたいと思っています。
そしてやるからには立派な林業家になりたいです。 でも、やはり男性にはかなわない部分もあるのかなと感じます。
女性でもできる仕事なのでしょうか......(林家の娘・24歳)

林研コーナー「私たちのチャレンジ!」...18

「木工クラフト指導」
NPO法人森づくり奈良クラブ(奈良県)

こちら林業普及指導員です...20

「皆伐・再造林」と「企業の森づくり」をマッチング(埼玉県)
山主の不安を解消し、循環型林業の普及を。(愛知県)

読者コーナー...22
木材市況・全林協からのお知らせ...24

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