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林業新知識 2021年12月号

雑誌月刊 「林業新知識」

林業新知識 2021年12月号

特集「所有林の管理帳簿づくり 林研グループのQGIS実践記」

著者 ---
定価 4,320(年間購読料/税・送料込)円
ISBN ---
体裁 B5判 24頁

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主要目次

特集...8

「所有林の管理帳簿づくり 林研グループのQGIS実践記」
平鹿地区林業後継者協議会(秋田県)

 みなさんは所有林をどのように管理されているでしょうか。
特に、家族・後継者へ伝えるための記録は、
どのように整理されているでしょうか。
 秋田県横手市の林業研究グループ「平鹿地区林業後継者協議会」では、
「所有林の管理帳簿づくり」に挑戦しています。
使用するツールは「QGIS」。パソコンで使えるフリーソフトで、
地図や空中写真の上に所有林の位置を重ねて表示でき、
管理・施業に関するデータも含めて一体的に整理できるツールです。
 なぜグループでチャレンジすることになったのでしょうか。
平鹿地区林業後継者協議会(以下、協議会)の塩田康之さん(前会長)と
高橋安助さん(理事)に伺いました......

山の技...1

「林業の機械化・効率と安全の追求」
まとめ・編集部

 現在、林業現場(特に素材生産の現場)の多くで
大型の林業機械が活躍していることは、
改めて言及するまでもないでしょう。
高性能林業機械と呼ばれる、ハーベスタ、プロセッサ、
フォワーダ、タワーヤーダ、スイングヤーダなどの機械です。
 これらの林業機械はどのように普及してきたのか。
そもそもわが国の林業の機械化はどのように進んできたのか。
皆さんと一緒に簡単に振り返ってみたいと思います......

川尻先生に聞く なるほど! 造林・育林の初級相談室...4

「実践例に学ぶ。手遅れ林・林縁部の間伐の考え方」
文・川尻秀樹(岐阜県立森林文化アカデミー森林総合教育課長)

今回で当連載も36回目です。  間伐ついては10回紹介してきましたが、多くの方から
「間伐手遅れ林分の間伐」に関する問い合わせをいただきました。
 そもそも森林管理は林分構造が不安定にならないよう、
常に手入れを怠らず管理すべきものだと分かっていても、
知らず知らずのうちに山への関心が希薄になって
間伐手遅れとなってしまった山が多いのでしょう。
 間伐手遅れになっても、畑の野菜のように
ある一定の改善マニュアルに沿えば修正できるなら良いのですが、
山は地質や気候風土、立地生産性(地味)、斜面方位、常風など
多くの違いがあるため、マニュアル化できないだけでなく、
特に「林縁部」の取り扱いが難しいのです。
 しかし何の対応事例も示さず終わっては意味がないと
思案している最中、株式会社総合農林の佐藤浩行さんから、
台風常襲地である宮崎県の間伐手遅れ林分で、林縁部に手を入れて
見事に成立させておられることを教えていただきましたので、
今回はこの事例をトピックスとしてご紹介します......

お悩み相談室...17

「林業機械のメンテ費用を抑えるには...」

素材生産に取り組むために機械購入を検討中。
メンテナンス費用が想定よりも多くかかりそう。
林業機械をうまく運用していくコツは......

林研コーナー 私たちのチャレンジ...18

「優良材生産技術の研鑽と担い手の育成」
新見市新林業経営者クラブ(岡山県)

こちら林業普及指導員です...20

林業・木材加工業の魅力発信。現地体験会を実施(福井県)
担い手育成とゼロ災害を目指して(徳島県)

読者コーナー...22
木材市況
全林協からのお知らせ...24
2021年総目次

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