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現代林業 2009年2月号

雑誌月刊 「現代林業」

現代林業 2009年2月号

今さら聞けない作業道づくりのポイント

著者 全国林業改良普及協会
定価 5,700(年間購読料/送料込み)円
ISBN ---
体裁 A5判 80頁

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主要目次

特集 今さら聞けない作業道づくりのポイント    

酒井秀夫・東京大学大学院森林利用学研究室教授インタビュー
    ・作業道づくりの考え方
    ・こんな場所に道を入れてはいけない

道づくりの原則は、一言で言えば「山を荒らさない」ということです。
 最近ではあまり見受けませんが、以前は斜面に縦横無尽に入れることが道づくりの要点だと考えていらっしゃる方が多かったと思います。不必要な路網開設は経営的にも無駄が多いことと、山を荒らすことに繋がります。
 また、近年では重機の性能が非常に良くなってきたことがあり、施工が容易になり、重機の性能に頼った力任せ、馬力任せの荒っぽい道づくりをする現場も見かけることも少なくありません。重機のパワーにものを言わせ、力任せでとにかく早く施工すれば良いんだということではなくて、やはり丁寧に長く使える道づくりを心掛けることが大切です。

湯浅勲・日吉町森林組合参事インタビュー
  実践者に聞く技術向上のための秘訣

◆フォト・レポート ・・・・1

アーボリカルチャー研修会
上伊那森林組合Arborworks(長野県)

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・28

合板業界の原料事情 ロシア材と国産材に加えて米材も

林業生産技術ゼミナール 第2回◆酒井秀夫・・・32

チェーンソーの技術点検

海外では大正の頃から動力鋸が試作され、第二次大戦中は南方の密林の伐採などに開発が急がれたようです。現在のような1人用チェーンソーが実用に供されるのは戦後のことです。日本ではとくに1954年に北海道を襲った5月の暴風雨と15号台風(洞爺丸台風)による大量の風倒木処理を契機に多数輸入され、急速に普及しました。戦時中の航空機設計技術者が戦後国産チェーンソーや集材機の設計に従事しました。横転倒しても作動しうるダイアフラム式気化器とダイアフラム式燃料ポンプ、傾いても燃料となる混合油を吸い出せる燃料タンク吸出し口のゴム管の重錘、材料の軽合金などは航空機技術です。 

森と水 第12回 ―森林管理の現場から―◆藏治光一郎・・・36

森林と水資源

先進国型林業のマネジメント―その法則を探る2・・・42

林業は中山間地域の持続可能な産業の重要起点である 相川高信

アメリカの住宅ローン破綻に端を発した世界的な不況は、世界の林業・木材産業界にも押し寄せているようです。ヨーロッパでも、これまで好調だった建材の輸出が激減しているようで、フィンランドでは、2008年の製材量は、前年比の5分の1になると予想されています。ところが、木材の利用先が景気の影響を受けやすい建築資材だけではなく、日常的に使われる紙・パルプや、更に近年はエネルギー利用の需要が期待できることもあり、林業自体は景気変動を受けにくい安定的な経営環境にあるため、好調な投資を続けるなど、厳しい状況は変わらないものの、長期的には楽観的な見通しがあるようです。一方、日本の国産材はその多くを住宅等の建築資材の需要に依存しています。日本では、世界不況と言うよりも、建築基準法の改正等の一連の規制強化による住宅着工数の落ち込みが、林業界にも大きな影響を与えています。日本林業の健全な発展を考えると、国産材の複数の需要先の確保は重要な課題です。

レポート 森林認証フォーラムin栃木・・・46

森林認証で地域の林家、製材業、工務店の生き残りを描く

地方自治体発・森林環境税 第25回◆茨城県・・・50

県民全体で森林を守り育てていこう
~森林湖沼環境税について~  茨城県 

林研グループが応援します!◆鹿児島県/伊佐地区指青会・・・54

200筆を林況調査 施業プラン作成で間伐推進

普及員実践日誌◆長崎県林業普及指導員  向 敏明・・・56

「一万人林家ファイルづくり活動」を基本とした人材育成活動
林家の経営意欲向上を目指して 

提案型集約化施業のカンどころ◆坪野克彦・・・・64

コストがわからなければ提案はできない

昨年8月号では、林産事業の予算管理の事例として、現場技術者4名で4000m3という数値を出しました。実際には、このような事前設計を基に、現場作業費を立方当りの費用として見積もった提案書を所有者へ提示することになります。
  材価(と補助金)といった収入はほぼ固定値なので、その範囲内で収めるのが前提であるものの、具体的な作業単価を決めるにはバックデータが必要です。
  ところが、造林保育事業の見積り方式を踏襲した見積り書の場合、ha当たりにかかると想定される人工数と機械の使用日数に、それぞれ日当と機械利用料をかけ、諸経費や手数料を上乗せすることで予定費用を算出します。
 ここで問題となるのは、機械利用料の算出根拠です。高性能林業機械の台数が3000台を越えたといっても、まだまだ費用に関する具体的なデータに乏しいのが現状です。 

法律相談室 北尾哲郎・・・70

谷、尾根などの主要な地点を明確にしたうえで、境界を計測したGPSデータは、軽装となったときに対抗手段となりうるのか。 

山村クラフトへのいざない●樹の皿 時松辰夫・・・9
わがまち木造自慢・・・61

内子町立内子中学校(愛媛県喜多郡内子町)

新・地域リーダー列伝・・・62

「道の林業」で明るい未来を
大橋式作業道が林業経営を助ける 山田尚弘(兵庫県)

インフォメーション・・・68
読者のお悩み相談/藤森隆郎・・・74

優秀な現場技術者を育成するにはどうしたらよいか。

ひろば・・・・76
表紙の人・・・80

佐藤まりえさん 岩手県森林組合連合会

表紙/岩渕光則
フォト/仮家晋一郎 

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