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出版物

現代林業 2010年5月号

雑誌月刊 「現代林業」

現代林業 2010年5月号

鼎談 特集 目標林型から見た間伐―誤解と疑問を整理する

著者 全国林業改良普及協会
定価 5,700(年間購読料/送料込み)円
ISBN ---
体裁 A5判 80頁

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主要目次

鼎談
特集 目標林型から見た間伐―誤解と疑問を整理する 

特集1 間伐の誤解について聞く―藤森隆郎インタビュー

――藤森先生が重要性を訴えていらっしゃる「目標林型」を前提に考えた間伐について、全国各地を訪れて様々な誤解など感じていらっしゃることについてお聞かせください。

藤森:わかりました。まず各地の現場を訪れて良く感じることは、間伐とはそもそも何なのかということが、あまり考えてられないのではないかということです。林業に携わる仲間同士でのディスカッションや、あるいは自分自身の心の中で間伐とは何か自問自答されて取り組まれていないのではということを常々感じます・・・ 

特集2 間伐と目標林型を考える 森林科学者 藤森隆郎

■長期的な森づくりの考え方
 これからは地域ごとにどのような森づくりをしていくかを考えることが重要である。森林とは時間方向に長いものである。したがって森づくりには長期的な考え方が必要である。森づくりの主体は人間であるから、そこに人間の都合が働くのは当然であるが、対象となる森林の法則性を知り、特に時間方向に森林の構造はどのように変化していくのかの法則性を知ることが重要である。構造は機能と密接に関係するから重要なのである。人間の都合と森林の法則性に関する知識を上手く関係させて森林と付き合っていくことが大切であり、そのためには「目標とする森林の姿(目標林型)」を描き、それに向けた森林の管理計画や施業計画が必要である・・・

◆フォト・レポート・・・・1

次世代型県産材供給システム(長野県)
山側の生産情報と工場側の需要情報を一元管理

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・34

大手の基準ばかりがスタンダードではない
「ニッチ商品」のマーケットを広げるには

林業生産技術ゼミナール 第17回◆酒井秀夫・・・36

サプライチェーンの実践事例
―ノースジャパン素材流通協同組合

■ ノースジャパン素材流通協同組合の歩み
ノースジャパン素材流通協同組合(以下、ノースジャパン)は、岩手県を中心に東北・北海道の素材生産事業体を中心に構成され、その構成員が取り扱う素材の共同販売を行っています。特に計画的・安定的に素材の供給を可能とした情報流通システム、物流システムの構築で、大口需要先である合板工場などに対しても価格交渉権を得ることを実現してきました。国産材利用の潮流の中、その安定供給力は新たな川下の需要先からも非常に魅力的なその存在になってきています。なぜこうした評価を得るまでになったのか、その設立の発端のきっかけとなった8年前まで遡ってみましょう・・・ 

藤森隆郎が訪ねる新たな森林管理の現場◆藤森隆郎・・・42

道があってこその自伐経営 橋本光治さん

レポート・・・・30

「木に触れる回数を減らす」ための読者からの意見
4月号特集「鼎談 生産性向上の壁をブチ破るポイント」へ読者からの疑問に答える

レポート・・・・46

2年で1000haの団地化を実現/愛知県豊田市
豊田市産業部森林担当専門監兼森林課長 原田裕保

お役に立ちます!最新研究紹介◆田中和博・・・52

森林GISの可能性2―経済林としての適正を評価する

■1000万haの人工林は日本の宝
 第二次世界大戦後の拡大造林等によって人工林が増加し、その面積は国土の4分の1を超える約1000万haにも達しています。人工林の中には間伐等の施業が事実上放棄されているものが少なからずあります。そうした森林は風害や雪害に対して脆弱であり、また、水土保全機能や生物多様性も低下することから、適切な森林管理が求められています。しかしながら、もう一度1000万haの植林を行うことは並大抵のことではありません。ここは発想を転換して、1000万haの人工林は日本の宝であると考え、人工林を有効に活用することを考えましょう。この場合、当然のことながら、経済的な採算性も考慮に入れ、人工林のうち経済的に成り立つ森林を経済林として区分する必要があります・・・

林研グループが応援します!◆佐賀県/佐賀市婦人林業研究会・・・58

戸別訪問で聞けた本音「本当は山を守りたい」

普及員実践日誌◆富山県 林業普及指導員 滝口明信 蓑口則子・・・60

新規開拓!森林整備の“空白地帯”での団地設定

提案型集約化施業 成功をつかむ実践術 第5回◆坪野克彦・・・・68

森林所有者とのコミュニケーション
~信頼関係の構築に向けて~ 

■森林所有者との信頼関係が大前提
 「提案型集約化施業」を語るときに,森林組合,民間事業体,行政等の話題が中心となりがちです。森林所有者については彼らの意向がこの事業のカギを握っているといいながら,事業体からの提案を受け入れるだけの存在のようにされてきた感があります。確かに,森林所有者の同意がなければ提案型集約化施業は実現しません。彼らが積極的に関わるようになれば,関係者全員のメリットが増大します・・・

法律相談◆北尾哲郎・・・76

 数年前に亡くなった実父の相続問題が未解決な状態で、実父名義の固定資産税と実父の介護料の請求書が届けられました。死亡した長兄の妻や兄弟4人が納得いく解決についてアドバイスをお願いします。

●日本林業アーカイブス 森林鉄道の記憶―津軽編―

軌道自動車(ガソリントラクタ) 齋藤 淳・・・9

●わがまち木造自慢 

大崎市鹿島台子育て支援総合施設「なかよし園」(宮城県大崎市)・・・65

●新・地域リーダー列伝 群馬県 原澤順一・・・66

林業技術者の地位向上を
 シイタケ原木の多角販売に活路

●インフォメーション・・・72
●読者のお悩み相談/新井和子・・・76

森林組合のために研修会など参加して勉強したいが、そんなことを言える雰囲気ではありません。どう突破したらよいでしょうか。    

●表紙の人 小林恵さん 小林林産(兵庫県)・・・80

表紙●岩渕光則 フォト●塚平賢治、西岡泰久

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