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現代林業 2010年9月号

雑誌月刊 「現代林業」

現代林業 2010年9月号

【特集】地域の幸せを創る林業戦略

著者 全国林業改良普及協会
定価 5,700(年間購読料/送料込み)円
ISBN ---
体裁 A5判 80頁

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主要目次

【特集】地域の幸せを創る林業戦略

特集1 管理と施業の分離・専門化で雇用創出を
     愛媛県/久万高原町

 久万高原町では、自力で間伐ができない所有者の増加に伴い、森林組合内に森林管理の推進役として久万林業活性化センターを設置、県・町と密接に連携を図ることで施業集約化に著しい成果を上げている。同時に間伐施業の担い手として、地域内の林業事業体に競争入札で安定的に事業発注を実施。これにより林業での雇用創出が可能となり、間伐で800人の雇用の夢を描いて取り組んでいる。そしてこの基本戦略となっているのが久万林業活性化プロジェクト(以下、活性化プロジェクト)。まずは活性化プロジェクト策定までの概要を整理する・・

特集2  全員参加経営で山主の利益・地域雇用を拡大
    石川県/かが森林組合

 かが森林組合は、平成12年に加賀市、小松市、山中町、辰口町の4森林組合が広域合併し、平成19年には白山森林組合と合併。4市を管理区域として、管内森林面積11万3970ha、民有林が8万6171ha、6609名の組合員で構成されている。
 かが森林組合で注目すべきポイントを上げるとすれば、ずばり集落を単位とした山主側のミニ経営体(林産組合)、施業を担う経営体(林業事業体経営者)、木材加工流通業者を支えとした、地域の全員参加経営の推進である。所有・施業・利用の各分野の経営体がそれぞれのやり方で、しかし全員同じビジョンを描いて事業を行い、かが森林組合が経営本部として機能する形態である。これは京セラ(株)創業者・稲森和夫氏の「アメーバ経営」の考え方に通じる・・

特集3 雇用確保に向けた環境ブランド化戦略
    北海道/紋別市

 紋別市では、「森林認証で地域おこし」を掲げ、紋別市を含む網走西部流域(遠紋地区7市町村)の林業・林産業界が一体となって、SGEC森林認証制度を活用して、地域森林とオホーツク産材のブランド化を進め、地域全体の産業の活性化を目指した取り組みを進めている。
 現在、認証森林面積は網走西部流域全体で29万7000haという日本一の森林認証エリアを誇り、このうち、紋別市の森林認証面積は4万9000haで、認証率は75%。認定事業体(CoC)では、紋別市内の素材生産業が4社、製材工場は7社、工務店13社、建具業1社、販売流通2事業体となっており、市内において川上から川下まで森林認証材を活用する体制が整った・・

◆フォト・レポート・・・・1

全国の技術指導者が集結!
~路網作設オペレーター養成事業(指導者研修上級)~

レポート◆相川高信 ・・・・32

先進国型林業のマネジメント―その法則を探る<上>
兼業としての林業は、森林所有者の暮らしを豊かにする

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・38

「働く家」が世の中を良くする
周囲の事象へのセンサーを働かせる

林業生産技術ゼミナール 第21回◆酒井秀夫・・・40

林業機械のレンタル、リース(1) 

林業を近代的経営にし、ビジネスにするには、機械化によって、人件費を圧縮し、儲けることができるようにしなければなりません。この場合の儲けるということは、濡れ手で粟ではなく、木を育て、売って、森林所有者がトータルで木材生産原価以上の収入を得ることを言います。
林業が儲かるような機械を作り、機械化によって儲かる仕組みを作らなければなりません。本来ならば、金を借りてでも機械を購入して、儲けをもたらすことができるような使える機械を作らなければなりません。そのような機械があれば、自分を追い込んで、儲けることができます。急峻な地形や奥地でも、そこに材を搬出しなければならない森林があれば、道を入れて基盤整備をし、機械化システムを組むことができるような機械の出現が望まれます・・ 

藤森隆郎が訪ねる新たな森林管理の現場◆藤森隆郎・・・44

観光と保護のバランスを求めて
金沢博文、関口均(1)

お役に立ちます!最新研究紹介◆伊藤崇之・・・50

タケは里山の厄介者か?(3)―竹材の伐出コスト試算 

放置竹林は生育密度が高いうえ、竹はしなりが大きく互いに交錯しているため、抜き伐りでは伐倒時にかかり竹が発生しやすく、いったん発生するとその処理には重量の割に多大な労力を要します。また、集材も能率的に行うことはできません。これに対し帯状伐採は、かかり竹の発生が大幅に低減されるとともに集材も容易となるため、能率の向上とコストの削減に大きな効果があると考えられます。その反面、大きな空間を空けることは収穫後の再生に悪影響を与える恐れがあり注意が必要です。能率向上と再生力のバランスが最適な帯幅を見つけることが帯状伐採を行う上での課題となっています・・・

林研グループが応援します!埼玉県/嵐山町林業研究会・・・54

間伐進め、ゴミのない美しい山づくりを目指す

普及員実践日誌◆宮城県 林業普及指導員 辻 龍介・・・56

森林GISの高度活用で、間伐候補地を効率的に抽出

提案型集約化施業 成功をつかむ実践術 第9回◆坪野克彦・・・・64

プランナーの先を目指す

統計をとったわけではありませんが、プランナー(またはプランナー候補)として活躍している人たちには、比較的若い人が多いように思われます。肩書を見ても主任や係長が多く、課長以上はあまりいません。プランナーという仕事については実務や研修を通して、おおよそのところは分かるようになってきてはいますが、その後、組織内でどのようなキャリアパスを進んでいくのか(どのような職種・役職に就いていくのか)というところは、これが標準といえるようなものは出てきていません・・

法律相談◆北尾哲郎・・・72

作業路網を設けて利用間伐をしているが、近くの取水施設によって引水した飲用水に濁りが出たり、水量が減ったという苦情が寄せられています。どう対処すべきでしょうか。

●日本林業アーカイブス 森林鉄道の記憶―津軽編―

宮野沢支線における積込作業 齋藤 淳・・・9

●わがまち木造自慢 

デイサービスセンター「なごなるの家」(富山県富山市)・・・61

●新・地域リーダー列伝  長崎県 栗田克己・・・62

林業の魅力を伝え、将来の林業後継者を育てる
 対馬ひのきのPRと後継者育成

●インフォメーション・・・68
●読者のお悩み相談/安田孝・・・70

高性能林業機械導入に対する事故対策が心配です

●ひろば・・・・・78 
●表紙の人 中兼美智恵さん 九頭竜森林組合(福井県)・・80

表紙●岩渕光則 フォト●安藤麻菜、(社)フォレスト・サーベイ 

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