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森林療法のてびき 地域でつくる実践マニュアル

単行本森と親しむ本・森の魅力を伝える本

森林療法のてびき 地域でつくる実践マニュアル

写真で図解。地域みんなの森林療法活動。 プログラム、計画・運営からフィールドまでが早わかりの1冊。

著者 上原 巌
定価 2,090円 (本体1,900円)
ISBN ISBN978-4-88138-188-5
体裁 B6判 160頁 カラー

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地域で森林療法活動をつくる方法を解説した手引き書が登場しました。著者上原 巌氏撮影の豊富な写真で実践方法を図解します。
森林療法を実践するさまざまなフィールド特性、実践の場の環境設定、準備、プログラム、計画づくり、運営、客観的評価法、危険事項の対処などを解説。
プログラムの種類として、ストレッチ、呼吸法・樹林気功、瞑想、森林カウンセリング、作業療法、リラクセーション、森でのアート、遊び、グループワーク、休養・保養などを、現場の実践例写真で図解しており、どんな活動をするかがすぐに分かります。
森林療法実践を考えている関係者のみなさん、地域のみなさん待望の手引き書です。
さあ、心とからだ、いきいき生活を地域ではじめませんか。

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著者プロフィール

上原 巌

上原 巌(うえはら いわお)
1964年(昭和39年) 長野市生まれ 東京農業大学農学部林学科卒(ミシガン州立大学農学部林学科留学)。 信州大学大学院修士課程、岐阜大学大学院博士課程修了。 農学博士。日本カウンセリング学会認定カウンセラー。 長野県立農業高校教員、社会福祉施設職員、長野県高校スクールカウンセラー、東海女子大学専任講師、兵庫県立大学助教授などを経て、現在、東京農業大学地域環境科学部森林総合科学科准教授。

主要目次

はじめに ~身近な自然療法をもう一度見直してみませんか。
第1章 概論 「森林療法(Forest Therapy)」とは何でしょう?

「森林療法」について
森林療法の実際
福祉分野の事例(森林療育)
医療分野での事例
カウンセリング分野での事例
健康づくり分野での事例
森林療法の特徴
森林環境を再利用するセラピーによって新たな地域福祉のパラダイムへ

第2章 森林療法の活用フィールド

フィールドのいろいろ
各地の自然保養地
観光地
寺社林
里山の雑木林
造林地
森林公園
街路樹
ビオトープ
学校林
巡礼道、旧道
休養効果の高い森林環境とは
森林療法を行う場所について―身近な場所での森林療法と、保養地での森林療法― 
3つの多様性
環境の設定について
道幅の確保
看板表示、点字表示
静けさの確保
季節性・多様性を生かしましょう
ベンチ・休憩場所
施業をきちん行う
砂利、チップロード、アスファルト道、自然道

第3章 森林療法の実施にあたっての準備

森林療法に必要とされるもの
森林環境
人材
森林療法のソフト・プログラム
予想される対象者
森林療法を行う上での基本的な心構え、留意点
スタッフの役割
活動主体による森林療法の運営について
森林療法の計画作り
プログラムのモデル

第4章 森林療法プログラムの手法

森林療法のプログラムの種類
森林散策(目的、期待される効果)
森の中での体操・ストレッチ
呼吸法・樹林気功
瞑想
ただ静かに過ごす
森林カウンセリング
作業療法
リラクセーション
森でのアート
遊び
グループワーク
休養・保養
地域における具体的なプログラムのすすめ方
平地林型の場合
変化に富んだ比較的急峻な地形(山林型)の場合
プログラム実施前後の客観的評価について
危険事項の対処

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