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林業改良普及双書 NO.176  竹林整備と竹材・タケノコ利用のすすめ方

林業改良普及双書

林業改良普及双書 NO.176  竹林整備と竹材・タケノコ利用のすすめ方

利用が進めば整備も進む

著者 全国林業改良普及協会 編
定価 1,210円 (本体1,100円)
ISBN ISBN978-4-88138-301-8
体裁 新書判 228頁

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  放置竹林の拡大や侵入は、もともとは利用されなくなったのが原因だとされます。

 そこで、タケノコ産地として整備したり、竹材・竹炭・竹パウダーとして、さらには竹林を人々が集うフィールドとして活用し、地域みんなで利用しながら整備を行う事例が、各地に広がっています。

 竹材の手入れ・整備方法、竹材・タケノコの利用技術、地域的取り組み方法を実践事例から紹介。加えて、伐出・搬出などの整備マニュアルも紹介しています。

 本書には、竹林は“お荷物”ではなく、“地域の豊かな資源、宝”として生かす手順や技術、ノウハウが盛り込まれています。 

■なお、本書の「技術編1 竹の取り扱いについて」は、次のプロジェクトの成果の一部を転載させていただいたものです。
・事業名:先端技術を活用した農林水産研究高度化事業
・課題名:タケ資源の持続的利用のための竹林管理・供給システムの開発(平成17年度~平成21年度)
・研究グループ:(独)森林総合研究所、愛媛県農林水産研究所(林業研究センター)、山口県農林総合技術センター、大阪府環境農林水産総合研究所、(国)鹿児島大学農学部 

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著者プロフィール

全国林業改良普及協会 編

●渡辺晋輔
鳥取県中部総合事務所 農林局林業振興課 林業普及指導員
●井上 新
大分県杵築市 久保畑集落竹林組合
●吉兼洋一
山口県周防大島町 金魚島美竹林筍の会会長
●眞野紘二
奈良県大和郡山市 NPO法人やまと新発見の会理事長
●野中重之
福岡県八女市 竹林利活用アドバイザー
●小山悦寛
香川県まんのう町 仲南町森林組合参事
●稲岡利春
京都府長岡京市 NPO法人「竹の学校」理事
●今泉冨士夫
千葉県市原市 潤井戸自然公園会 元気里山竹活班
●森 勇介
静岡県賀茂農林事務所 森林整備課 
●奥田史郎
森林総合研究所 四国支所
●上村 巧
森林総合研究所 業工学研究領域
●野田 巌
(独)国際農林水産業研究センター 林業領域(前森林総合研究所関西支所)
●高知県立森林技術センター

主要目次

整備・利用事例編
●「タケノコの産地化をめざして」
 -集荷組織、栽培技術からモデル竹林整備まで〈渡辺晋輔〉
                                                                       
●集落組合方式で荒廃度の高い竹林から整備 〈井上 新〉
 
●タケノコ生産竹林バンク
「金魚島美竹林筍の会」の活動について〈吉兼洋一〉
  
●「タケトピア矢田の里」における竹里整備等の取り組み〈眞野紘二〉
 
●竹林オーナー制度〈野中重之〉
  
●竹パウダーの農業利用で放置竹林を活用〈小山悦寛〉
  
●タケ利用で竹林再生
 神奈川県南足柄市/三竹里山の竹林を考える会〈編集部〉
 
●放置竹林の整備とタケノコ生産、竹材活用と、それらの普及活動〈稲岡利春〉  
 
●写真で見る! 竹の遊具・ガーデニング活用例の紹介〈今泉冨士夫〉
 
●ポーラス竹炭の作り方
 静岡県/賀茂地区林業研究会     〈森 勇介〉 
                             
●タケノコ掘り観光農園の人気の秘訣
 神奈川県横須賀市/ながしま農園          〈編集部〉
 
技術編1 竹の取り扱いについて
 
●タケ資源はどのくらいあるのだろう?〈奥田史郎〉
 
●伐採や搬出の手間は? コストは?〈上村 巧〉
 
●点在する資源を効率的に使うには?〈野田 巌〉 
                                                                                
技術編2 どーする?竹林 竹林の管理と利用について
〈高知県立森林技術センター〉
 
●竹林を適正に管理するには?
竹材生産/竹の伐採と搬出/竹の駆除方法/タケノコ生産

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