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No.141 スギの行くべき道

林業改良普及双書

No.141 スギの行くべき道

日本の緊急課題となっている「スギの行くべき道」を提案。

著者 遠藤日雄
定価 996円 (本体923円)
ISBN ISBN978-4-88138-115-1
体裁 新書判

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「現在のスギを中心にした木材産業政策はKD(人工乾燥)化と集成材化の二つの道を追求すべきではないか」。日本の緊急課題となっているスギの行くべき道を提案。

2002年4月10日 2刷発行
 

主要目次

序章 西多摩の森林から

奇妙な風景/伐って出せば赤字/「ああ、やっとけりがついた」/西多摩は日本林業の明日の姿/森林経営放棄のタイプ

第1章 スカンジナビアからの風-新たな対日市場供給ソースの登場

拡大する欧州産地/日本とは比較にならない伐出コスト/「勝手に生えてきた木」/組合員の森林をコンピューターで管理/情報型組織への転換/ベンツが欲しいから木を伐る/ユニークな木材コントロール組合/「日本向けはベスト・クォリティ」/芯持ちホワイトウッドの人工乾燥は?

第2章 失われた10年-スギ材価格はなぜここまで下落したのか?

地殻変動の起点「プラザ合意」/ウッド・ショックにスギ連動せず/南九州でスギ素材生産量が増加/ポスト米ツガとしてのホワイトウッド/最後の好況から転落へ/スギの居場所は破風板と貫/東京・首都圏のプレカットでは柱の9割がEW/住宅へ家電製品、自動車並みの精度を要求/スギの失われた10年

第3章 取り戻す10年-スギ集成材の可能性

「一兎を追う」政策から「二兎を得る」政策へ/ホワイトウッドとレッドウッド半々のラミナ/コストパフォーマンスの高いラミナ/スギ集成管柱生産の狼煙はプレカットから/操業1年で暗礁に乗り上げる/スギ集成管柱の可能性/10・5㎝角と12㎝角のコスト比較/ システム化の中で価格差を吸収/地域に根ざした職人技術による家づくり/スギと米マツの異樹種集成材/米マツとホワイトウッドの中間で勝負

第4章 突破口-スギ材シェア拡大の手掛かりとは?

スギ需要拡大の四つの突破口/増改築の潜在的需要の掘り起こし/財布の紐が緩む条件/バランスシート不況/大量生産方式から付加価値生産方式へ/実需を見据えた外材流通加工システム/再考を迫られる国産材流通/「品確法」とはなにか/「劣化の軽減」に着目/スギは12㎝角で等級3/スギ集成管柱に転換した住宅会社の見識/ホワイトウッドの弱点

終章 スギの行くべき道

葉枯らし乾燥材を買う住宅会社/天然乾燥の柱で含水率20%前後/プライベートスタンダード/地域内分業型の基準含水率とは?/製品価格の上がり下がりに一喜一憂/オールジャパンから地域重視へ/日本独自のスギのビジネスモデルを/市場逆算ではない立木価格の設定/与えられた木を大工の技術でカバー/21世紀のグリーン・コンシューマーも視野に入れて

あとがき
参考文献 

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