• 山村型起業解説
  • 事業アイディア
  • インタビュー「先人に学ぶ」
  • 農山村の背景情報
  • お役立ち情報・技術
 

そまびとたちの奮闘記

NPO法人信州そまびとクラブ。
山仕事をしながら、
林業のこれからの姿を提起します。

« 下山 | Main | 自然塾事前授業 »

ビーバー

草刈機のことを「ビーバー」と呼ぶ人がいます。これは山田機械という会社が作っている草刈機の商標で、近ごろではこの本家ビーバーを見ることが少ないのに、どういうわけか名前だけは世間に知れ渡っているようです。そして何と、私の愛機は2台ともこの本家ビーバーです。まずはビーバーのハンドルの分解画像から。 


090913beaver1.jpg

 上が組み立てたところで、下が分解したところです。多くの方が見慣れている草刈機とは様子が違いますね。
 そうなんです。これは背負い式と言って、エンジンは別に背負って、ハンドル部分だけが自由に動く構造になっています。長い筒の中を、画像中断のニョキニョキとしたフレキが貫通していて、エンジンの動力を先端まで伝達します。エンジン部分につなげるとこのようになります。

  090913beaver4.jpg

 

090913beaver5.jpg

 左が常用マシン。右がバックアップマシンで、かなり老朽化しています。

 


 今朝、仕事にかかってみるとどうも機械の調子がわるく、帰宅してバックアップマシンに交換することにしました。ところが、このバックアップも壊れてるじゃありませんか!
 調べてみると上記のフレキが切れてしまっていました。これではバックアップとは呼べません。下の画像が切れた部分のアップです。 
090913beaver2.jpg

 

090913beaver3.jpg

 早速、新しい部品に交換して山に戻ろうと思いましたが、どうも最初に壊れた機械も直すことができそうなので、修理することにしました。ついでに、長い間壊れたままになっていた停止用のスイッチも新調しました。オリジナルは押しボタンなのですが、ずっと前に秋葉で買っておいたモメンタリーのトグルをくっつけました。

  どうもいけませんね。いじくりはじめるとどんどん趣味の世界へ埋没してゆきます。記念にパチリ。 

090913beaver6.jpg

 ついでに、山田機械工業株式会社のロゴもアップします。皆さん、機械の在庫管理には注意しましょうね。

 

090913beaver7.jpg

コメント

Posted by: こーりきー   [ 2009年9月15日 22:36 ]

なるほど
我々もビーバーといっていますが
違うんですね。
私のは山田精機のじゃない(^^)
同様に
除雪の飛ばす機械のことを
この辺りでは
ピーター
といいますが
これもひょっとして・・・・・・

Posted by: かなめ   [ 2009年9月16日 21:03 ]

 ビーバーと呼ぶのは、年配の人たちばかりかと思っていましたが、まだポピュラーな呼び方なんですね。「俺のは元祖ビーバーだぞ」と言うのは、特に誰も関心を示さない、密かな自慢です(笑)。
 ところで「ピーター」ですか。初耳でした。さて、語源はどこにあるのでしょう??昭和30年代のウルトラQというTVドラマに、そういう名前のトカゲが出てきた記憶がありますが…。
 えっ? お呼びでない。 失礼いたしました。

コメントを投稿

profile

そまびとたちの奮闘記 「そまびと」とは「きこり」のこと。現代のそまびと=技能職員たちが起業し、模索しはじめました。

お知らせ

要林産のホームページ somabito.jp をどんなものにしようか、現在思案中です。なにか良い案があったら、ぜひコメントに書き込んでください

2011年4月

S M T W T F S
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

カテゴリー

  • カテゴリを追加

最近のエントリー

最近のコメント

最近のトラックバック