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そまびとたちの奮闘記

NPO法人信州そまびとクラブ。
山仕事をしながら、
林業のこれからの姿を提起します。

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うれしいお便り2

8月22日のブログに書き込んだ、DIY情報誌の取材の際にお世話になったカメラマンさんから、以下のようなメールをいただきました。なんでも、糸鋸作家の方の取材に出かけた際に、その作家に地元の生産者からカラマツ材を使うようお願いがあったことを聞いたとかで、


>・・・気がつけば、林業に携わる人の側からの
>「森林の経済価値」へのPRは、確かにあるのだなぁ、と、
>気づきました。
> 森林に市場経済を結びつけるのには抵抗感があるけど、
>人工林も含めた森林の経済価値について、少しでも多くの人に
>振り向いてもらわないと、今まで時代のご都合に振り回されて
>きた不運な日本の森林を、健全な状態に戻せないんですね。
>とにかく、杉山さん、現場の人間として「がんばって下さい」
>応援します!!

 とのこと。とてもありがたい言葉であると同時に、私たち林業関係者がいかに自分たちの生産している「木」の売り込みを怠っているかを、改めて感じることのできる内容でもありました。また「森林に市場経済を結びつけることへの抵抗感」も、おそらくは現代社会のかなり多くの方が普通に持っている感覚でありながら、林業関係者がそれへの配慮を意識できていない部分であり、起業への大きなヒントを含む問題ではないでしょうか。

 そして、8月に私たちの取材に来てくださった際のことを、ご自分のホームページに気まぐれ撮影日誌と題して紹介してくださいました。
 
 この時の記事「蘇れ、そまびとたちの森」が載った本ドゥーパ!EXは、現在発売中です。記事の中では、カラマツのことをたっぷりと宣伝させていただきました。

コメント

Posted by: せんば   [ 2006年11月13日 10:11 ]

カメラマンの写真日記、拝見しました。
おもしろいですね~。うちの会社の裏の東京湾(ヒミコという船に乗ってる日記がありました)までいらしているようですね。


”ドゥーパEX”の写真も、カラマツの森林がとてもキレイに撮れてましたね~。
先日、会社で回覧された、情報通信関連の会報の表紙が、
長野のカラマツの黄色い紅葉の写真でした。
現場で見たほうがさぞキレイに見えるとは思いますが、
あんなに鮮やかになるのか~と、
写真のチカラは偉大です。また行きたくなりました。


ところで、中部横断道路のことをちょこっと検索していた中で見つけたのですが、
長野県では知事とお話できるチャンスがあるようですね。↓
残念ながら私は住民じゃないので申し込めませんが、東京でも地域地域でこういったことがあるのか探してみようと思いました。


長野県庁 『ようこそ知事室へ』
http://www.pref.nagano.jp/soumu/koho/youkoso/

Posted by: かなめ   [ 2006年11月14日 01:27 ]

ドゥーパ!EXを見てくださり、ありがとうございます。カメラマンさんは、商売がら、自然度の高い場所を中心にあちこち歩いているようです。

いつもならば、葉が散り終わっているはずのカラマツですが、当村でも今年はまだ日向にわずかに残っています。来年はみごとな黄葉を見に来てやってください。10月下旬から11月初旬が見ごろです。人工林の色ではありますが、本当にみごとなものです。

今年、長野県では知事が変わったので、特に森林の扱いの今後について提言をまとめ、知事室へ行ってみようかなと思ってはいるのですが、なかなかとりとめがなくて、明確な提言ができあがるにはまだ時間が必要です。

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そまびとたちの奮闘記 「そまびと」とは「きこり」のこと。現代のそまびと=技能職員たちが起業し、模索しはじめました。

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要林産のホームページ somabito.jp をどんなものにしようか、現在思案中です。なにか良い案があったら、ぜひコメントに書き込んでください

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