生物多様性の森
生物多様性とまではいきませんが､以前ここでも紹介した広葉樹林の施業に関し、ワラビの出る森にしたいとの担当者からの要望に、ワラビエリアとして小さな皆伐地を設けました。
施業から４年後、そこを通ってみるとみごとなワラビ原が出現しました。「もともとあったところを、明るくすりゃー出るに決まっている」と言ってしまえばそれまでですが、思惑通りになると嬉しいものです。
左側の葉がなくなっている一団（最初の画像では、円の中央部）は、シカの食痕だと思われます。最初に真ん中が延びて、すぐに食べられたようです。そう言えば、昨日の昼休みにも若いオスが１頭、ほっつき歩いていました。
あとはもう一つの要望だったミヤマクワガタですが、さてさてどうなったかな？？
本題とは無関係ですが、明日から二日間、アーボリカルチャーのメッカ"上伊那森組"に巡礼に出かけます。
「そまびと」とは「きこり」のこと。現代のそまびと＝技能職員たちが起業し、模索しはじめました。