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No.163  間伐と目標林型を考える

林業改良普及双書

No.163 間伐と目標林型を考える

目標林型は、改めて間伐の意味・あり方を問う

著者 藤森 隆郎 著
定価 1,188円 (本体1,100円)
ISBN ISBN 978-4-88138-230-1
体裁 新書判 200頁

価格はすべて税込みです。
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利用間伐が本格化するいま、長期的な森づくり、目標とする森林の姿が必要です。それは林分の目標林型と配置の目標林型の二つを指します。目標林型を考えるとき、間伐のあり方が改めて問われてくるのです。
 本書は、間伐の指針、選木から伐倒までの技術、作業システムと間伐、さらには施業体系における間伐を整理しました。将来のために必要な目標づくりに必要な考え方と技術情報をまとめています。

著者プロフィール

藤森 隆郎 著

1938年京都市生まれ。農学博士。現在、社団法人・日本森林技術協会技術指導役。
1963年京都大学農学部林学科卒業後、農林省林業試験場(現在の独立行政法人森林総合研究所)入省。森林の生態と造林に関する研究に従事。研究業績に対して農林水産大臣賞受賞。1999年、森林環境部長を最後に森林総合研究所を退官。青山学院大学非常勤講師を務めた。気候変動枠組み条約政府間パネル(IPCC)がノーベル平和賞を受賞したことに貢献したとしてIPCC議長から表彰される。

主要目次

1章 間伐と目標林型の意味

  いまなぜ間伐と目標林型か
  地域の管理指針を創るために―目標林型がなぜ必要か

2章 間伐の意味を改めて整理する

  間伐とは
  間伐、択伐等の区別
  間伐の種類

3章 間伐の基礎知識と応用

  樹冠構造と幹の成長および密度の関係
  密度管理とその指標
  要間伐林分の判断基準
  将来の研究に期待されるもの

4章 間伐の進め方

  望ましい間伐シリーズの一例
  間伐手遅れ林分の扱い

5章 間伐の作業技術

  選木の仕方
  伐倒の仕方

6章 作業システムと間伐

  適切な作業システムの選択
  道と間伐
  機械と間伐

7章 間伐に対する誤解・疑問のいろいろ

   本数間伐率なのか材積間伐率なのか
   間伐率という数字にのみとらわれた間伐
   道づくりの支障木と林内木を一緒にした間伐率
   作業道開設のときに道の両脇の木を伐りすぎる
   機械のための間伐
   土壌条件に応じた間伐ができていない
   間伐は二酸化炭素の吸収を促すという考え
   間伐すれば木が減って損だという考え

8章 施業体系と間伐 

  施業体系とは
  非皆伐施業(複層林施業、択伐林施業)
  混交林施業
  施業体系に応じた間伐の留意点

9章 目標林型とその理論

  林種
  森林の発達段階
  森林の発達段階に応じた機能の変化
  目標林型の求め方

10章 健全な森林の判断要素

  環境林の健全性
  生活林の健全性
  生産林の健全性はじめに

 

 ◆本書における誤表記の訂正とお詫び◆

  本書において、102頁・下写真(図23)において、誤表記がありました。
  下記のように訂正させていただきます。

  <誤> 図23 造材作業中のプロセッサ(京都府日吉町森林組合)
   ↓
  <正> 図23 造材作業中のプロセッサ(三重県松阪飯南森林組合)

  関係組合様にはご迷惑をおかけいたしまして誠に申し訳ございませんでした。
  訂正とお詫びをさせていただきます。
 

 

 ■関連図書

 『藤森隆郎 現場の旅 新たな森林管理を求めて 上巻』

 『新たな森林管理 持続可能な社会に向けて』

 『森林生態学 持続可能な管理の基礎』

 

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