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日本の記録 林業人列伝 vol.3

単行本森林と林業を知る本

日本の記録 林業人列伝 vol.3

一生涯をかけ、地域で格闘した記録の重み

著者 全国林業改良普及協会 編
定価 2,200円 (本体2,000円)
ISBN ISBN978-4-88138-246-2
体裁 四六判 ハードカバー 324頁

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自然の声に耳を傾け、自然を生かし、利用する智恵と技。持続可能な営みの本物の記録が、ここに。
 「技芸の風」(月刊「林業新知識」連載)が本になりました。2006年1月号~2008年12月号までの29人の林業人を収録。

その時々に、日本の各地域で自然と向き合い、技を工夫し、森の恵みを創り上げてきた人々の営みがあります。一生涯の人生をかけ、地域で格闘した記録の重みは、けっして失われることなく、時代を超えて生き続けるものです。
 そうした経験の知恵に耳を傾けることなく、机上でのみ林業を論ずる愚を犯さないためにも、私たち日本人が将来にわたって受け継ぎ、共有すべき学習情報が、本書には掲載されていると確信いたします。国の土台をなす森林を揺るぎない財産とするためにも。
 本書タイトルにある「日本の記録」には、そうした意味が込められています。(まえがきより)
 

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著者プロフィール

全国林業改良普及協会 編

取材・執筆・編集 月刊「林業新知識」編集部

主要目次

 ・"攻め"の林業を展開する
 安田孝さん(広島県廿日市市)

・自然体の“森林業”を経営する
 田中惣次さん(東京都檜原村)

・ナメコ生産・販売を足がかりに山に投資する
 山中敬久さん(埼玉県秩父市大滝) 

・所有者に1円でも多く還元する
 夢の森つやま協同組合(宮城県登米市)

・「鎮守の森」をつくる
 齋藤文明さん(栃木県日光市)

・最善の山づくりを所有者に提案する
 熊崎一也さん(長野県上田市)

・牛で山を守る
 山本喜行さん(山口県防府市)

・北の森林づくりに半世紀を歩む
 美田和三郎さん(北海道稚内市)

・長伐期と混交林施業を実践する
 田中裕さん(青森県南部町)

・育林・伐出・市場を経営する
 柿迫正紀さん(京都府南丹市)  

・山の資源を食住に生かす
 嘉代詔一さん(新潟県長岡市)

・間伐を繰り返して大径木をつくる
 春名善樹さん(兵庫県宍粟市)

・60年間、今日も炭を焼く
 前田久元さん・紀代さん(高知県室戸市)

・女性林研が作業道をつくる
 女性林研グループ バンビの会(徳島県上勝町)  

・伝統林業地の復権に挑む
 智頭林業研究会(鳥取県智頭町)  

・川上・川下のネットワークで山を潤す
 齋藤正さん(栃木県鹿沼市)  

・林業が潤うイメージを示す
 中原丈夫さん(岐阜県山県市)  

・山のヘルパーとして細かなニーズに応える
 前田誠さん(鹿児島県曽於市)  

・自慢できる山をつくる
 藤原正志さん(山梨県甲斐市)

・山の恵みを活かして楽しむ
 外久保蔦雄さん(岩手県葛巻町)

・複合経営で生涯現役を通す
 及川一男さん・良子さん(宮城県石巻市)

・集約施業で信頼のブランドを築く
 上尾欽吾さん(三重県松阪市)

・開かれた経営でプラスの循環を生む
 佐藤健一さん(茨城県常陸太田市)

・崩れない道をつける
 小林温さん(兵庫県宍粟市)

・山に生きる知恵を伝える
 長崎喜一さん(富山県朝日町)

・育林50余年、一代で山を築く
 佐藤彦一さん(秋田県湯沢市)

・小規模林家のビジネスモデルをつくる
 舘脇信王丸さん(新潟県三条市)

・品種で山にデザインを描く
 栗屋克範さん(熊本県山都町)

・山三昧で山を次につなぐ
 畠山寿市さん(北海道雨竜町)
 

■関連図書

『日本の記録 林業人列伝 vol.1』

『日本の記録 林業人列伝 vol.2』

『この人に聞く 山を豊にする林業創造』

『森と暮らすNo.2 ノウハウ図解 山仕事の道具』

『森と暮らすNo.4 仕事が楽しい! 森の自給生活』

 『森と暮らすNo.5 林業入門 自家伐出のすすめ』

『藤森隆郎 現場の旅 新たな森林管理を求めて 上巻』

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