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田舎の仕事作りで地域維新!




山村や農村における若者と元若者が繰り出す起業活動、地域の維新活動をリポートします。

2006年9月25日

SVN国際会議fでつながった交流から問題解決へ!インドから研修生受け入れ!!

 昨年、全国5箇所で、ビジネスを通じて社会を変革したり、社会起業家の育成を目的に集まった世界的ネットワークのアジア会議を行いました。山口でも開催され、私たちのグループで山口会議を運営しました。


 SVNを通じて関わりができたIOU(Inter Cultural University)の国際会議で、私たちの若者の様々な活動が紹介されたところ、非常に関心をもたれた先生がいらっしゃり、「ぜひ日本に行って学びたい」という発言がでてきたことから、今回の研修生の受入がはじまりました。


 来日したのはウパナンダさんとサンジブさん。国内何箇所かをまわられましたが、山口では21世紀の森に滞在されました。私はジョインできませんでしたが、スタッフからのリポートによると、次のような議論があったようです。


 指定管理者制度により山口県より指定を受けて県有施設の経営している若者の活動について学んだり、学生耕作隊が管理している宇部市のお茶園で、茶園の保全活動を体験したりしていただきました。お茶の生産で有名なアッサム地方出身のお二人は、日本のお茶と茶園経営に単身関心を持たれ、管理を始める経緯・地域的な背景、収支、経営方法など、積極的に質問してこられました。その中で、後継者不足の問題や、規格外農産物の大量廃棄の問題について議論し、その解決策として、地域での若者の雇用の創出や、もったいない農産物の有効活用を進めていることを紹介しました。事情は違うが茶園経営についてはアドバイスできるからなんでも聞いてくれ、と心強い発言がある一方、私たちがもったいない茶を活用したパンの製造もしていることを知ると、アッサム地方ではお茶を加工食品用に用いることはないようで、パン屋お菓子への加工について、大変興味深いと学んでいました。


 文化は違えど、私たちは同じアジアの農村に住んでいます。協力して互いを発展させられる、そんなグローカルな問題解決のための交流をリアリティを持って感じた受入でした。


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2006年9月17日

もったいない運送

今日は、もったいない運送が稼動するはずだったんですが、台風のため、見合わせになりました。

8月28日の朝日新聞に、『「もったいない運送」の輪』というタイトルで掲載されていましたが、ご存知でしょうか?


いらない物だけれど、捨ててしまうのはもったいない。別の場所に運べば、役立つはずと、不用品を運送し、有効活用する活動が広がっています。


山口大学でともにベンチャービジネス論を学んだ山根多恵(25)は、現在、島根県温泉津の吉田屋という老舗旅館を引き継ぎ、経営者として女将をしています。彼女の発案で広がったもったいない運送週末クラブ。2週に1度、トラックを走らせて、リサイクルできるものを各地に届けています。


新聞の反響は凄く、問合せや不用品寄付の申し出が、100件を超えたと聞いています。


山根は、私たちの全国グループの島根ブロックのリーダーでもあります。私たちも、彼女のアイデアに乗りました。学生耕作隊の管理茶園で、商品としては規格外になった茶葉を、茶風呂用に吉田屋に提供したり、山口県萩青年の家(やまぐち青年の家ネット経営)が萩市のとある高校の改廃で廃品になった畳を譲り受け、それを山口県大島青年の家(同経営)の体育館に運んで柔道合宿ができるようにしたり・・・・。

トラックの運転手は、ガソリン代だけでそういう「もったいない品」を運んでくれます。23才、運輸会社の経営者候補が運送チームのリーダーです。私たちは、トラックの運転手には、必ず各立ち寄り所で研修をしてもらうようにしました。そうすることで、運転手は、自分の会社だけでは学べないことが、あちこちの現場で体験できるようになるのです。


もったいない運送の輪が全国に広がれば、と思う。

2006年9月16日

評価会議(給料の決め方)

今日から評価会議ラッシュです。うちは給料の〆日が15日なので、16日~18日は給料を評価するための会議のラッシュ期間になります。


うちのグループは、評価会議で自分の給料を決めます。
チェックシートはありません。


それぞれに自己評価と評価額(基本給に対して、+いくら、マイナスいくらを申請)を申請します。それに対して、君の評価は甘い、君はもっとその働きを評価すべきだ、など、あっけらかんと、客観的に、次の2つの視点で議論します。


・自分のポジションが組織から求められているにふさわしい役割が果たせたか
・自分自身がんばり、結果として自分の成長につながるような働きができたか


この2点です。組織の視点と個人の視点と2つあるわけです。


また、もう一つ評価会議のポイントがあります。それは、リーダーがスタッフ一人ひとりを見ているか、ということです。評価会議は、地域維新グループの全セクションで行われます。各セクションのリーダーが議長になって行うのですが、本人の成長を真剣に考え、遠慮せず、客観的に


・認めてあげるべきがんばっている点
・会社やチームに対して貢献しているといえる点(自覚するしないは関係ない)
・本人が気づいていて、実はしかってほしいと思っている点
・本人は気づいていないが、指摘されることで自分の未熟な部分に気づき明日への成長につながる点


この4点を、リーダーはもれなく評価会議で言及し、プラスマイナスに反映させることができるかどうか、がもう一つの大きなポイントです。これはもう、リーダーが誰よりも的確に捉えて見ていくしかないわけです。これができれば、スタッフは必ず成長します。リーダーとスタッフ間との信頼関係も、間違いなく高まります。


後輩のスタッフに、研修もかねて、私たちの全国グループの1つ、千葉県のビジネスインキュベーション施設にに3ヶ月出向してもらうことになりました。


期間が決まる前に、1ヶ月だけ行くのと、3ヶ月行くのと、どっちがいいか、という話になったときに、


「評価会議3回分と思ったらいいよ」と私が話したのに対し、


「それはすごい成長ですよね、1ヶ月じゃダメだ、意味がない、3ヶ月は行きたい」と言っていました。

1ヶ月目で課題の見極め
2ヶ月目で課題の克服・問題解決
3ヶ月目で成長


というリズムがあるわけです。それをみんないつも繰り返しているのです。


わたしなんかは、ある月はリーダーとしての役割を果たすことができなかったため、給料をもらうどころかマイナスが多すぎて会社に払うことになってしまったことすらあります。なぜそんなことが起きたかというと、後輩リーダーのミスではあっても、私にはそのミスに対して上司としての責任があり、それは、後輩よりも大きな責任だからと、後輩リーダーたちがマイナス申請した額の1.5倍増しで自分の給料からひいていったからです。セクションをいくつも抱えていましたから、(今もですが)そういう姿を見せて、仕事はひとりでやっているもんじゃない、チームで連帯責任なんだ、と後輩に伝えていったのです。


私は誰よりもがんばっているつもりでしたが、誰よりも厳しい評価をしたわけです。そういう姿を見せていくことで、若い後輩リーダーたちに仕事の厳しさを身を持って教え、緊張感を持たせ、決して仲良しグループにならないように、育て、育てられています。


給料評価会議は、すなわち、育成会議なのです。

2006年9月14日

やまぐちの森林(やま)ただ今、元気回復中。

今日は、やまぐち森林づくり推進協議会の日。

やまぐち森林づくり推進協議会とは、「やまぐち森林づくり県民税」を活用する事業について、県民意見を反映した効果的な事業推進を図るため、設置された協議会です。二井県知事から委員として委嘱を受けています。

森林づくり県民税が導入されて2年目、委員会としても2年目になるわけですが、今回は、平成17年度のやまぐち森林づくり県民税関連事業の実績報告について協議し、県民税を使っての公益森林整備事業と竹繁茂防止緊急対策事業の視察に行きました。

山口県は、林業関係は、全国に先駆けていろいろな事業に取組んでいます。やまぐち里山文化構想もそうだし、全県的に里山を守るNPO法人の発足も行政主導でつくりあげました。今回も、事業の成果を面積など、データの集計報告にとどめるだけでなく、経済効果にどう波及したかなど、県民にとってわかりやすく事業の効果が示されるように、全国的に先駆けて、効果の検証を進めていらっしゃいます。

県民税をつかって、荒廃したスギやヒノキの人工林の再生を行ったり、広葉樹林に侵入した竹の伐採を行ったり、森林づくりへの理解を促進する場を設けたり、松くい虫や台風などの被害により荒廃した海岸林に抵抗性きらら松を植栽したり、森林づくりの日を10月30日に制定して森林づくりフェスタを行って周知啓発したり・・・・。

県民のみなさんからのご理解あってのこの事業。今年度もがんばってほしいです。

手入れされた森林に、日光が差し、新しいいのちの芽吹きが感じられたことが、感激でした。

2006年9月 9日

中国四国商工会青年部の交流会にて講演

今日は下関で講演です。

中国四国商工会の青年部の交流会で、記念講演をさせてもらいました。

私なんてまだまだ未熟者すぎるのですが、コミュニティ・ビジネスというテーマでの起業はまだ珍しいのかもしれません。

講演では、コミュニティ・ビジネスとは何か、ということ、山口でこれまで行われてきたコミュニティ・ビジネスの支援の仕組み(コミュニティビジネスカレッジ、女性起業家スクール、山口大学ベンチャービジネス論、公開起業オークション、地域維新ファンドなどなど)を紹介し、指定管理者制度や市場化テストについて説明をし、コミュニティ・ビジネスで地域を活性化しよう!という話をさせていただきました。

コミュニティ・ビジネスの輪は、山口県で芽生え、育てられ、山口で育った若者たちが広域に展開をはじめています。島根とか、松山、福岡などなど・・・。

コミュニティ・ビジネス、あなたもやってみませんか?

2006年9月 8日

きららの里にて。

今日は美祢市のきららの里で仕事をしてきました。きららの里は山口県できらら博があったときに開催されていた「きららアニマルパーク」の志を引き継いで作られたいのちのきらめきを体感できるNPO法人です。動物とのふれあいやいろんなイベントをされています。

その中に、当時の建物を移設し、さらに、ストローベイルハウス(わらの家)を増築してできた事務所があります。

無線ランも使えるし、とっても快適。自然に囲まれたオフィスで、仕事させてもらいました。

幸せものです。

2006年9月 7日

オーライ・ニッポン 共生・対流シンポ

9月7日の日本農業新聞に出ていましたが、10月2日に中国四国農政局主催で広島市で開催される「オーライ!ニッポン中国四国、都市と農村漁村の共生対流シンポジウム」にて学生耕作隊の事例を発表・パネルディスカッションに出演します。

「いやしとやすらぎを求めて、都市農村交流から田舎ぐらしへ」がテーマです。

会場は広島市まちづくり市民交流プラザ。午後1時からで参加無料です。

お問合せは農政局 086-624-4511へ!
ぜひお越しください!

2006年9月 5日

萩青年の家から畳を大島へ!

 今日は山口県萩青年の家に行きました。阿東⇒萩⇒山口⇒宇部というスケジュールで今日は移動していたんですが、萩では柔道用の畳をもらいました。

 萩のとある学校の改修のため、畳が大量に廃棄されることに。それを萩青年の家から聞いた大島では、大島青年の家の体育館で柔道ができるようにと、早速アレンジ。いただけることが決まったのです。

 もったいない運送・週末クラブの番外編で、2トントラックを運転して、ガンガン移動していました。

 早速、9日に柔道団体が大島青年の家を利用し、畳が初お披露目されます!

2006年9月 4日

21世紀の森 森のおもちゃ展示館 開催中

 山口県21世紀の森では、8月26日から9月15日まで、森のおもちゃ展示館を開催しています。


 里山で生活する人々の知恵や技術を子ども達に伝え、また自然素材の良さを子ども達に知ってもらおうと、26日より130点を超える様々な木製のおもちゃを、21世紀の森・森林学習展示館に展示しています。

 26日は初日イベントとして、屋外の休憩スペースにて、「昔懐かし森のおもちゃ作り体験教室」を実施しました。竹馬、竹とんぼ、竹ぽっくり、組み木など、遠方は広島市より参加者が集まり、竹を中心に木材を使ったおもちゃ作りを楽しみました。

 また今回のイベント開催にあたり、山口県各地より、昔子どものプロフェッショナル・21世紀の森応援隊メンバーが応援に駆けつけてくださいました。鳥の細工の笛や、竹下駄、また大人の参加者を対象に、
竹のひしゃく、一輪挿しなど、「昔作ったのを思い出して」と、思い浮かぶアイディアを次々に形にされていました

 親子、おばあちゃんと孫、年配の方、若い女性と、いろんな年齢層の方が体験に参加してくださいました。展示されているおもちゃを見て、「これも作る、終わったらこれを作ろう」と、複数体のおもちゃを夢中になって作成されていました。応援隊スタッフも活き活きと指導をしている様子が見られました。


 このように技術継承を行う場、また皆さんが活躍できる・楽しめる場を、これから広げていきたいものですね。

 ちなみに、この山口県21世紀の森の「森のおもちゃ展示館」の様子は、明日夕方、生放送でKRYの熱血テレビで放送されます!お楽しみに!!

2006年9月 3日

釣って大漁・食べて満足

 今日は、大島青年の家では、「釣って大漁・食べて満足」という企画事業2日目を迎えています。カッターからの船釣りや炭焼きバーベキュー、寒天ゼリー作りなどの体験をしていきます。

 いや、最近の子供たちは、釣りが本当にできないことに驚きました。ピッカピッカのさおをもってきてはりきってはいるものの、「釣り糸の通し方がわからんー」「リールのつけ方がわからんー」「エサつけてー」と、こんな具合です。こういう事業を通じて、いろんな体験を子供たちにしてもらい、生きる力を育んでいきたいと、改めて感じました。

2006年9月 2日

今日はNPO法人学生耕作隊の4歳の誕生日!

今日は、NPO法人学生耕作隊の4歳の誕生日です。

今年の学生耕作隊のチャレンジは、農山村活性型育成システムの構築です。これまで学生耕作隊はもとより、学生耕作隊から発展した地域維新グループや指定管理施設の運営などを通じて痛切に感じていることは、地域の活性化や産業の活性化のカギが「人」であることです。いま、農業でもなんでも、人材の育成が必要とされています。

農業分野においては、都市からの農業体験・田舎体験希望者を農家だけでなく地域が受け入れを行い、希望者を農業の担い手として育成することで、地域の農家やグリーンツーリズムの宿等の協力により体験希望者を受け入れる体制をつくりたいと思います。さらにその過程で、都市からの農業体験希望者も1度だけでなく、2度3度訪れてもらいながら農業のノウハウを段階的に身につけていけるような研修プログラムを実施します。受け入れ側の農家自身が徐々に受け入れ方を身につけながらステップアップが図れるような育成の仕組みをつくるとともに、中間で情報受発信をする媒体として、ITを活用したインターン受け入れ予約システムの開発や、ポータルサイトへの情報掲載を行い、さらに価値観の異なる都市等からの体験希望者のニーズにこたえられるインターンシッププログラムをアレンジし、現場で指導することのできるコーディネーターの育成に取り組んでいきます。

農業・農村の活性化に関心があったり、将来農業をやりたい!と思っている都会に住む人々や定年退職した人々、若者、U・J・Iターンを希望する人々などが10のステップアップのハードルを越えながら、田舎を体験し、農業の担い手づくりを行なうインストラクター養成システムや、田舎体験を受け入れる農家を育成しての受入体制作りなどを行ないます。ゼロから農業をはじめる農業初心者を新たな担い手として育成し、最終的には農産物の加工・販売まで手がけて、定住・就農を促進します。

早速、農業に関心のある学生たちを中心に、田舎体験を受け入れる農家の取材を山口県と島根県とではじめていきます。

2006年9月 1日

ブログ再開いたします!

長らくブログを休止しており、申し訳ございません。
応援の声もいただきました。ありがとうございました。
がんばって、ブログを再開いたしたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

山口県を東に西に北に南に、駆け回ってきた半年でした。各地で田舎起業の動きが広がっています。田舎こそ社会起業!です。

地域維新グループは、9月から新しいステージに入りました。

いまの目下の課題は人育て。仕事はじゃんじゃん来ます。不足しているのは人材です。

私たちのグループは、命令では動かない人間ばかりです。言われた事だけこなす人間は、考えない人ですから、成長しません。物事をよく考え、理解し、判断できる人間である必要があります。自分のやりたいことだけやる。こういう自由な職場ですから、まとめるほうは大変ですが、ひとりひとりの多様な個性が活かされる仕事場だと思います。

一方で、自由であるからこそ、自分自身の行動は日々評価され、自分自身について試される仕事場でもあります。

そんなチームをまとめるためには、「求心力」が必要なのですが、求心力を持つためには

1.強い信念を持つこと
2.冷静かつ客観的に物事を捉え、的確な判断で物事を決めていくこと
3.人の評価ができる子と
4.人を育てられること
5.最後まで責任を持ち結果を出すこと
6.柔軟であり優しいが、情に流されないこと
7.所有感、当事者意識を強く持つこと
8.会社の財政に責任を持つこと
9.内外どちらに対しても演出できること
10.先見性を持つこと

だと思います。私自身、まだまだ未熟すぎて、このレベルには追いつかないのですが、将来私がなりたい像です。

がんばります。


profile

田舎の仕事作りで地域維新!地域維新グループ代表。
田舎の起業にこだわる。
平成18年度事業収入は1億6千万円見込。

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