• 山村型起業解説
  • 事業アイディア
  • インタビュー「先人に学ぶ」
  • 農山村の背景情報
  • お役立ち情報・技術
 

森に住む・森で過ごす

黒姫の森通信・・・
森からいただく、いただき続ける(^^)・・そして森に住もう!

2007年1月30日

陽が長く・・

asayake.jpg


ずいぶん陽が長くなったなぁと
今朝感じました。
いつも朝早く除雪を始めて
7時に子供を駅や学校に送るのですが
ついこの間まで
ライトをつけて走っていました。
今朝は晴天だったこともあるのでしょうが
ずいぶん明るく
そして
雪山がきれいでした。
志賀の山々から浅間の方までくっきり。
少し景色の良いところへ登って
思わず写真をバシャッ!
黒姫山と100名山の高妻山(戸隠連山)です。
黒姫の正面の谷に
まっすぐに白い線が見えるのは
氷瀑になっている
「幻の大滝」
なんです。
すごいところですよーー。

ootaki.jpg
2年前の写真ですが・・・

2007年1月25日

フキノトウ・・・が

暖冬の話題
ずいぶん書きましたが・・
本日、浜田久美子さんを
冬の森へご案内していましたら
なんと・・南向きの崖にフキノトウが。
二人でビックリ。
えっ??
ゲレンデは例年より少ないとはいえ
1メートル雪がしっかりあるのに・・・・・・
普段は黒姫の森では
フキノトウは4月に入ってから。
里でも信濃町は3月。
先日のブログのコメントのところにも書きましたが
うちのそばでは
ゴジュウカラが巣作りを始めましたし・・・

本格的な温暖化か!

25.jpg

2007年1月18日

スキー考Ⅰ

黒姫には
レルヒ大会というのがあります
今年は2/18
第53回大会です
53回というのもすごい数字でしょう(^^)
そう、日本に始めてスキーを伝えたという
テオドール・フォン・レルヒ少佐の名前が付いた大会です。
彼がスキーを伝えた明治44年に
信濃町の野尻湖でも
スキーを披露して地元の方に教えたそうです。
そして終戦の年になくなった彼の奥様にその後合意をいただいて
冠大会が始まったそうです。


そうスキーの歴史ってすごいですね。
それまで冬の森を・・
雪中行軍といっても移動する手段というのはなく
佐々成政の冬の立山越えが有名ですが・・
昔は草鞋で
移動するのがやっとだったようです
そして
冬の八甲田で陸軍が事故を起こしたばかりだったので
レルヒ少佐の伝えたスキーは驚きだったとのことです。

その画期的な
スキーの登場により
冬の森も山もスイスイ。
スキー操作も
当初は一本杖のシュテムファーレンとボーゲン。
それが
シュナイダー博士によって
2本ストックの高速で滑れるアールベルグスキー術が
その20年後に伝えられてから
日本もスキー熱が一般に広がっていったようです。
シュナイダー博士はなんでも
野沢の今のシュナイダーコースを直滑降して見せたらしい。

そして
各地にスキー場が出来始めた。
大正13年には39も既にスキー場があったということです。
リフトが始めてかかったのは昭和22年。
リフトも60年の歴史があるのですね
そして
レルヒ大会も始まり
スキーブームが忍び寄る(^^)

つづく


070115-082224.jpg

2007年1月11日

冬の香り・・2のつづき

雪も増えてきて
・・でも例年よりまだまだ少ないんですよ
(温暖化をつくづく感じ、まずいなと日々思っています)
やっと灌木や笹が寝て
森の中をどこでも歩けるようになってきました。
こうなると
私の季節。

あちらこちらへ
仕事の合間に30分時間が出来ると
出かけます。
何せうちの裏はもう森ですから・・一歩踏み出せば
日々違う世界が待っています。
山の神にはもう5回挨拶に行きました
本当に静かな
森の奧深くに
ひっそりといらっしゃいます
黒姫山を背負って。

そして
リスの足跡
ウサギとテンの夜中の争いが・・・そっか昨日の夜の騒々しさはこれか・・
という両方の足跡の交差
まっすぐなキツネの足跡
フラフラしているタヌキの足跡
熊は居ないし
蜂もいない
安全な森は・・私の絶好の遊び場であり
いろいろな意味での
トレーニング場(^^)


070111-111109.jpg
サルノコシカケならぬ雪の腰掛け・・

2007年1月 4日

冬の香り4

水のこと書きましたら・・
いろいろとメールいただきました。
水は深いです。
なんと言ってもヒトのからだの
約70%が水ですから・・
というより人間そのものが水ですから。

おっと・・
本の名前も間違っていました
「水は答えを知っている」でした
すみません


3年ほど前に
水をテーマに取ったときに
いろいろな意見をいただけました。
それを少しだけご披露したいと思います(^^)


・・文明を何度も滅亡させたのも水の力
・・水は鉱物、ミネラルだと思ってます
・・今では日本でも当たり前になりつつある「買って飲む」というコトも
  ただ「美味しくない」というだけでは無い気がします。
  やはり何気に皆、解ってるのでは。
・・会社に居た時、水を研究してる人、居ました。
  その人曰く、一番落ちる洗剤は水だそうです
・・ニコルさんの言葉をもうひとつご紹介します。
      「蛇口をひねると、森が出る」
・・もう、黒姫は深い雪に包まれようとしてるのでしょう。
  しばし、すべての夢が雪に覆われるのかと思うと、
  ここから見ると、月よりも遠く感じます。
・・昭和11年5月、柏原に一茶翁の墓参りをした「漂白の俳人」種田山頭火は、
  「水飲み俳人」と言われるほど水に因んだ句を多く残した。
  例えば、柏原の前に立ち寄った信濃の地で、
  「風かをる 信濃の国の 水のよろしさ」
  と詠んでいる。
・・何年か前の話ですが、何でも石川県の一部の地域は脳卒中の発生率がダントツであると。
  大学が調査してみたら地域のかなりの世帯が地下水源を上水道としていた。
  その水のサンプルを観察したら水自体に汚染はないけど単位量あたりの塩分の溶ける量が普通水の
  1.5~1.8倍だったと。
  皆これに騙されてしょっぱさの調整ができなくて高血圧気味の集落でした。
  と言う報告らしい。
 

・・・・・・・・・・・
水って。
   
PIC00295.jpg

2007年1月 1日

冬の香り・・3

今朝はマイナス9度
車の窓を思わず
バシャッ。

mado.jpg

きれいだったぁ。
水の結晶
雪の結晶
天然のものはとってもきれい・・
「水は全てを知っている」
という本があります。
とってもおもしろい本です
いろいろ意見は分かれるようですが
確かに水によって
結晶って違います。
山の奥の水の結晶は本当にきれい
それは
ビックリするほど!

自分でいつも飲んでいる水を
一度凍らして
解けてきた頃に見ると
面白いんですよ

profile

森に住む・森で過ごす 信州・信濃町から森林メディカルトレーナーがお届けする森の時間・森の持つ力、田舎・雪国のすごさ・・

お知らせ

若い頃、私が広告代理店で担当していた
小林製薬さんからの新しい試み、
森の香りの商品のホームページ
に私が登場しています。

一度覗いてみてくださいませ(^^)


2009年12月

S M T W T F S
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

カテゴリー

最近のエントリー

最近のトラックバック