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森のバイオマスで資源循環型のまちづくり!

バイオマスって何だ!? どうやって使うの? 毎日の日記から森のバイオマスを伝えます

2007年9月25日

のんき工房

私達が日頃からお世話になっている人で,
”のんきさん”という方がいらっしゃいます。
庄原に移り住んで,のんき工房をオープン(?)されて10年。
素敵な木工作品を作り続けていらっしゃいます。

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のんきさんの暮らし方・考え方は非常に勉強になります。
暮らし方はまさに”スローライフ”。
地域の助け合いの中で暮らしているのでモノを買うこともほとんどないそうです。

のんき工房へ伺うたびに感じるのは,
”スローライフ”という言葉が象徴するとおり,
言葉ばかりが先行し,実が伴わないことが多々あるのでは・・・
ということです。
のんきさんは
「自分にとって心地よい生活をしているだけ。言葉や理論が先ではない。」
とおっしゃっいます。
いわゆる普及啓発も,理論に暮らしをあわせようとしてはいけない。
どのような暮らし方があるか,ということこそ大事なのだと。

のんきさんとは,自然と暮らしのつながりを楽しめるような
森をつくっていこうと企画中です。
私自身は,庄原にしかないオリジナリティのある森づくり
ができたらなぁと思っています。
(村松)

2007年9月12日

粉炭の可能性

粉炭製造販売の山本粉炭工業(島根県益田市,山本明男社長)の工場を見学しました。

山本粉炭工業URL
http://antenacafe.com/yamasen/index.php

大きな炭窯が二つ!
コピー-〜-IMG_0600.gif
この窯にチップが投入され,高品質の炭が出来上がってました。
独自の手法によって,ほとんど灰がでないとのことです。

山本社長は,品質が高ければ高いほど,需要先が広がるとおっしゃってました。
石炭火力発電用の補助燃料や土壌改良用,
またシックハウス対策や湿気対策にも需要があるとのことです。

森林資源を生かすことで山の荒廃を食い止めようとはじめられた粉炭製造。
地元住民や自治体とのコンセンサスを得ながら行われている経営と高い技術に,
バイオマス産業の未来を見たように感じました。
(村松)

2007年9月 5日

森のバイオマス研究会との出会い

はじめまして!
このブログを徳岡から引き継ぎます村松と申します。
皆さん,どうぞよろしくお願いします!

私は,庄原の大学で人工知能や制御理論のような研究をしてました。
当然その対象にならない森林保全やバイオマスには全く無縁の生活をしてきました。
大学へ行って,バイトへ行って,家にこもる・・・
それを順繰りしていく生活の中で自分が受け取った情報は,
環境問題が深刻で,世の中に環境NGO・NPOといったものがある。
そして誰かがそういった活動をしている・・・その程度のものでした。

その分,4年前の森のバイオマス研究会との出会いは衝撃的でした。
”バイオマス”という新しい概念。
また,NPOという形態をとりバイオマスで魅力的な町にしようという活動であり,
実際に環境保全活動を推進している。
そして,このような試みが自分の住む町で行われているということには
世間知らず小僧にとってひっくり返るような事実でした。

そして,いつかは研究会に,この新しい試みに関わりたいと思っていたのですが,
突然願いが叶い,1年半前に事務局として働くチャンスを頂くことになりました。

未熟者の私ですが,
ここで皆さんと交流することができれば,望外の喜びです。
今後ともどうぞよろしくお願いします。
(村松)

profile

森のバイオマスで資源循環型のまちづくり! 地元広島県北部庄原市で活動するNPO法人森のバイオマス研究会の事務局員。

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