粉炭の可能性
粉炭製造販売の山本粉炭工業（島根県益田市，山本明男社長）の工場を見学しました。
山本粉炭工業ＵＲＬ
http://antenacafe.com/yamasen/index.php
大きな炭窯が二つ！
この窯にチップが投入され，高品質の炭が出来上がってました。
独自の手法によって，ほとんど灰がでないとのことです。
山本社長は，品質が高ければ高いほど，需要先が広がるとおっしゃってました。
石炭火力発電用の補助燃料や土壌改良用，
またシックハウス対策や湿気対策にも需要があるとのことです。
森林資源を生かすことで山の荒廃を食い止めようとはじめられた粉炭製造。
地元住民や自治体とのコンセンサスを得ながら行われている経営と高い技術に，
バイオマス産業の未来を見たように感じました。
（村松）
地元広島県北部庄原市で活動するＮＰＯ法人森のバイオマス研究会の事務局員。
コメント
Posted by: 山村起業 [ 2007年9月13日 10:08 ]
村松様 山村起業編集部です。
粉炭が黒く敷き詰められたように見える、
場所自体が
「この窯」
ですか！？
見学先のサイトを拝見すると
相当画期的な炭化平炉のようですね。
技術研究カリキュラムの受講料からも、
その意気込みが伝わってきました。