• 山村型起業解説
  • 事業アイディア
  • インタビュー「先人に学ぶ」
  • 農山村の背景情報
  • お役立ち情報・技術
 

トップページ > インタビュー「先人に学ぶ」 > 川村純史さん

インタビュー「先人に学ぶ」

クラフト工房経営工房経営をどうチェックし、経営感覚をどう磨くか

川村純史さん協同組合木星会 代表理事(高知県大川村)

<工房の企業形態を考える>
経理と製作の拮抗関係が重要

 さらに重要な点は、経理とデザイン、製作部門が拮抗関係にあるということです。
 例えば、木星会の場合、私がデザイン優先で商品を企画すると、経理担当の家内が、それでは採算が合わないとか、材料の調達が難しいとか、製作部門に負担が大きいとか、いろいろな意味で企画を見直してくれます。価格を設定する場合など、特にそうです。
 デザイナーは、できるだけよい製品を作ってお客さんに満足してもらいたい。経理担当者は、できるだけ売れる物を作ってもらいたい。この二つがバランスよく拮抗関係を続けられることが、経営のポイントであると考えます。

▲pagetop