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インタビュー「先人に学ぶ」

クラフト工房経営工房経営をどうチェックし、経営感覚をどう磨くか

川村純史さん協同組合木星会 代表理事(高知県大川村)

<工房の企業形態を考える>
公的補助の受け皿に

 さらに、協同組合形式のメリットとしては公的補助が受けられる点が挙げられます。私どもも導入しました林業構造改善事業(以下林構事業)はそのよい例でしょう。
 また、「大川村10年計画資料」などで地域産業として紹介されるのも、協同組合だからです。株式会社では、こうした公的メディアに名前が直接載ることはありません。
 地域では、協同組合形態は最良の選択だと思います。私どもは、半公共的な立場で仕事をしています。なぜなら、地域の人々みんなの協力があって成り立っているからです。
 木星会の場合、材料は森林組合や林家から購入しております。それがなければ事業は成り立ちません。
 そもそも、木星会の設立当時は、全国的な村おこしブームにありました。宣伝効果を考え、地域おこしと関連させる意味からも、協同組合で「大川村の木星会」となった方が得策と判断できる時期でもありました。

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