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そまびとたちの奮闘記

NPO法人信州そまびとクラブ。
山仕事をしながら、
林業のこれからの姿を提起します。

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ささやかな抵抗

商売道具の自転車がパンクしました。新車はホームセンターで13000円、買ってしまおうかとも思いましたが、自転車のあまりの安さに納得できず、自力でチューブを交換することにしました。


 村を囲むシカ避けの柵が、電気から鉄柵(ワイヤーメッシュ)に変更されていることは、以前もお伝えしました。そんな中、最後に残っている電気柵の点検と修理を、今年もやらせてもらうことになりました。
 ひとルートで数キロにもなる点検なので、ひとりしか居ない要林産では、まず終点に自転車をデポし、軽トラでスタート地点に戻って、山の中を柵に沿って歩き、最後に自転車で軽トラまで戻る、というだんどりで作業を行います。


 自転車がないと現場が止まります。あわてて一番近いホームセンターで確認したところ、パンク修理は週に一回。しかも長期預かりになる可能性があるとのこと。しかたなく新車を買おうかとウロウロしていると、290円のタイヤチューブが目に入りました。
 生まれてはじめてのチューブ交換。後輪だったので手間取り、2時間半かかりました。
 チューブ交換の手間を考えたら、買った方が安い...。なんて、どこか間違っていると思います。

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コメント

Posted by: だん   [ 2010年8月 4日 23:31 ]

パッチを貼るより、チューブを換えた方が安いんですね…
という意地悪は置いといて、先日は久々にお会いできて楽しかったです。

子供のころはよく町の自転車屋さんで修理してもらったものですが、考えてみたら今の我が家から子供が自力で安全に到達できる店が思い当たりません。
しかし、家の前の道が延々と10%勾配なので自転車自体が実用的ではありませんね。

Posted by: 飛魔人   [ 2010年8月 4日 23:31 ]

こんばんは

このタイプのママチャリは、チューブ交換するより、パンク修理(パッチ貼り)の方が簡単ですよ。
で、チューブ交換ならチャリを倒立させた方が、車体が安定する(サドルとハンドルで三点支持状態)ので作業も楽です。

ところで集落内に一人kらいは、チャリのパンク修理くらい、朝飯前でこなせる人材はいるのではないですか?

Posted by: somakudo   [ 2010年8月 5日 07:34 ]

高校生の時に仲間と自転車で800kmほどの旅に出たことがあるのですが、
その時は始終パンク修理でしたね。
昔の自転車はボディに空気入れが装備されていましたしね。
その時の技がその後の新聞屋時代のバイクのパンク修理にも役立ちました。

さて、ホームセンター等で売っている安価な自転車ですが、私もいつも”安さで勝負!”してしまうのでいけませんが、
長く乗る気ならばやめた方がいいですね。
チェーンソーと同じです。
安価な自転車とそうでない自転車の最大の違いは、
タイヤにあるそうです。
安価なヤツはすぐに空気が漏れる!
これ本当です。私は日々後悔しています。
頑張って10万円代のヤツでも買ってください。

Posted by: かなめ   [ 2010年8月 5日 08:03 ]

だんさん
 先日は楽しいお話や最新情報をありがとうございます。
 今回のパンク、段差のところでドカンとなった瞬間にタイヤがぺちゃんこになったので、チューブを見ずに、どこかが裂けたのだろうなと決め付けていました。ところがあけてビックリで、そういう目視ですぐにわかるような傷はありません。「ではパッチを」と思ったとき、パッチの在庫がないことが判明しました。適当なゴムにエポキシ接着剤、という手も考えましたが、すでにチューブも買ってしまってあったので、じたばたせずに交換した(その方がじたばたする?)、というストーリーです。
 チューブを買った際に、パッチとのりも入手しておけばよかった。
 子どもが安全に到達できる自転車やさん、以前ならばどこの町にもあったんですがねぇ。淋しいことです。

Posted by: かなめ   [ 2010年8月 5日 08:10 ]

飛魔人さん
 お察しのとおり、実は村にある修理工場で、以前自転車のパンク修理をお願いしたことがあります。ところが、以前から面識のあるご主人は、修理代金のことをうかがうと「いらない」と言うではありませんか。そういうわけにもいかないので、千円だか二千円を受け取ってもらったのですが、その時、どうもこの種の修理があまり歓迎されていないということを感じました(ずっと以前は、自転車も扱っていたようなのですが、すでにこうした工賃の単価がない?)。その経験から、今回自力で修理することにしました。
 チューブ交換のコツを教えてくださり、ありがとうございます。次回は”倒立方式”でもう少し手際よく作業できるようになると思います。

Posted by: かなめ   [ 2010年8月 5日 08:18 ]

somakudoさん
 おぉ、身近なところにチャリ属が居たのですね、somakudoさんの青春旅行のことを忘れていました。次回はsomakudoサイクルさんにお願いします(冗談です)。
 おっしゃるとおり、チェーンソーはチェーンソー屋で、自転車は自転車屋で、が原則ですよね。それにしても10万円ですか。考えてみると、子どもの頃、自転車はそのぐらいの値打ちがありましたものね。

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そまびとたちの奮闘記 「そまびと」とは「きこり」のこと。現代のそまびと=技能職員たちが起業し、模索しはじめました。

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