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そまびとたちの奮闘記

NPO法人信州そまびとクラブ。
山仕事をしながら、
林業のこれからの姿を提起します。

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山小屋泊まり

日本百名山という随筆があります。文筆家深田久弥氏が、本人の定めた基準に基づいて選んだ百座について記したもので、山歩きをする人たちの中には、この百座に登ることをライフワークとしている人も少なくないようです。そしてその中のふたつ、甲武信ヶ岳(こぶしがたけ)と金峰山(きんぷさん)への登山口がある関係で、近年、この百名山に関連した登山ツアーのお客さんが、たくさん村に来てくれるようになりました。

 

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 石川県と富山県から見えたお客さんを、甲武信(山梨、埼玉、長野の三県にまたがるので、この名があります)の小屋一泊で案内してきました。私にとっては何十年ぶりの山小屋泊まりで、実に印象的な二日間をすごさせてもらいました。下界ではお世話になることのなくなってしまったランプの灯を見つめていると、なんとも言葉にはならない、たくさんの思いが胸をよぎっていきます。


091016kobusi1.jpg

 はるばるやってきた皆さんを、山は裏切りませんでした。
 天気の良い日が続いたので、足元が乾いていて歩き易く、苔に覆われた樹林帯の縦走が気に入ってもらえたようです。
 雄大な自然・小屋の魅力・歴史。14年前から思っているのですが、この地域資源の素晴らしさを、なんとか一人でも多くの地元の人にわかってもらいたいのです。

コメント

Posted by: こーりきー   [ 2009年10月19日 11:04 ]

甲武信岳
良い山ですよねぇ
千曲川の源流の最初の一滴も見られるし。・・・その時に撮った写真・・いまでも講演で必ず使っています。
水の大切さ・・のね。。
あの川の水で入れたコーヒーは抜群だった。
その時は台風の中・・走って登って日帰りでしたが
一度小屋にも泊まってみますね・・・今度。。

Posted by: かなめ   [ 2009年10月20日 22:46 ]

 甲武信の魅力をご存知のこーりきーさんのコメント、とても嬉しいです。
 日本一の大河(と言っても、地球規模で見ると小川ほどの距離なのでしょうが)の最初の一滴を感じに、いつも登山者の絶えない、たいへん人気のあるルートです。
 先日、別のツアーのお客様から聞いたのですが、小屋のカレーが評判で、わざわざ味わうために登る人がいるとか…。小屋泊まりの際には、ごいっしょできるといいですね。

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そまびとたちの奮闘記 「そまびと」とは「きこり」のこと。現代のそまびと=技能職員たちが起業し、模索しはじめました。

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