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そまびとたちの奮闘記

NPO法人信州そまびとクラブ。
山仕事をしながら、
林業のこれからの姿を提起します。

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再びアカシア

090413akiyama1.jpg

今回は畑の作物の障害となるニセアカシアの伐採を依頼されました。技術的には難しい木ではないのですが、作業する場所の足場が悪く、木もけっこう太くなっているため油断はできません。後で木を利用するため、崖の下へ落とさないように左の奥に見える発注者のトラクタで引っ張りながらの作業です。

090413akiyama2.jpg

施業後はこのようになりました。下の画像も同じく施業前と施業後の様子です。

090413akiyama3.jpg

 

 

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倒した木は後日、ストーブの薪になるそうです。ニセアカシアの薪は火持ちが良く、高級品の部類に入ります。

コメント

Posted by: 信州佐久アグリフォレスト   [ 2009年4月21日 17:07 ]

スポーツクラブでマシーントレーニングと泳いで帰ったときには雨が降り出し、午後の仕事は中止。ニセアカシア退治にはコメントがないので皆さん関心がないようですね。

ニセアカシアの薪が高級品とか?どこでの話ですか?私のように森林整備をしている者や個人で山を持っている人は使わないことが多いのですが・・・

リンゴの木の場合は農薬の匂いがあるので私も含めて薪ストーブを使う人はまず使用しません。ニセアカシアは匂いが強いのでやはり使用は避けます。しかし、良く乾燥させ、樹皮を除けば匂いは気にならなくなります。ケヤキは死体を焼く匂いがするという薪ストーブ販売者がいましたが十分乾燥させれば匂いは耐えられる程度になります。

ニセアカシアの薪の良いところは小わりにし易いことです。アメリカなどで売られているクリスマスプレゼントの焚きつけ用の薪には最適です。薪を扱っている人にこうした話をしても信州ではのってきませんが・・・・・

スプリッターが無くても鉈で簡単に小わりに出来ます。お試しください。

ニセアカシア根絶の農薬について、前にも書いたことがあると思うのですが、農耕地用(非農耕地用は他の植物への影響を考え避ける)のグリホサート系の葉面散布材(ラウンドアップなど)で萌芽の葉が開いたら葉面散布すると効果がありました。切り株でも効果はありますが、最近の除草剤の多くは葉面散布で根まで枯らすのが主流です。台湾からの輸入物がカインズホームで安く売られています。

Posted by: かなめ   [ 2009年4月22日 06:59 ]

 いつも詳細なコメントをありがとうございます。たしかに人々のアカシアへの
反応は私が創造していたほどではないので不思議です。
 薪が高級品であることは、複数の薪ストーブユーザーの感想です。私自身、
自宅は薪ではありませんが、現場でその火持ちの良さを何度も体感して
います。ただ、匂いについてはたしかに賛否両論ですね。まぁ、これは好み
と個人個人の鼻の感度や許容範囲の違いということで、要注意ということに
しておいてください。
 駆除のための薬に関しては、今勉強中の本、文一総合出版の「ニセアカシア
の生態学」に詳しく書かれており、一読をおすすめします。
http://spn07354.co.hontsuna.com/article/2183648.html
 

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そまびとたちの奮闘記 「そまびと」とは「きこり」のこと。現代のそまびと=技能職員たちが起業し、模索しはじめました。

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