小さな冒険者たち

村の小学生との自然観察。今回はあえていろいろと考えておくことはやめて、みんなと一緒に楽しむことに集中してみました。こう言うとなんだか手抜きのようですが、カラマツのことだけは忘れずにPRしておきました。
 観察の対象探しには苦労しないうえに、子どもたちは次から次へと新発見をしてくれるので、こちらはせっせとそれを追いかけて、考える手助けをする。正直なところ支離滅裂になりそうでしたが、すごい助けが入りました。それがご覧の"セミのぬけがら"です。
 こういうものがひとつあると、みんなの集中力が一点に集まります。誰かが、ぬけがらの中にハサミムシが暮らしていることを発見してくれました。
 二日間の楽しいキャンプの中で、今日の観察がどんな思い出になったのか。10年くらいしたら、成人式の日にでも聞かせてもらうつもりです。
「そまびと」とは「きこり」のこと。現代のそまびと=技能職員たちが起業し、模索しはじめました。