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まいど「森林楽校・森んこ」です。

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保育園の年長さんたちと火を見つめる。

夏の夜。
地元の保育園のお楽しみ保育がありました。

この日は、年長さんたちが、夜の8時過ぎまで、
保育園に残り、みんなで夕食を食べて
夜の保育園を楽しみます。

毎年、先生たちが工夫を凝らして、
夏の夜を楽しみます。
キャンプファイヤーがメインの年が
多いとのことでしたが、
今年は、ちょっと変わったことをしたいなあって
思われて、私に声をかけたいただきました。

さて何をしよう。
やっぱり夜だし、火遊びやね。

で、考えたのが「いろんな火をみつめよう」でした。

ろうそくの火をじっと見たり、
ろうそくの火を消さないで歩いてみたり、
マッチやライターの火をみたりです。

メインは、小さな焚き火。
4人一組になって、小さな焚き火をします。

薪をくんで、その燃える火をじっくりと
見つめるというだけの体験ですが、
きっと、子どもたちにとっては、初めての体験だったと
思います。

一組ずつ先生がついて、火を管理します。
はじめは、新聞紙に火をつけます。
徐々に薪に火がついて煙が出ます。
煙たい。煙たい。
少しずつ火が大きくなってきます。

パチパチと言う音も聞こえます。
薪がどんどん燃え始めます。
ふーと息を吹くかけると
火がぼっと大きくなります。

そのうちに、薪が一本一本と
燃え尽きて、炭になって行きます。
火が消えたように見えるけど、
ふーと息を吹きかけると、ボッと火がおこります。

子どもたちは、火の姿や色が変わる様子を
驚いたり、楽しんだり、ワーワーと歓声をあげながら
見ています。

燃え尽きた薪は真っ黒になり、
オレンジ色にきらきら輝きます。
きれい。すごい。
子どもたちも、先生方も大喜びです。

約20分間は、あっと言う間に過ぎてしまいました。
火をつけたときは、薄暗かった夏夜も、
さすがに、8時前には、真っ暗。

最後にもう一度、火の扱いの注意をしっかり約束して、おしまい。

暗闇の火に子どもたちは、どんなことを感じたでしょうか。
服にしみこんだ焚き火の臭いとともに、何かが彼らの
心の中にしみついてくれたことを、願います。

コメント

Posted by: こーりきー   [ 2009年7月24日 09:09 ]

すばらしい体験ですね。。
保育園児にとって
ふかーーく
刻まれた一瞬の記憶となるでしょう(^^)

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profile

まいど「森林楽校・森んこ」です。 平成9年、大阪から名田庄村にIターンして、森林組合に就職。
「NPO法人 森林楽校・森んこ」の代表です。

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