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そまびとたちの奮闘記

NPO法人信州そまびとクラブ。
山仕事をしながら、
林業のこれからの姿を提起します。

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はじめまして

 はじめまして。信州そまびとクラブの杉山要と申します。


 12年前に、乳飲み子と4歳の娘、そして危険な仕事に不安を抱く妻を道連れに、長野県の川上村というところに「きこり」をするためにIターンしました。気がつけば、当時の乳飲み子も小学校6年生。アッという間のできごとだったように思います。


 職場の仲間と出会ったのは平成12年11月。当時、異なる森林組合の技能職員だった者どうしが集まり、情報交換や活動を行ううちに、独立開業の必要性を感じるようになり、それぞれが山で身につけた技能と、それ以前の経験なども活かしながら、これからの林業や、市民と森の関り方を提案すべく、平成15年1月にNPO法人としてスタートし、現在に至っています。


 4名の専従職員と、数名のボランティアを中心にして、民有林での造林作業(下刈、間伐)、間伐材の搬出と販売、市や県が発注する保育事業や治山事業などで得られた収益を基に、未だ収益には結びつきにくい、森林を利用する様々な事業に参加したり、企画・実行したりしています。


 日頃活動している地域は、長野県の東信地域と呼ばれる市町村で、国内で一般的なスギやヒノキの造林地ではなく、ほとんどの山にカラマツが植えられていることが特徴です。事務所のある佐久市一帯は、近年、新幹線の開通に始まった大規模店の出店による、さまざまな問題を抱えています。また、私の暮している村は、レタスの産地としてご存知の方も多いのではないでしょうか。


 林業で起業してからの紆余曲折や、日々の思い、メンバーと地域の関わりなどを、回想と生中継の形式でお伝えしてゆきたいと思います。



チェンソーミルという簡易製材機で板を作っている、そまびとクラブ理事長の工藤孝市

コメント

Posted by: 編集部   [ 2006年5月15日 20:54 ]

「山村起業」編集部です。投稿ありがとうございました。

 「きこり」を選択し、
 森林で市民と関わり、
 Iターン者として、
 起業者として、、、感じる様々な日々の思い、提案を楽しみにしています。
また、お父さん!としてのお話も期待しています。

Posted by: た~   [ 2006年5月16日 23:36 ]

杉山様、初めまして、広島の「きこり」(いや、ここでは「そまびと」か?)た~と申します。
これからも宜しくお願いします。

この写真は、グランバーグのログミルですよね?
一度試してみたいと思ってたのですが、使い勝手はどうですか?
チェンは専用の奴ですか?

なんだか、楽しそうだ(*^O^*)

Posted by: かなめ   [ 2006年5月17日 05:26 ]

た~様、コメントをありがとうございます。そまびとの杉山あらため、かなめでございます(ハンドルが必要と言われ、名字を名前に変えただけです)。
 
 ログミルは、おっしゃるとおり、楽しいものではありますが、単に「楽しむものだなぁ」というのが正直な印象です。当初は、これで現場で仮製材し、林内に積んで、天然乾燥をしてみたいと考えましたが、まだチェンソーも大型のものを使っていないし、ソーも専用ではないので、とりあえず板を何枚か作ってみただけでストップしています(いずれ専用のものを揃えることができたら、レポートしたいと思っています)。


 そのときに挽いた板で、鳥の巣箱キット(板に墨入れしただけです)を作り、イベントの時に製作体験として使いました。その他には、別荘の支障木を伐ったときなどに、記念に、そこの住人に板を挽いてプレゼントする、というのを考えています。


 た~さんのサイトの葉枯らし実験を拝見しました。すごい情熱ですね。材木で食っていらっしゃる姿勢に「これぞほんものの林業者」と、ただ脱帽しております。

 これからも、どうぞよろしくお願いいたします。

Posted by: かなめ   [ 2006年5月17日 05:33 ]

 「山村起業」編集部さま。 返信が遅くなり、すみません。

 このたびは、良い機会をいただき、ほんとうにありがとうございます。ブログのことは、さっぱりわかりませんので、いろいろと迷惑をおかけすると思いますが、どうぞ気長によろしくお願いいたします。

 山のことももちろんですが、近頃は特に「地域」ということを、あれこれ考える日々が続いています。うまく表現できるかどうか自信はありませんが、何かの参考になるように、せっせとお伝えしたいと思います。

Posted by: こーりきー   [ 2006年5月17日 22:16 ]

杉山様・・川上村ですか。同じ信濃ですね。去年甲武信岳へ行ったときに通らせていただきました。私たちのイメージからするとレタスや白菜で有名な町ですが、大きい家が多いのと、トラクターなどがばかでかいのには本当にビックリしました(^^)北信の端と東進の端ですがよろしくお願いいたします。

Posted by: かなめ   [ 2006年5月18日 20:03 ]

 こーりきーさま。コメントをありがとうございます。はじめまして(だと思いますが…)。同じ信濃どうし、どうぞよろしくお願いいたします。

 
 信濃町のみなさんの、森林療法に関する取り組みには感心しております。何よりも、官主導でなく、みなさんの気持ちから立ち上がっていると聞いていますので、その点がすばらしいなと思っています。


 以前、飯山市さんの取り組みを視察させていただいた際、その世界の新たな可能性を強く感じました。皆さんが熱心なので驚きます。その足元にも及びませんが、私たちも、森に関わる者の仕事のひとつと捉え、森の大切さの紹介という意味も含めて、癒し効果のPRをしたいと考えています。

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そまびとたちの奮闘記 「そまびと」とは「きこり」のこと。現代のそまびと=技能職員たちが起業し、模索しはじめました。

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要林産のホームページ somabito.jp をどんなものにしようか、現在思案中です。なにか良い案があったら、ぜひコメントに書き込んでください

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