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山をつくる

山主さんはお客様。
地域の人たちと一緒に「山」を守っていきます。

2007年1月26日

作業道 ルート設定

今日は上司と一緒に作業道のルートの設定に行ってきました。
ルートを設定するためには、
山の地形を読み解き、
作業の安全性を確保し、
費用対効果が最大となり、
将来にわたって山を管理していける、
そして、山主に喜んで頂けることを考えて設定をしていきます。
今日の現場は・・・・・

もともとあった作業道からの支線でした。
事前に自分でルートを考えていたのですが、入り口で早速、
「作業道は自然をお手本に、川が支流から本流に流れるように、木が枝をはっていくように作れ!」
と指摘をされました。
それは、もとの作業道から支線への進入ルートが不自然で、
そのまま作ると搬出作業がしにくい、という指摘でした。
その他にも様々なルート設定のミスがあり、
自然をよく観察し、自然に沿った道を作る、と同時に、費用対効果をあげていく
ということが大切なのだと痛感しました。
今日は(も?)自分の能力不足を実感し、失敗から勉強できるとはいえ、
大反省の一日でした。

2007年1月23日

森林だより

 組合では年に4回、季刊の「森林(もり)だより」を組合員さんに向けてつくっています。
 
 私は昨年から、この冊子の編集者としてみんなの記事をまとめています。
 
 この「森林だより」の主な内容は、

 
 現在の林業がどうなっているのか、

そしてその中で日吉町森林組合がどう動いていくのか、といったことから、

新しい作業のやり方や、今後の計画などをわかりやすく書いてあります。

また、季節ごとの行事や、店舗の「森の道具屋」からセールのお知らせ、

気になった新聞記事をコラムにして書いたりと、読み物としても

楽しく読めるようにしています。

 私は、この「森林だより」の大きな目的のひとつは、

組合員さんと信頼関係を築くためのコミュニケーションだと思っています。
 
 現在の日吉のやり方は、山林の所有者に施業を提案して、

個々の所有者を組合でとりまとめ、施業を行います。

そのとりまとめで大切なのが信頼関係だと思います。

信頼関係が築かれているからこそ、取りまとめがスムーズにでき、

皆さんの山を低コストで整備することができるのです。

この「森林だより」で、今、組合がどういった思いで運営をしているのかを組合員さんに知って頂き、

信頼関係を築く手助けとなるのではないかと思っています。

 そして、読む価値のあるものを!と思いながら、

冷や汗をかきながら私も下手な文章を書かせて貰っています。

P1040428.JPG

 

2007年1月 9日

あけましておめでとうございます


遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。

今年もご贔屓のほど、よろしくお願い申し上げます。

さて、日吉町森林組合は今日が仕事初めでした。


今年は、昨年末の休みを、年明けにもってくるような形で、

本日までお休みという長い正月休みとなりました。

休みボケしてる頭を切り替え、午後から、去年の末に終わった

木住長尾という現場につけた作業道の測量をしてきました。

これは、国や府の補助申請に必要な図面を作るためです。


作業の途中に何度か見には来てましたが、

作業が完了した現場は見違えるようにきれになりました。

特に作業道がつくと、山の様子は変わり、より身近に感じられます。

そして山に入りやすくなるので、これからの手入れも簡単になるはずです。

作業道はこれから山を守るために無くてはならない、

魔法の道だなー、と改めて思いました。


今年も作業道つくりと、間伐をすすめ、日吉の山を良くするぞ!

profile

京都の中央部、日吉町森林組合は『森林プラン』で山づくり。
山村に活力!
(現場職員&事務職員二人体制で更新)

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